2024年03月07日

船橋開催は豪華な2重賞が行われました。

 3月上旬の船橋開催は豪華な2重賞が行われました。

 6日に行われたダイオライト記念はバウルジャン・ムルザバエフがコンビを組んだ1番人気のJRAセラフィックコールが直線で抜け出し、4馬身差の完勝。これで2つ目のタイトルを獲得し、通算成績は7戦6勝です。

 春の目標は帝王賞に置くそうです。

 2着だったテリオスベルはこのレースで引退し、繁殖入りとのこと(田島俊明調教師のブログに掲載されています)。

 テリオスベルはクイーン賞(2022)とブリーダーズゴールドカップ(2023)の覇者で、重賞は2着7回。これまで個性的な競馬スタイルで、交流競走を盛り上げました。

 7日に行われた京成盃グランドマイラーズは和田譲治騎手がコンビを組んだ船橋のギガキングが1番人気に応えて差し切り勝ち。通算7つ目のタイトルを獲得しました。

 この後はかしわ記念に向かうプランがあるそうです。

 なお、今開催の誘導馬さんたちは電飾のボンボリをつけてお仕事していました。(安全面に気をつけた飾り)

 大人気だったため、次開催も予定しているそうです。

 とてもかわいいので、今開催ご覧になれなかった方は次開催にチェックしてみてくださいね。

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2024年02月29日

フジノウェーブ記念

 2月28日に大井競馬場で行われたフジノウェーブ記念は1番人気ギャルダルが差し切り、連覇を達成。

 若いころのギャルダルは素質の高さで距離もこなし、東京ダービー(2000m)はアランバローズから0秒1差の2着と好走。

 2022年12月に路線転向をし、1400mから1600mを中心に使っています。

 去年は澤田龍哉騎手とのコンビで勝利を飾っているため、主戦の矢野貴之騎手とは初めてのタイトルとなりました。

 レース名になっているフジノウェーブは地方所属馬として初めてJBCスプリントを勝ち、前身でもある東京スプリング盃を8歳から11歳まで4連覇した名馬。

 濃いグレーだった芦毛の体も、晩年は神々しいほど白くなりました。

 多くの人たちの心を震わせた馬。

 矢野騎手も調教パートナーの1人として関わりました。

 フジノウェーブ記念という名前になってからは初の連覇を達成したギャルダル。

 今後のますますの活躍を期待しています。

 写真2枚はギャルダル。

 3枚目はフジノウェーブの現役時。矢野騎手が調教に乗っているところです。

 

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2024年02月22日

スモモモモモモモモ

 インパクトたっぷりの名前で世界的にも話題を集めているスモモモモモモモモ。

 大井からデビューしましたが、現在は浦和に移籍しました。

 最近は出走していなかったので、どうしたのだろうと心配していた方も多いと思います。

 2月19日に初戦を迎えました。

 約4か月半ぶりの実戦でしたが、先行していき、4着。

 立派な走りでした。

 陣営のお話しでは、まだまだこれからということで、

 今後の走りが楽しみです。

 また1着になる日が来ますように!

 がんばれ、スモモモモモモモモ!

 ちなみに「モ」は8回です、念のため(^^)

 

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2024年02月15日

ユキチャンの息子アマンテビアンコ

 2月14日に大井11Rで行われた3歳馬の重賞・雲取賞は、

 和田竜二騎手がコンビを組んだJRAのブルーサンの逃げ切り勝ち。

 重賞初挑戦Vを飾りました。

 2着はJRAのアマンテビアンコ。

 スタートは遅れましたが、最後は2着まで追い上げました。

 アマンテビアンコは、JRAと南関東で重賞3勝をあげたユキチャンの息子です。

 同じ白毛馬ですね。

 ユキチャンは2010年にこの大井を舞台にしたTCK女王盃で勝利を飾りました。

 14年も経ったんですねぇ。

 人気と実力を兼ね備えたアイドルホースの息子ということもあり、

 今回のパドックにはアマンテビアンコ目当ての大きなカメラを持ったファンの方が、早い時間から集まっていました。

 このレースは、1冠目・羽田盃(4月24日)のトライアルで、

 JRA馬の場合は5着以内の上位2頭が優先出走権を獲得できます。

 南関東にもゆかり深いユキチャンの息子さんから、今後も目が離せません!

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2024年02月08日

アーテルアストレア&菱田裕二騎手

 2月5日(月)は関東でも雪が降りました。

 南関東競馬は船橋開催初日でしたが、コンディション不良により、3レース以降は取り止め。

 その振替が10日(土)に無観客で行われることになりました。

 7日(水)のクイーン賞は無事に行われて良かったです。

 菱田裕二騎手が騎乗した2番人気アーテルアストレアが差し切り、2つ目のタイトルを獲得しました。

 勝利を飾った昨年のレディスプレリュードは、菱田騎手が怪我でお休み中だったため、武豊騎手が初騎乗。

 主戦の菱田騎手で重賞を制したのは初めてとなりました。

 菱田騎手は「大事な時に怪我をしてしまい、休んでいる間はすごく複雑な思いでレースを見ていましたが、またこうやって乗せて頂いて、アーテルにも関係者にも感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。

 これからさらにどんな活躍を見せてくれるか楽しみですね!

