2013年06月15日

北海道スプリントカップ♪

先日の13日。門別競馬場はいつになくたくさんのお客様で大盛り上がり。

それはなぜか~!

「だって、今年のダービージョッキー『ユタカ』が来てくれたんですもの!(祝)」

この日のメインレースである北海道スプリントカップには

セレスハントの福永祐一騎手、マルカバッケンの武豊騎手、サマーウインドの岩田康誠騎手、ティアップワイルドの石橋修騎手と、

中央競馬で大活躍のジョッキーが参戦!どうりで、門別競馬場の体感気温も上がるはずです!

コッソーリ、世界のユタカを激写!今日ばかりはお馬さんより騎手!みたいなテンションをどうにも抑えきれませんw

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ユタカは、私と同じ年とは思えない若々しさ。いつも何を食べているのでしょうか。若手のジョッキーたちと、にこやかに談笑しています。憧れのトップジョッキーを目の前に、透き通るような笑い声が聞こえてきます。「いつかは僕たちも…」。そんなキラキラした夢のひとつひとつに、ユタカは丁寧に答えているようでした。

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そして福永騎手。コオロギのような特徴のある声で周囲に存在感を示します。騎乗する愛馬のセレスハントは3番人気。余裕のほほえみでしょうか。この時、最大至近距離1m!緊張して、へなちょこデジカメもびっくり。おもいっきりブレてしまいましたo┐ペコリ

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そしてパドック。私のデジカメは、こんな一大事にどうしようもなくブレまくります。岩田騎手騎乗のサマーウインド。4番人気でした。

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「とま~~~れ~~~~!」 やだ~、行かないで~~wずっと傍に居て~~w

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美しい門別競馬場の内部は、熱気でムンムンしていました。いつになく酸素の薄さを感じ、涼しい夜風が待っているスタンドへ。

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いつも余裕で空いてる「マイラチ」も、今夜ばかりは満席!

デジカメが完全にアウツになってしまったので…というか、「競馬はこの肉眼で!」がモットーの私には、観戦しながらレースの写真を撮るのは無理。競馬を応援するために与えられたような、生まれつきよく通る大きな声の出番ですw

ここからは私のへなちょこ実況で同レースをお楽しみください。

好スタートだったのは10番サマーウインド。ハナを主張し、ぐんぐん加速します。門別競馬場名物「逃げるが勝ち!」の特殊馬場。何がなんでも先行しなくてはなりません。いい感じに湿り気をおびた門別の砂は、速いラップを刻んでコーナーにさしかかります。4コーナーまでサマーウインドが先行して2番手にティアップワイルド、外に持ち出した3番手にマルカバッケンがレースを引っ張ります。最後の直線は、大外から1頭だけ次元の違う脚を観客に見せつけながら、セレスハントが猛追!1番人気のマルカバッケンに1馬身差をつけての勝利でした。

結果は、1着セレスハント(JRA)、2着マルカバッケン(JRA)、3着ティアップワイルド(JRA)と、中央参戦組の3役そろい踏み。ホッカイドウ競馬からは、4着のアウヤンテプイが最高着順。北の果てまで、長くて遠い輸送に耐え、しっかりと実力を発揮できる中央競馬の馬たちはさすがですね!

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昨年に引き続きの連覇とあって、余裕の記念撮影。おめめ、キラーン!w

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セレスハントのぬくもりが残るゼッケンは、かわいらしく飾られたお花の上にふんわりと置かれました。おめでとう!セレスハント!来年もまた来てね!

ここ数年は、地方競馬の衰退が著しく、静かに幕を下ろした競馬場もある中、ホッカイドウ競馬は毎週元気に開催されています。しかし、そこには、馬産地である誇りを胸に「お客さんも来ないようなさみしい競馬場に馬を走らせてなるものか」という熱意と、地元のみなさんが手弁当で頑張るひたむきな努力、地場産のおいしいもので、馬券もお腹も幸せいっぱいになってほしいという裏方さんの活躍があってこそ。厩舎の奥様たちが、露天に立って売り子をする姿も見受けられます。地域密着型でアットホームなホッカイドウ競馬の原動力になっているようでした。この日も、日本でここだけしかできない『ジンギスカンをジュージュー焼きながら競馬観戦♪』コーナーは大盛況!世界一おいしい香りの漂う競馬場は門別だけですよ♪

地方競馬に中央の騎手さんたちが来てくれると、地元のファンは本当に嬉しくて心が弾みます。「おらがマチにトップジョッキーが来てくれた」。喜びの記憶が、「きっとまた来てくれる」につながって、明日へのチカラになっていくことでしょう。

JRA騎手の皆さんが、お相撲さんの地方巡業のように、地方競馬場でコンスタントにレースをしていただければ、たとえそれが一時的なものであっても、ないよりははるかにいいのであり、悲しいニュースばかりの地方競馬が途端に明るくなると思いますし、地方の騎手さん方にも、大きな存在感が上質の手土産になるのではないでしょうか。中央の騎手の皆さん、また門別に来てくださいね!心からお待ちしています!

Photo

競馬場は中京と名古屋と笠松にしか行ったことの無い私。北海道は馬産地もたくさんあり、いつかは行ってみたいです。門別はナイターがあるのですね。名古屋は交流戦のときはいろんな世代の人がおとづれるのですが、ふだんはおっさんが多いです。もっと盛り上がってくれるといいのですが、廃止のはなしも出ているみたいで、やっぱり経営的にむずかしいんでしょうかねー。

道営も札幌、門別、旭川と
開催してましたけど
今や門別だけになってしまいましたね。
特に旭川は、好きでした。
無料バスに乗って山を登って行った先にある
のどかな競馬場は他の競馬場では味わえない感じが好きでした。
これ以上地方競馬をなくさないようにファンが競馬場に足を運ぶしかないですね。
そこで中央のエリート馬に負けないような馬が現れて、倒していく。地方競馬の活性化にも繋がりますし。
道営なんてそんな馬がいつ現れてもおかしくないですし♪

カトパクさん>
馬産地に競馬場がなくなるのは、競馬そのものの衰退を意味してしまうので、地元の皆さんの意気込みがものすごく伝わります!ぜひ、門別にもお越しください!日本一、おいしくて楽しい競馬場ですよ!

しょうさん>門別から強い競走馬が育って、大井競馬場などに旅立っていますね。中央の騎手さんが来てくれると、競馬界の垣根が低くなり、とても素敵な相乗効果になると思います!

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