2013年08月28日

技能継承

 

P1030395

 

「火をみていると なんだか落ち着く」

 

心が穏やかになったり 一体感が生まれたり・・・不思議な力があるらしいですね

 

バーベキューの残り火や花火など・・・そんな楽しい夏も終わりの気配です

  (バーベキューも花火もしてないけど・・・)0o。(´-`)

P1030339 


熱気と扇風機と・・・花火が終わったあとのようなニオイに包まれた ココはまだまだ真夏sun

 

 
装蹄師になって4年目のかたの 蹄鉄を作る作業がみられるということで

装蹄師の武田さんの工房におじゃましました

Imag4306_2

前々回は 削蹄を勉強させていただきました

馬の蹄は 「第二の心臓」と呼ばれるくらい 大切な部分であるということ

 

P1030207

常に自由に動き回れる野生馬とは違い 

管理のもとで生きる馬たちは 装蹄師さんに定期的にケアしてもらわなければなりません

 

ケアしないで 伸びっ放しでいるとどうなるか―――――――――――

私たちの爪と同じように 下へと伸びて巻いていくそうです

でも 常にあの体重がかかっているため 外側にひらいて 割れたり 欠けたり・・・

正しく支えるべき部分でふんばれなくなり 

私たちでいえば つちふまずに力が入るような ヘンな立ち方になってしまい

(もちろん4本の脚にも負担がかかりますし) 全体のバランスがとれなくなってしまうそうです

 

蹄が悪ければ 血液循環も悪くなり・・・大きな内臓をかかえる草食動物は

内臓にまでもダメージを受けてしまうのだそうです

 

かたくて 頑丈そうにみえる蹄ですが・・・

私たちの爪と同じように 熱も感じるし 

蹄の裏側に関しては 指腹や足裏と同じように痛みも感じるデリケートな部分だということ

ちゃんと 先まで血の通った部分なのですね

P1030239

―――――と 前々回のおさらいをさせていただき

工房では――――――――

P1030335 

↑ 色々なサイズと素材の蹄鉄がズラリ!

P1030340 
↑ 「治療用の蹄鉄」も

微妙に反っていて 着地したときの衝撃をやわらかくしたもの

 

P1030336 


↑ この鉄の棒にしかみえないものが 装蹄師さんの腕によって あの芸術的なカタチになります

 

Imag4336
↑ 使用済みの蹄鉄をいただいて 作品にもしたことがあります

  箱型の額に レザーの台も作って アクセサリーを飾るケース風に仕上げました

 

Imag4335

 

 

 馬が付けてすり減ったあとと 付ける際に調整して削ったあとと・・・

きっと同じものはひとつもない・・・というところに魅力を感じます

 

 

P1030373

熱して たたいて ・・・を 何度も繰り返します

P1030399 

炉の中で 真っ赤になった鉄は 1200度 !

P1030397

 

「競走馬はみんな一流のアスリートにならなければならない」 と

昔から より強い馬を送り出すために 蹄を守り 早く走れるようにと考えられてきた蹄鉄

その技が 今もこうして受け継がれています

P1030381

 

健康に生きていくため―――

早く走るため―――

馬にとって大切な この両方を求められる仕事

そして

肉体的にはキツイ仕事だけれど 生き物相手だから奥深い・・・

ひとつのことをやるとしても 一頭一頭違うから 何通りものやり方があり 無限の可能性がある

 

 

 ―――――――と 匠のお言葉

ガツンと胸に響きました!

P1030411

重たい道具を巧みにあやつり 熱い鉄を打つ カッコイイ職人さんの手です

でも 

馬という生き物に触れ 命を守る仕事だからか どこか温かみのある手だとおもいませんか?

 

 

 

そんな 人と馬のありかたを学べる 装蹄師になるための試験は10月

ちょうど 昨日から願書の受付も始まっております!!