 おめでとうございました!

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2024年02月01日

川崎開催中の出来事。

 2月1日に川崎競馬場で行われた報知オールスターカップ。

 2100mの舞台に9頭が集まりました。

 吉原寛人騎手が騎乗したライトウォーリアが1番人気に応えて逃げ切り勝ち。

 2022年の勝島王冠以来となる3つ目のタイトルを獲得しました。

 今年7歳となり、また勝ち星を重ねたのは本当に立派ですね。

 吉原騎手は大怪我や地元・石川の能登半島地震後、南関東の重賞は初勝利。

 今後は川崎記念を目指すプランもあるそうです。

 レースに華を添えている川崎競馬場のコスプレ誘導馬さんたち。

 2024年もいろんなコスプレをご披露中です。

 この重賞は高貴なイメージ。紫の装いがすごく素敵でした。

 コスプレ誘導馬さんたちは、1日に何種類も衣装替えをしてくれるので、

 来場した方たちは毎レースチェックをした方がいいですよ。

 それも、川崎開催中の楽しみなので(^^)/

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2024年01月25日

おばけくんことゴースト

 1月24日大井11Rで金盃が行われました。

 2600mの舞台に15頭が参戦。

 本橋孝太騎手が騎乗したランリョウオーがセイカメテオポリスとの競り合いを制し、

 5つ目のタイトルを獲得しました。

 ここに、JRA時代からのアイドルホース・おばけくんことゴーストも参戦。

 JRAでは3歳上3勝クラスを勝ち上がり、天皇賞・春などの芝の重賞などにも出走してきた実力馬です。

 現在は南関東の一員となり、2戦目。

 8歳になり、初戦を迎えました。

 たくさんのお客様が、早い時間からパドックの写真が撮りやすい場所にスタンバイ。

 SNS上でも大人気ですね。

 これほどの人たちを魅了するゴーストも、名馬の1頭だなぁと思います。

 今後も無事に元気に走り続けて欲しいですね!

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2024年01月18日

船橋で行われた2つの重賞。

 南関東競馬は船橋開催中です。

 重賞2つが行われた豪華な開催。

 1月17日にはダート3冠に向けた前哨戦のひとつ、ブルーバードカップが行われました。

 今年からダートグレード競走となり、JRA、他地区、南関東所属馬による戦い。

 坂井瑠星騎手が手綱を取ったJRAのアンモシエラが差し切り勝ちを収めました。

 出走メンバー中唯一の牝馬が、重賞初制覇。

 すばらしい勝ちっぷりでした。

 翌日の18日には南関東所属馬による報知グランプリカップが行われました。

 矢野貴之騎手がエスコートした今年10歳のエルデュクラージュが逃げ切り勝ち。

 9歳時に報知オールスターカップで重賞初制覇を飾り、これが2つ目のタイトルを獲得。

 芦毛の体も神々しいほどの白さとなり、その姿が本当に美しかったです。

 この後は2月1日の報知オールスターカップを予定しているそうです。

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2024年01月11日

浦和開催中です。

 南関東競馬は浦和開催中です。

 浦和は通年はくぼ開催。

 最終レースは18時20分の発走です。

 この時期は日が早く沈むので、はくぼの照明下で行われる時間帯が長くなります。

 そういう中で行われるレースは非常に新鮮ですが、

 そのぶん、非常に寒いです。

 観戦される方はどうぞ暖かくしてお出かけください。

 浦和はB級グルメの宝庫でもあるので、いろんな楽しみ方ができますよ。

 さて、1月10日には3歳馬によるニューイヤーCが行われました。

 森泰斗騎手が手綱を取ったギガースが直線抜け出しV。

 初タイトルを獲得しました。

 これで4戦3勝。初の浦和コースでもしっかり結果を出したのは立派でしたね。

 今年から始まる3歳ダート三冠に向け、

 今後も3歳戦から目が離せない日々が続きそうです。

 写真はニューイヤーCのゴール前と新年を彩ったかわいい装いの誘導馬さんたち。

 

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2024年01月04日

今年もよろしくお願いします。

 2024年が始まりました。早いもので、もう4日。

 南関東競馬は川崎競馬開催中です。

 川崎競馬場名物のコスプレ誘導馬さんたちも、新年から絶好調!

 毎年恒例の獅子舞姿や今年の辰年にちなんだ衣装で楽しませてくれていますよ。

 例えば、1レースから12レースがあるとして、

 コスプレ誘導馬さんたちは1日に3,4回は衣装チェンジをします。

 その変化を追い続けるのも楽しいと思いますよ!

