2018年06月26日

帝王賞(JpnI)に思い出す。ゴルトブリッツ(JRA 吉田直弘厩舎)

明日はダートグレード競走・帝王賞(JpnI)shinecrown
ここ数年、このレースが近づくと思い出す馬がいます。

それは、2012年の覇者ゴルトブリッツ(栗東・吉田直弘厩舎)shine


叔父にディープインパクトブラックタイド
甥には日本ダービー優勝馬レイデオロと、
書ききれないほどの華やかな血統背景の持ち主で、
輝く容姿もとても美しい馬でしたshine


2012年夏、キャロットクラブの会報のお仕事もさせていただいている関係で、
帝王賞優勝記事を書いて、後は入稿すれば、という時に飛び込んで来たのが、
ゴルトブリッツ急逝という悲しいニュースでした。

 

2010年の年末、ダート競馬の大一番・大井競馬場での東京大賞典(JpnI)に
3歳で出走したゴルトブリッツ(栗東・吉田直弘厩舎)は7着。

この時の覇者はスマートファルコンで、
それまでの記録を1秒7も上回る2:00:4という衝撃の結果でした。
さらに、4着馬まではそれまでのレコードを上回る時計という超高速レース。

タイムは馬場やレースの流れにも左右されますが、
7着のゴルトブリッツも、前年の優勝馬のタイムを上回る走り。

この時、クラブの会報原稿を書きながら、
「3歳で経験豊富なダートの強豪たちを相手に、
こんなハイレベルなレースを経験したゴルトブリッツは楽しみだなぁconfident
と思っていました。

 

そして、2012年の帝王賞での優勝shine

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ほんとに美しかったshine

優勝インタビューで、吉田調教師がゴルトブリッツのことを
「ゴリさん」と呼んでいたのもあたたかな雰囲気で素敵でした。

川田将雅騎手と。

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このレースから約1カ月半後。
急逝の知らせに会報記事は差し替えましたが、あれから6年。

今、ここであの勇姿を思い出してみたくなりました。

一生懸命走っていた姿を、忘れないことが大切・・・と。

  

こちらは2011年の覇者 スマートファルコンshine

武豊騎手と。
やっぱり絵になります。

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大井のナイターの光、東京の街の光shine

そんな光を背にして戻って来る優勝馬と騎手の姿はいつ見てもほれぼれします。

こちらは南関東重賞4連勝で大一番に臨むリッカルド陣営(船橋 佐藤裕太厩舎)。

左から佐藤裕太調教師、矢野貴之騎手、楠厩務員。
佐藤裕太調教師は騎手時代、調教パートナーとして数々の重賞ウイナーを支えました。

大ベテラン楠厩務員は名馬アブクマポーロを手掛けたことでも知られています。

アブクマポーロが帝王賞で優勝したのは20年前、1998年でした。
こうしてまた、担当馬とともに大舞台に立つってすごいshine

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明日の覇者は誰になるのでしょう。

みんな無事に、力を発揮できますようにshineclover

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阿部典子

職種
ライター&フォトグラファー

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