 

P1030375 

詳しくは 日本装削蹄協会HP をご覧ください

 

 

蹄鉄は人間でいうところの靴。
アスリート一人ひとり違うように蹄鉄も馬によって同じものがないですね。
足にフィットした靴を履けば負担も少なく結果も出せる。
馬も同じで職人の腕の見せ所ですね。
一芸に秀でた職人はどの世界でも光るものがあります。
絵の世界でもこれからの活躍を期待しています。

あのディープインパクトが「飛ぶ」ことができたのも、
彼の特殊な蹄に対応するべく、装蹄師さんの弛まぬ努力のおかげだ
という話はよく聞きますよね。
命を守ることにも繋がる仕事・・・感慨深いですねthink

馬蹄は幸運のしるし・・・ということで、競馬に出かけるときは
何かしら身に付けるようにしていますclover

同じものは一つもない。まさに職人技ですね。蹄鉄は一度出来たものを馬に合わせてみてまた調節するのですか?手間のかかる仕事ですね。でもしっくりきたときは達成感があるでしょうね。さゆりさんの箱の作品すてきですね!!かっこいい!これもまた一つしかない芸術品ですよね。happy01

■南関東 さま■

いつもコメントありがとうございますhappy01

馬に負担をかけないようにと、つねに馬のことを考えてお仕事されているのだなーと感じましたhappy01
職人魂のようなものを感じ、あらためて素敵なお仕事だな、とおもいました
shine

蹄鉄と言うとシンザン鉄を思い出すのは
年のせいですね。

蹄鉄は幸運を呼ぶそうで懸賞で当たったスペシャルウィークの蹄鉄を飾っていますscissors

ホースシューも素敵ですがさゆりさんの作品すごく気に入りましたlovely

■虚空 さま■

いつもコメントありがとうございますhappy01
ディープインパクトの蹄について書かれた本を読んだことがあります。
そして実際にみていても大変なお仕事だなーとおもいましたsweat01
馬蹄もラッキーアイテムですよね♪
私にとって馬のグッズはみんなラッキーアイテムなんで、馬モチーフのものをみるとつい欲しくなっちゃいますねhappy01

■カトパク さま■

いつもコメントありがとうございますhappy01
同じものがないって、なんだか特別で格好いいですよね♪
既成のものは、サイズを合わせて形も調整するそうですよ。

好きな馬の蹄鉄を手に入れられたら、こんなふうにその馬の顔を描いて、セットで飾れたらいいなーとおもい作ってみましたhappy01

■さゆりさんの絵が大好きなおばさん さま■

いつもコメントありがとうございますhappy01

懸賞で何かをひき当てることもスゴいことですが、スペシャルウィークとはまたスゴいですね♪蹄鉄だけを飾るのも素敵ですねnote
なんだか御利益ありそうですね!

文字通り“熱”のこもったレポ、
お疲れ様です^^
毎度のことですが、
競走馬に携わる人々の多様さ…
一頭の競走馬が競馬場で走るために、
表舞台には出ないたくさんの“プロ”の方々が、
裏方として存在している…
そういう方々にスポットライトを当てるレポは、
いつも見ていて清々しいです。

蹄鉄と言えば…
幸運のお守りとか魔除けとかにも使われるそうで、
アトリエの入口に埋め込んでおられたのは、
そんな意味もあったのですね^^

■太郎 さま■

いつもコメントありがとうございますhappy01
一頭の馬に様々なプロの方々が関わり、
私が勉強させてもらえた部分はほんの一部なんですけど、そのお仕事の素晴らしさが伝われば嬉しいですhappy01
蹄鉄に魔除けの効果まであったとは…知りませんでしたsmile

コメントを投稿する

絵文字を挿入

コメントは管理者が公開を承認するまで反映されませんのでご了承ください。

競馬女子部 コメント投稿規約

  • (1)コメント投稿は、ご利用者ご自身の責任において行われるものとします。ご利用者がコメント投稿した情報は、ご利用者自らがその内容について責任を負うものとします。
  • (2)公益社団法人日本軽種馬協会(以下「本協会」)はご利用者に対し、コメントの掲載内容(他のご利用者が提供する情報を含みます)についていかなる保証も負わないものとします。そのため、掲載コメントによりご利用者が被害を被ったとしても、本協会はご利用者に対して賠償する義務を一切持ちません。
  • (3)コメント投稿は、本協会が選別した上で本ブログに掲載されるものとし、必ずしも投稿のすべてが掲載されるわけではなく、また掲載されるまでにはお時間をいただきます。投稿内容の一部を本協会が編集・追記・削除した上で掲載される場合があります。
  • (4)コメント投稿が実際に掲載された場合でも、ご利用者に対する本協会からの謝礼等はございませんので予めご了承ください。

以上

飛渡さゆり

職種
画家

詳細を見る

最新の記事

記事一覧

注目のコンテンツ!

  • ニコニコチャンネル
  • JBIS-Searchフォトギャラリー
  •  名馬フォトギャラリー

携帯電話からも
ご覧になれます!