 さて、話しは変わりますが。

 川崎競馬場では、令和6年能登半島地震で被災された皆様への支援、復興の一助として募金箱を設置しています。

 2号スタンド1回の受付前です。

 被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

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2023年12月28日

おばけくんことゴースト

 JRAのアイドルホース・おばけくんことゴーストが、浦和に移籍しました。

 12月27日に大井9Rで行われた金盃トライアルから始動。

 屈腱炎を乗り越え、1年7か月ぶりの実戦でした。

 結果は残念でしたが、砂上に帰ってきたことが本当にすばらしいですね。

 この日は早い時間から大きなカメラを持ったお客様が多く、

 改めてゴースト人気を実感。

 今後はオーナー様のご意向で、2600mの金盃(1月24日、大井)を目指すそうです。

 しかし、大井以外のA2というポジションでは頭数の関係で、重賞を使えないことも考えられるため、今後は大井へ移籍とのこと。

 これからも無事に元気に走り続けて欲しいですね!

 写真はレース当日のゴーストです。

 前髪のゴースト飾りも超キュートでした♪

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2023年12月21日

ゴールドC、スマイルウィ連覇!

 今日、浦和11Rで行われたゴールドカップは、1番人気スマイルウィが貫録勝ち。6つ目のタイトルを獲得しました。

 昨年3月から古馬重賞に参戦するようになり、11戦走ってすべて2着以内です。その中にはダートグレード競走2戦も含まれています。この路線でも常に高いレベルで走り続けているというのも本当にすばらしいですね。

 来年2024年は、悲願のダートグレード競走制覇に向けてチャレンジし続ける予定ということです。かきつばた記念→かしわ記念→さきたま杯→オーバルスプリント→JBCスプリント(佐賀)を予定しているそうですよ。

 ワクワクするローテーション(*^^*)

 写真は、クリスマスムードの誘導馬さんたち。はくぼ照明の下でレースが行われている様子。貫録勝ちしたスマイルウィです。

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2023年12月14日

クリスマスムードたっぷりです。

 早いもので、今年も2週間を切りました。

 世間はクリスマスムードたっぷりですが、南関東競馬も素敵な空間に包まれていますよ。

 川崎競馬場では名物のコスプレ誘導馬さんたちがクリスマスにちなんだ装いをしています。

 お馬さんだけど、トナカイさんになったり。

 電飾コスプレ(馬に優しい素材になっているそうです)なども。

 他にもいろんな装いで楽しませてくれました。

 2024年の南関東競馬は1月1日から川崎競馬場で始まります。

 お正月は、お馬さんだけど獅子舞姿で登場するのが定番ですよ。

 楽しみです( *´艸`)

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2023年12月07日

勝島王冠はウラカワミユキの曾孫さんが勝利。

 今日、大井11Rで行われた勝島王冠は、西啓太騎手が手綱を取った5番人気サヨノネイチヤが差し切り勝ち。

 重賞初挑戦での初タイトルを獲得しました。

 斤量差はありましたが、B1からの出走。

 これまでとペースなども全く違う中で、そうそうたるメンバーを一蹴したのはすばらしいですね。

 父がダノンレジェンド、母がオムスビという血統の4歳牡馬。

 曾祖母はナイスネイチャの母でもあるウラカワミユキです。

 サヨノネイチヤは3歳4月デビュー。

 成長が遅く、レース後も疲れが出やすかったため、ゆったりとしたローテーションで大切に育てられてきました。

 これで成績は12戦10勝2着2回と、未知の魅力にあふれています。

 またまた楽しみな馬が登場!!!

 今後は放牧休養を入れ、来年のブリリアントカップから帝王賞に挑戦というプランもあるそうですよ。

 

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2023年11月30日

2つの重賞レース。

 先週まで行われていた船橋開催では2日続けて重賞レースが行われました。

 11月29日のクイーン賞はJRAの3歳馬ライオットガールが差し切り勝ち。2馬身半差の2着がテリオスベル、そこから3/4馬身差の3着がパライバトルマリンでした。地方最先着の4着はサルサレイア。

  3歳のライオットガールは今年のレパードSに次ぐ2つ目のタイトル獲得しました。古馬の先輩たちを抑えての勝利。

 岩田望来騎手は「返し馬が終わった後もすごく落ち着いていたので、この冷静な状態なら、しっかり力を発揮してくれると思いました。改めて強い内容でした」と話していました。

 30日は船橋記念が行われました。

 船橋のキモンルビーが3馬身差で逃げ切りV。2着がプライルード、3着がティアラフォーカスでした。

 キモンルビーは4つ目のタイトルを獲得。これがラストランとなり、生まれ故郷の西村和夫さんの牧場で繁殖生活に入ります。最初のお相手はコパノリッキーを予定しているとのこと。

