2014年09月30日

いつも元気なまめが入院

1週遅れましたが、まめの続き・・・

幼少時代の写真をいただきましたheart04

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可愛すぎて泣けてきますcrying

 

 

 

 

 

 

 

 

まめ3歳。季節の変わり目の初夏の陽気のある朝・・・・

 いつものように馬装しウォーキングマシーンに入れて、ウォームアップをさせていました。

 いつもなら跳ねながら歩いてるまめが、なんだか今日はおとなしい・・・

 かわいいなぁと思いながらも、しばらく観察していましたがdanger

 ん?今なんか歩様おかしかった・・・ちょっと抑えたな・・・(たとえば、裸足で屋外を歩いて、いきなり石ころ踏んだ時って 痛ぇ!! てなる感じかな)

なんでもなく歩いてる時と、抑えてる時があるような、波がある歩様でした。

初めは、単なる挫跖(ざせき)(硬い石を踏んだり、圧迫などで蹄が痛くなる)かなぁと思い、主任に報告しましたが・・・

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 ウォーキングマシーン内での歩様を見ていると、う~ん・・・なんか、普通の挫跖の歩様じゃない気がして、これは過去にも見たことある、蹄葉炎(ていようえん)の歩様に似ていると思いました。

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報告した際に、「蹄葉炎みたいな歩様でした。」と言ったら、

 

蹄葉炎なんかそうそうなるもんじゃないよと言われ、とりあえず挫跖という診断が下されたのでした。

 

歩様の異常に気付いたのが朝一番。

獣医、装蹄師を呼んで、歩様を見せる度にどんどん悪くなっていく歩様。。。

結局、これ挫跖じゃないかも。。。ということになってレントゲンを撮ることに。

この時点で、午前の仕事が終わるくらいだったと記憶しています。

レントゲン撮影が終わると、現像しに一旦獣医が戻り、帰って来るなり「蹄葉炎だ」と。

(この時ばかりは、内心「ホラだから言ったじゃん!」と思いました。)

幸いなことに、牧場はトレセンの目と鼻の先、馬運車でも5分ほどの距離でしたので、そのまま即入院できることになりました。

昼過ぎくらいだったでしょうか、トレセンの診療所の馬運車が、まめを迎えに来ました。

その時はすでに、まめは息荒く横たわっていて、立たせようにも立てないような状態になっていました。

全身汗だくになり、痛みに震えていました。

数人でなんとか叩き起こし、皆に支えられながら馬運車に乗せました。

お前も一緒に行け!

と言われ、私も診療所までついて行きました。

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 さまざまな治療が施され、とりあえずこれで様子を見ましょう。ということになり、まめと別れ帰りました。

 

半日で、立てなくなるほど進行するなんて・・・

 

 早期発見で早期治療ができたことが不幸中の幸いですねと。

トレセンから一番近い牧場にいたから間に合ったのかもしれません。

 

 もしも、遠い牧場で獣医や装蹄師の到着が遅れていたら、どうなっていたかわかりません。

 「蹄葉炎」、馬の医学書で詳しく調べても、説明が長すぎて難しいので、「最悪命を落とす、馬にとって怖い病気」とでも覚えてください。

  

 

 まめは闘病生活を乗り越え、奇跡の復活を遂げますshine

 リハビリ中の話はまた今度paper

 

春菜さんおはようございます。
マメくんの幼少期の画像スゴく可愛い
ですね(≧∇≦*)

蹄葉炎こわい病気名ですね、立てない
程の痛み…マメくんかなり痛かったで
しょうね。
春菜さんがマメくんの様子に気付いて
くれた事で早期発見・治療に繋がった
と思いますよ。
今回の文章を読んで私も馬の病気の事
を知ろうと思いました。何もしてあげ
られないけど…。
マメくんの事また聞かせて下さいね(^_^)/

春菜さん いつも馬への愛情こもったあたたかいblogをありがとうございます。ちゃんちゃんこみたいな上着を着たまめちゃん、かわいすぎます。前回のblogから、まめちゃんがいました、と過去形になっていたので、お話がどういう展開かおびえていました。奇跡の復活、続きをまっています。それにしても、馬って何て美しい動物なんでしょう。写真で見ても、ほれぼれします。l

モンモンさんへ

コメントありがとうございます!!
どんな病気でも、早期発見が大事ですよね。日頃の観察が大切になってくると思います(O_o)
蹄葉炎については、説明が難しく、省略ですが、ネットなどで調べてみると勉強になるかと思いますヽ(´o`;

緑の指さんへ

コメントありがとうございます!
まめの話はまた続きますので、次回以降もご覧くださいね!
どんな動物でもそうですが、子供の頃はほんとに可愛いですよね!そんな中でもまめの幼少期は異常なくらい可愛いです♡

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以上

伊藤春菜

出身地
群馬県
職種
持ち乗り調教助手

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