新ひだか町から、こんにちは。
9/21(火)より、北海道市場にてセプテンバーセールが行われます。
ネットで視聴される方も多いのではないかと思います。
今回のセプテンバーセールもこちらからどうぞ。
配信映像は鑑定台前に登場する上場馬がメインとなりますが、画面に映らないところでセリの進行に関わっている方が多数います。
今回はその中でも「スポッター」のお仕事について紹介したいと思います。
株式会社ジェイエスの岩間さんに、スポッターのお仕事内容についてお聞きしました。
<入社してもうすぐ4年、昨年パパになった岩間さんです>
「購買者の入札意思を鑑定台に伝えるのが、スポッターの仕事です。入社して半年でスポッターとしてデビューしました。はじめはかなり緊張したね…。」と、岩間さん。
セリデビューに向けて、まずは鑑定台に金額を伝える指のサインを覚えたそうです。
普段は中々見ることが出来ないサインを、1から9まで順にアロースタッドの種牡馬と共に紹介していきます。
まずは、1と2です。
1は上のカリフォルニアクロームとの画像です。
2は黒い馬体が美しいシャンハイボビーと。
これは見たままで分かりやすいですよね。
次は、3と4です。3は何かもらえるのかと物欲しげなトランセンドと。
3がOKにしか見えないのは、私だけでしょうか…⁈
そして、5と6。
5は先日入厩したばかりの目がキレイなダノンプレミアムと。
(岩間さんの表情が気になりますね...)
6は今にも指をガブっとしてきそうなトーホウジャッカルと。
5はまだ分かりますが、6が2に見えて混乱します。
7は馬房でのんびりと過ごすラニと。
3に見えてなりません…。
スポッターさんは慣れているので間違えないとは思いますが、その場にいたらハテナ?です。苦笑
9は眠そうなディーマジェスティと。
最後の8と9が、独特の極みです。
岩間さんにお聞きしたところ、それぞれ10から1と2を引いたサインを表しているとのこと。
購買席の各エリアにスポッターが配置されているのですが、受けもちエリア内で同時に何人もがセリに参加する場合も。
その際はどちらが今ビットしているのかを、手ぶりで表現するとのこと。
その手ぶりにスポッターそれぞれの個性が光るそうです。
そして、購買者が手を上げた時は、スポッターが大きな声と手をあげて鑑定台に伝えます。
声があちこちからあがるとセリが活気づきますよね。
スポッターは「場を繋ぎ盛り上げる」仕事なのだと、岩間さんのお話からあらためて感じました。
ある時は競馬の師匠、またある時は動画撮影の際に右腕となってくれるアホヌラ競馬チャンネルにて、今回の取材の様子をYoutubeで公開していますのでそちらも是非。
いつもアロースタッドでの取材は、馬はもちろんですが猫にも癒やされます(^^)
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