 御神本訓史騎手は「今日がラストランでしたが、それに恥じないようなレースをしてくれたと思います。皆さんのお陰で有終の美を飾ることができました。ルビーの子供が走る頃にはまたぜひ応援しに来てくれれば」と話していました。

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2023年11月23日

はくぼ照明での重賞レース

 11月23日に浦和競馬場で行われた浦和記念は、直線抜け出したJRAのディクテオンが重賞初制覇を飾りました。

 ライアン・ムーア騎手の負傷により、騎乗変更した本田正重騎手が初騎乗V。

 2馬身半差の2着がミトノオー、さらに2馬身差の3着がテンカハルでした。

 地方の最先着4着は3歳ヒーローコール。

 ディクテオンの母は2013年JBCレディスクラシック(金沢)をはじめ重賞6勝をあげた女傑メーディアです。

 そういう血のドラマも競馬の醍醐味。

 さて、浦和競馬場は通年はくぼ開催として行われています。

 本格的に始まったのが今年春から。

 しかし、日が長くなる頃で、

 最終発走18時20分はまだ明るさも残っています。

 この季節になり、すでにメインの時間帯(17時45分)も暗いので、

 はくぼ照明であることを実感。

 浦和競馬場の重賞レースでこういう暗さの中で行われるのも、かなり新鮮でした。

 はくぼ競馬の魅力を存分に味わる季節です。

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2023年11月16日

マイルグランプリはスマイルウィが優勝!

 11月15日、大井11Rでマイルグランプリが行われました。

 矢野貴之騎手が騎乗した船橋のスマイルウィが逃げ切り、断然の人気に応えました。

 通算5つ目のタイトルを獲得。

 ダートグレード競走初挑戦だった3走前のさきたま杯は、のちにJBCスプリントを勝つ兵庫のイグナイターにクビ差2着。

 前走のオーバルスプリントは、のちに武蔵野Sを制するドライスタウトに3/4馬身差の2着でした。

 全国区の力があることを証明してきた実力馬。

 ここでは負けられないというような圧巻の強さを見せてくれました。

 この後はゴールドカップを予定しているそうです。

 来年以降、再びダートグレード競走に挑戦して欲しいと思わずにはいられない強さでした。

 なお、スマイルウィを生産したのは、芳住鉄兵さんの牧場(新冠)です。2020年の覇者ミューチャリーを生産したことでも有名ですね!

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2023年11月09日

全人馬無事に。

 今日、門別競馬場で道営記念が行われました。

 石川倭騎手が騎乗した2番人気シルトプレが優勝。

 6つ目のタイトルを獲得しました。

 なお、出走11頭中6頭が競走中止という痛ましい落馬事故がありました。

 人馬がとても心配ですが、

 無事であることを祈ります。

 改めて「全人馬無事」ということがどれほど尊いことなのかを痛感します。

 

2023年11月02日

JBC競走まであと1日。

明日11月3日はJBC競走が行われます。

 大井競馬場でJBCクラシック、スプリント、レディスクラシック。

 門別競馬場では2歳優駿。

 豪華な1日になりますね。

 大井競馬場のJBCの装飾も見事ですよ。

 大井では3年ぶりの実施。

 過去のJBC勝ち馬の写真がズラリと紹介されています。

 今年のゴール板の色合いもすごく素敵です。

 大井と門別のイベントなどはそれぞれのSNSでご覧ください。

 JBC当日を迎えると、あっという間に終わってしまうあの感覚が何とも言えません。

 今年もすごいスピードで1日が過ぎていくんだろうなと思います。

 どうやら、大井ではすでに正門に並んでいる方たちもいるんだとか?!

 東京はそこまで寒くないですが、どうぞお風邪など引きませんように。

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2023年10月26日

ネコニコタツ

 南関東競馬も2歳戦がどんどん行われております。

 今日は船橋競馬場で新馬戦が行われ、その中にネコニコタツというお馬さんがいました。

 とってもキュートなお名前です。

 ネコニコタツは2021年1月7日に生まれた2歳の女の子。

 お父さんがディスクリートキャット、お母さんがミラクルプリンセス、母の父はタイキシャトルという血統です。

 レースは4番手から進めて4着。

 写真はその時の様子です。

 これからも無事に走り続けて欲しいですね!

 それにしても、昼間の関東はまだまだ暑いくらいですが、朝晩はかなり寒くなり、寒暖差がとても大きいです。

 11月3日には大井競馬場と門別競馬場でJBC競走が行われます。そんなビッグイベントに向けても、皆さんもどうぞ体調には気をつけてお過ごしください!

