ジャパンカップ(GI)をキタサンブラックで鮮やかに逃げ切った武豊騎手。
実はその5日前、11月22日に行われた浦和記念(JpnII)で
ケイティブレイブ(牡3 父アドマイヤマックス 栗東・目野哲也厩舎)に騎乗し、
史上初となる地方競馬ダートグレード競走通算100勝目を達成していました
「馬の状態も良かったので期待して臨みました。
スタートの上手な馬なので、行く馬がいなければ先手と思っていましたが、
1頭前に行ったので、2番手で。
小回りなので、待つよりも動いて行こうと思っていました。
4コーナーでも勢いが良かったですね。
3歳馬ということでこれからも楽しみです。
今日は久しぶりに浦和で勝てて嬉しいですね!」(武豊騎手)
こういう何気ない仕草も「絵になる男・武豊騎手」というオーラが
浦和競馬場といえば、光の加減で撮影が難しい・・・と、
カメラマンさんの間でも話題です。
ゴール前は建物の影が日向と日陰のシマシマを作り出し、
パドックの業務エリアは真逆光
でも、ワタシ、この「真逆光」って結構好きなんです
光に縁どられた馬たちの輪郭や光に透けるしっぽ、
輝くタテガミが美しい
降り注ぐ陽ざしの中を歩くサミットストーン(船橋 矢野義幸厩舎)。
一昨年のこのレースの覇者です。
春はほんわりとした柔らかな光
秋はあたたかく深い光
季節ごとの変化も彩りがあっていい雰囲気です
今回の浦和記念当日は朝方の雨のせいもあって空気も澄み、
良く晴れた日中はほどよく湿度もあってとてもあたたか
陽ざしが注ぐパドックを歩く馬たちがとてもきれいでした
勝ち馬・ケイティブレイブ
しかし、やはり真逆光なのでファインダー越しには被写体はほぼ真っ黒に見える
「どう撮れてるかわかんないよね」というカメラマンさんの声多数です。
そんな中、シャッタースピードやISOをいろいろ試して撮った1枚。
周ってくるたびに好奇心旺盛そうな、
愛嬌いっぱいの表情を見せてくれたクリソライト(栗東・音無秀孝厩舎)
狙い通り、光の「キラリ」とクリソライトの目線をキャッチすることができました。
レンズと会話するような豊かな表情に思わず胸キュン
そういえば、この日の浦和のパドックには
ふわふわ、もわもわ・・・と白い綿毛のような虫がたくさん舞っていました。
その2日後の東京は観測史上初となる積雪!
あれは雪虫だったのですね!
雪虫が舞うと雪が降ると言われているそうですが、
まさにピッタリその通りに
自然の「予告」ってすごい
さて早いもので今年も残り1カ月。
2016年の馬時間を楽しんでいきましょう