こんな日もあるんですねー。
月曜競馬!今年のカレンダーをざっくり見渡すと、秋口からあと3回くらいあるみたいです。
当ブログは、日曜日に行われた競馬をゆるく回顧して、最終的に泣きながら北海道名物のホッケを食べるというパターンが多かったのですが、今日はこれからフェアリーSがあるので、出走前のこの時間に予想をしてみようかと思います。
と、その前に~、まずは昨日行われたシンザン記念。世界のユタカ鞍上のグァンチャーレが差し切って優勝。「豚ほほ肉の塩漬け」という、そんなものどこの国から持ってきたんだという馬名に昇天ですが、後続のアタマ、ハナ、クビ、クビというなだれ込みは、馬連20番人気(4080円)という素敵な小荒れ具合を作り上げました。グァンチャーレは新冠生まれのスクリーンヒーロー産駒。人気が微妙な時にみごと勝ちきるのは、お父ちゃん譲りでしょうか。
そして、まもなく発走のフェアリーS!
こちらもかなりの人気割れで、一桁オッズが5頭(今現在)と軽い混乱中。
たいてい好きな馬から買う私も、若駒にはまだ思い入れが薄く、これぞという馬にめぐりあえてないのでどうしたらよいものか、馬柱をみて悩んでおります。
やや?宿敵マツリダゴッホ(彼との相性はとにかく最悪だった)の産駒が。中山のマイルということもあり、変なところで大穴をあけなければいいのですが、どうでしょう。
ちょっと前に、知人にすすめられて「草競馬流浪記」(山口瞳著)を読んでいますが、このエライ先生を持ってしても、馬券に変なこじつけがたっぷり含まれていて、失笑どころか声が出るくらいおかしくて大変です。公共の乗り物の中では読まない方が身のためでしょう。だいたい、なぜだか入れ歯の話が多すぎです!
時々文中にひょっこり現れる色川武大先生も、すでにお亡くなりになった方にたいして大変申し訳ないのですが、本当にひどい。冗談抜きにひどすぎます。
いきなり競馬場に姿を見せたかと思うと
「今日の出目表をみせてくれ」という、私にはよくわからない言葉がありました。
出目?
どうやらその日勝っている馬番のことらしいのですが、そのほかにも
「今日は向田邦子さんの命日だからクニコ(925)か」
「空が青い。4枠か」などなど
私の買い方よりはるかにいい加減で、なのにとても大真面目な手法に驚いてしまいました。昭和の競馬はこれでよかったのでしょうかね。読んでいるうちに何だかとてもうらやましくなってきました。
えらい作家の先生たちって、一般人よりずば抜けてへんてこで適当で、強い確信を持って間違えるといったわけがわからないところが本当に魅力的です。どちらの方も一発で好きになりました。
そうなると
すぐにマネしたくなる申年の私。今日は、よくぞ20歳まで無事に生きましたね(そんな意味ではありません)の成人の日ということもあり、②とか⑩あたりはどうなあのかしらとオッズを見てみたらー!
2番コートシャルマン!
10番カービングパス!
どちらも人気で、いけそうな馬たちになっていました。
これに7枠13番(7+13=20)ということでアドマイヤピンクも入れましょう。
もうこれ以上ないというゴロ合わせじゃないですか?何だかこの方法、妙に楽しくてクセになりそうです。
今日は、偉大な作家先生ご推奨『味のある昭和な買い方』でいくことにしまーす。
私の中でマイルといえばこの男でした。
今はブリーダーズさんに移動しています。
山口先生の著作、私も大好きです!特に、草競馬放浪記は、大井の的場文男先生の大ファンである私からすると、宝物のような一冊です。味のある買い方。してゆきたいですね。
川元潔 2015-02-03 13:11:25