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2023年10月19日

ジョエル&所蛍騎手

 10月18日に浦和競馬場で行われた埼玉新聞栄冠賞。

 船橋のルーキー・所蛍騎手が手綱を取った4番人気ジョエルが差し切り勝ちを収めました。

 ジョエルは2年2か月ぶり3度目の重賞V。

 所騎手はデビュー半年で、通算8勝目がタイトル制覇になりました。

 所騎手は「馬のリズムよく走らせようと思っていました。前目につけられて、最後も馬が反応してくれて、一生懸命走ってくれました。厩務員さんが日々一生懸命ケアをしてくれているので、ジョエルも頑張ることができたと思います。関係者の皆さんが機会を与えてくださったことに感謝しかありません」とコメント。

 チャンスを頂くことも本当に大変な世界ですが、所騎手はその期待にしっかり結果で答えました。

 これでジョエルと所騎手は3戦3勝と相性も抜群です。

 今後もこのコンビから目が離せません。

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2023年10月12日

ハロウィンムードたっぷりです!

 10月31日のハロウィンに向け、街中もすでに彩られていますね。

 南関東競馬もそうですよ(*^^*)

 先日までの大井開催でははLウイングなどがハロウィンカラーに包まれていました。

 そして、今週の川崎開催は名物のコスプレ誘導馬さんたちがハロウィンの装いをしています。

 とっても素敵!!!

 その飾りのひとつに、馬カボチャがあります。

 個人的に、この馬カボチャが大好きで、毎年会えることがうれしくてたまりません。

 競馬場ならではのハロウィン飾りですよね。

 南関東競馬では、

 来週からが浦和開催、

 その次は船橋開催です。

 それぞれの場所でのハロウィンを探しに、お出かけになってみてはいかがでしょうか。

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2023年10月05日

大人おしゃれな紙袋

 大井競馬場のLウイング1階にあるChampionsTCK。

 いろんな馬、騎手グッズが販売されていて、

 いつも楽しい空間です。

 ここの紙袋(大、小)がリニューアルしました。

 これまでは、個人的にも大ファンだったかわいいお馬さんのイラストつき。

 今度は大人なおしゃれな感じのテイストになりました。

 早速、使わせて頂いています(*^^*)

 ちなみに、今週は1000円以上のお買い物をした方に、

 JBCわかめラーメンをプレゼントしてくれていますよ。

 限定ものに弱いので、とてもうれしいです(^^)

 ChampionsTCKは、毎開催ディスプレイの変化があったり、新しいグッズがあったりと、いつおじゃましても楽しいです。お馬さん好きには癒しの空間です。

 写真は、これまでのかわいい紙袋とこれからの大人おしゃれな紙袋。そして、JBCわかめラーメンです!

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2023年09月28日

ウシュバテソーロ、強かった!

 9月27日に船橋競馬場で日本テレビ盃が行われました。

 3月にドバイワールドカップを優勝したウシュバテソーロが秋始動。

 川田将雅騎手を背に、4コーナーで先頭に立つと後続を一気に引き離し、貫録の勝利を収めました。

 この後はアメリカのブリーダーズカップ・クラシックに挑戦予定とのこと。

 日本テレビ盃から始動した理由として、高木調教師は斤量やローテーション的なことから決めたことを話していました。

 世界で頂点に立った馬の凱旋レースということで、たくさんの人が集まった船橋競馬場。

 個人的にも、その姿、走りを間近で見ることができて感動しました。

 このまま無事に、アメリカへ。今度はブリーダーズカップ・クラシックを制して欲しいと思います!!!

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2023年09月21日

クルマトラサン、強かった!

 9月21日の大井11レースで2歳重賞のゴールドジュニアが行われました。

 優勝したのは張田昂騎手とコンビを組んだ1番人気クルマトラサン。

 まだ1戦のキャリアの馬が、輸送もコースも右回りも距離も全て条件を克服しての勝利になりました。

 さらに、新馬戦は逃げ切りで、今回は砂をかぶる競馬での差し切り。

 すばらしいの一言に尽きます。

 張田騎手も「まだ1戦の馬が条件を全て克服して勝ってくれたことがうれしい」と笑顔でした。

 クルマトラサンは父がベストウォーリア、母がエメラルドアロー、母の父がヨハネスブルグという血統の2歳の男の子。栗毛です。

 普段から貫録たっぷりの馬とのことで、今回も初場所でしたが落ち着き払っていたそうです。

 パドックもメンコなしで堂々と周回していた姿が印象的でした。

 それも、この馬の強さですね。

 今後は10月31日のハイセイコー記念を予定しているそうです。

 クルマトラサンの厩舎での愛称は「トラ」。

 レースでは強くても、お顔はとってもキュートで愛らしいです。

 パドックでスッピン顔を見せてもらえるのがうれしい!

 これから人気者になって欲しいです(*^^*)

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2023年09月14日

かわいい肩掛け。

 昨日、川崎競馬場で行われた2歳馬による第1回の若武者(わかむしゃ)賞は、2番人グラッシーズマンが優勝。

 4コーナーで先頭に立つとそのまま押し切り、無傷の2連勝を飾りました。

 船橋からの遠征馬。

 まだ1戦のキャリアで、初物尽くしでもこの立派な走りはお見事でした。

 管理する林幻調教師と鞍上の和田譲治騎手は教養センターの同期生。

 林調教師は元騎手です。

 「げんちゃん、勝った!!!」と、和田騎手がうれしそうに引き上げてきた姿も印象的でした。

 林調教師は記念すべき重賞初Vです。

 ちなみに、肩掛けの色合いがとても素敵だと思いませんか?

 南関東競馬では珍しいです。

 この緑の色合いががすごくかわいいんですよ(≧▽≦)

 さて、南関東競馬もこれからどんどん2歳重賞レースが行われていきます。

 来年のクラシック候補生をもう探さなくてはいけませんね!

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2023年09月07日

大井2日続けての重賞レースは!

 南関東競馬は大井開催中です。

 9月6日と7日は重賞レースが行われました。

 昨日の東京記念は2400㍍の長距離戦。

 吉原寛人騎手が騎乗した1番人気セイカメテオポリスが差し切りVを飾りました。これで重賞3連勝(通算重賞は4勝目)。

 厩舎には南関東無敗の3冠を制したミックファイアもいるため、今後のローテーションは後輩との兼ね合いで決めていくそうです。

 今日のアフター5スター賞は1200㍍の短距離戦。

 笹川翼騎手が騎乗した1番人気ギシギシがゴール前の混戦を制してクビ差出たところがゴール。昨年の習志野きらっとスプリント以来となる1年1か月ぶりの勝利となりました。

 この後は東京盃からJBCスプリントを目指していくそうです。

 この2日間は大井の生え抜き馬たちがV獲得になりました。

 南関東生え抜き馬が重賞を勝つことが少なくなった時期もありましたが、またここに来て生え抜き馬たちが奮闘中。

 来週の川崎開催も2重賞が行われ、熱戦が続いていきます!

 写真はセイカメテオポリスとギシギシです。

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2023年08月31日

南関東2歳重賞スタート!

 早いもので、2023年の南関東2歳重賞が始まりました。

 8月30日に浦和11Rで行われた新設重賞のルーキーズサマーカップ。

 1番人気アムクラージュが5馬身差Vを飾りました。

 騎乗した山崎誠士騎手は「直線はまだまだ遊んでいました」と言っていて、恐るべし。

 この後は10月11日の鎌倉記念(川崎)を予定しているそうです。

 アムクラージュの浦和・藤原智行厩舎と言えば、女王スピーディキックでもお馴染みです。

 今度は2歳生え抜き牡馬から楽しみな馬が出てきましたね。

 担当の末田厩務員はスピーディキックも手掛けています。

 なお、スピーディキックは9月上旬に帰厩し、10月5日レディスプレリュードを使う予定ということです。藤原厩舎も役者が増え、ますますにぎやかになりますね!

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2023年08月24日

お勧めスポット。

 24日の川崎11レースで2歳馬による初陣(ういじん)賞が行われました。準重賞から重賞に格上げされた若武者賞(9月13日、川崎)のトライアル。

 優先出走権を獲得したのが、1着アジアエクスプレス産駒のアジアミッション(内)、2着ゴールドアクター産駒のパンセ(外)でした。

 写真は最後の直線です。

 内馬場の少し高くなっているところから観戦している人たちがたくさんいると思います。ここも観戦スポットで、どなたでも見ることができるんですよ。

 川崎競馬場は、南関東4競馬場で唯一、内馬場からも観戦できます。ナイターの時間帯に、スタンドからの光をバッグに見るレースというのも、なかなかエモい(*^^*)

 いつもとは視界が変わるので、かなり新鮮に映ると思います。

 関東もかなり暑いですが、だんだんに暑さも和らぐと思うので、内馬場の芝生の上でのんびりと観戦するのもお勧めですよ!

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2023年08月17日

黒潮盃が行われました。

 昨日、大井競馬場で3歳馬の地方交流重賞・黒潮盃が行われました。森泰斗騎手が騎乗した2番人気ヒーローコールが直線で抜け出し、重賞3勝目。

 ヒーローコールはこの世代のトップに君臨してきた実力馬です。クラシックの前哨戦・雲取賞を勝ってから、怪物ミックファイアの出現により、羽田盃と東京ダービーはいずれも2着でした。

 前走のサンタアニタトロフィーは果敢に古馬たちに挑戦。

 クラシックが始まる前の段階では、ヒーローコールがまさか無冠に終わるとは思わず。でも、またこう瞬間が待っていて、本当によかったです。

 そして、地方所属馬として初めてアメリカのG1レースに参戦したマンダリンヒーローは2着でした。ケンタッキーダービーを走った馬に会えるということで、お客様も例年以上に多かったような気がします。今回は惜しかったですが、立派な走りを見せてくれました。

 重賞初Vを目指したウインドフレイバーは3着。鞍上の的場文男騎手は66歳、来月には67歳です。国内最多勝利&最高齢騎手ですが、最高齢重賞記録は兵庫の川原正一騎手に抜かれたばかりだっただけに、惜しい結果。とは言っても、生きる伝説、本当にすごいです。

 なお、このレースは印象的な名前の馬たちも主出走していたので、お写真を掲載しておきます。賞がたっぷりという願いが込められた金沢のショウガタップリと大井のカッテニシヤガレです。

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2023年08月10日

キタサンミカヅキのお子様勝利!

 南関東競馬は、連続開催やリレー開催など非常にハードな日々が続いております。

 この猛暑の中、外仕事の皆さん、本当にお疲れ様です。

 さて、南関東4競馬場とも新馬戦は例年より多く組まれていて、

 個人的にはゆかりの仔たちに会うことができるのはとても楽しいです。

 先日までの船橋開催では、1日に5鞍も新馬戦が行われました。

 その中には、

 リノデスティーノが逃げ切りV。

 父が新種牡馬キタサンミカヅキ、母はラヴァンタージュという船橋にゆかり深い血統です。

 キタサンミカヅキは短距離戦線で大活躍し、2017年と18年の東京盃を連覇するなど通算タイトルは7勝。2018年のNARグランプリ年度代表など3部門を獲得しました。

 そんな偉大な馬の主戦だった森泰斗騎手が息子の手綱を取ったことも感慨深く、

 レース後に森騎手も「キタサンミカヅキ!」とうれしそうに話していました。

 父と息子はスピードのあるところが似ているそうです。

 現在、南関東に2頭いるキタサンミカヅキ産駒はどちらも勝ち上がっているのがすばらしいですね。

 見続けることで得る喜びも、競馬の醍醐味です(*^^*)

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2023年08月03日

達城龍次騎手、重賞初V!

 8月2日に大井競馬場で行われたサンタアニタトロフィーは、達城龍次騎手が騎乗した2番人気シュアゲイトが逃げ切り勝ち。9連勝で重賞初挑戦Vを決めました。

 管理するのは坂井英光調教師。JRAの坂井瑠星騎手のお父様としても有名ですね。

 鞍上の達城騎手はデビュー28年目の44歳。

 勝ち星も多くあげている騎手ですが、重賞は記念すべき初勝利でした。

 「若くないので、どちらかというと恥ずかしいですよ。達城は初めてなんだって、みんなから言われるので、そういう部分では小っ恥ずかしいです。オーナーさんと坂井さんとみんなで勝つことができてホッとしました」と達城騎手。

 達城騎手はとても多才な騎手としても知られています。

 幼い頃に子役としてドラマや映画に出演したり、騎手になってからは通信制の高校と大学への入学。ドローンの空撮会社の代表も務めています。

 母方の祖父・下山喜万多さんは川崎競馬場で騎手と調教師をしていた方。達城騎手が幼い頃に亡くなったため、祖父が競馬界で働く記憶はほとんどないそうですが、小向トレーニングセンター(川崎所属馬がお住まいの場所)で遊んだ記憶はうっすら残っているそうです。

 騎手になってからはアメリカでの武者修行も行いました。ここまでの騎手生活は怪我との闘いもあり、50か所以上の骨折を乗り越え、不屈の精神で現役生活を続けています。

 デビューから28年目での重賞初V。本当におめでとうございます!!!

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2023年07月27日

ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド

 現在、JRAと地方競馬ではヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンドの戦いが真っ只中。

 12月のファイナルラウンドに向け、全国を舞台に若手騎手たちがしのぎを削っています。

 7月27日に川崎競馬場でヤングジョッキーズトライアルラウンド川崎が行われました。南関東では今シーズン最初の戦い。

 東日本地区の若手騎手たちがズラリと並んでいる姿も非常に豪華です。

 4レースと6レースで実施し、4レースは船橋の木間塚龍馬騎手が騎乗した10番人気ワールドウィスラーが差し切り勝ち。6レースは川崎の野畑凌騎手が騎乗した5番人気リオンポラリスが直線抜け出しVを飾りました。

 この結果により、地方競馬・東日本地区の暫定トップが野畑騎手、2位が木間塚騎手!!!

 今後も全国を舞台に行われていくこのシリーズ。未来のリーディングがいるかもしれませんよ!そういう楽しみができるのも魅力ですね。

 写真は全体の集合写真、木間塚騎手、野畑騎手です。Photo

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2023年07月20日

無敗の南関東3冠馬ミックファイア

 7月12日に大井競馬場で行われた南関東クラシック3冠目のジャパンダートダービーは、御神本訓史騎手が騎乗したミックファイア(大井・渡邉厩舎)が優勝。デビューから無傷の6連勝で、南関東3冠を達成しました。

 いくみさんが生産の高橋ファームさんの話題を掲載されていたので、わたしは競馬場からの様子をお届けしますね。いくみさんの牧場リポも楽しみにしております♪

 ミックファイアは1冠目の羽田盃と2冠目の東京ダービーは、ともに6馬身差でレコード勝ち。ジャパンダートダービーはJRAからの強豪を抑えて1番人気に推されました。

 これまでは逃げ、または3~4コーナーで先頭に立って後続を引き離すスタイルでしたが、今回は経験したことがない外の5番手付近から。

 ハナを切ったJRAのミトノオーが勝負どころからさらに後続を引き離しにかかりましたが、ミックファイアは最後の直線に入ると一完歩ずつ詰めよっていき、残り100m過ぎから一気にかわし、2馬身半差をつけました。2着が脚を伸ばしたJRAのキリンジで、3着がミトノオー。

 無敗の3冠馬になったのもすごいことなのですが、JRAからの強豪を相手に、これまでとは違う競馬内容で2馬身半差もつけたそのパフォーマンスにも驚きでした。

 ミックファイア、すごすぎます。まだまだこれからの馬ということなので、完成された時はどれほどの馬になっているのでしょうか。本当に楽しみな馬が出てきてくれました。

 一方、レースではそんな強いお馬さんですが、大好物がさつまいもというのも愛らしくてたまりません(≧▽≦)

 怪物とも呼ばれているミックファイア。このまま何より無事に進んでいって欲しいと思います。

 写真はジャパンダートダービーのレース写真と走り終えた後の様子です。

 

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2023年07月13日

お馬さんの素敵な紙袋

 大井競馬場のLウイング1階にあるChampionsTCK。

 この場所に行ったことがある方ならおわかりになると思いますが、いろんな種類のお馬さんや騎手などのグッズが販売していますよね。

 お馬さんや騎手たちの推し活している方たちにとっても、夢の国~☆

 お馬さんの素敵な紙袋が新発売しました。

 これまでの紙袋は、かわいいお馬さんのイラストが描かれていて、個人的には大好きでした。販売中止になり、とてもとても悲しかったのですが(涙)。

 でも、新しい紙袋はこれまでとは全く違う雰囲気で、これも、めちゃめちゃ素敵なんですよ。高級感もたっぷりですね。

 この紙袋は、前から横からどこから見ても違うというのもおしゃれ。お尻フェチにもたまりませんね(*^^*)

 おひとつ300円ですが、購入グッズ額によっては、プレゼントでこの紙袋に入れてくださるそうです。お馬さん好きに、この紙袋をプレゼントするだけでもすごく喜ばれそうです。

 これは大きいサイズですが、ゆくゆくは小さいサイズの紙袋が別のタイプで出るそうです。どんなデザインなのか今からとても待ち遠しいです。

 お馬さんのグッズは見ているだけでもハッピーな気持ちになりますね♪

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2023年07月06日

スピーディキック、頑張りましたね!

 7月5日に川崎競馬場で行われたダートグレード競走のスパーキングレディーカップ。

 酒井学騎手騎乗のJRAレディバグが重賞8度目の挑戦で初制覇を飾りました。

 地方競馬の期待を一身に背負い参戦したスピーディキックは御神本訓史騎手を背にアタマ差の2着。後方から追走し、4コーナーでは狭くなる個所もありましたが外に持ち出し、最後は猛追するも惜しくも届きませんでした。

 本当に惜しかったです。

 しかし、いつも目標のレースをしっかり使い、結果も安定しています。体調管理が難しいと言われている牝馬が常に高いレベルで走り続けていることは本当にすばらしいですね。

 地方競馬の女王の意地を見せてくれました。

 藤原智行調教師のお話しでは、レース直後はJBCレディスクラシック直行ということでしたが、その後、関係者と話し合い、レディスプレリュードからJBCに向かうことにしたそうです。

 写真はレース当日のスピーディキックです。

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2023年06月29日

新米誘導馬ランパクがデビュー!

 船橋競馬場の新しい誘導馬ミューチャリーに続き、大井競馬場ではこの開催中にランパクが誘導馬デビュー!

 ランパクはJRAからデビューし、大井、北海道所属として走りました。

 父スウェプトオーヴァーボード、母ファニーゴールド、母の父エリシオという血統の8歳馬。

 名前の由来は『卵白』なのかと思ったら、走る(ラン)+白という意味合いなんだそうですよ。

 netkeibaさんのお写真コーナーを見ていると、若い頃は濃いグレーだったようですが、間もなくして白くなり、大井で走っていた頃にはすでに真っ白な印象。

 大井競馬場の誘導馬の芦毛はナイキスターゲイザとクリールマグナムもいますが、ランパクはより一段と白さが目立ちます。

 誘導馬騎乗者の責任者でもある坂口昇さんがつきっきりで教えてきて、本番では最初から落ち着き払っていたランパクの姿は非常に印象的でした。最初の誘導を終えて「いい仔ですよ」と笑顔の坂口さん。

 名前もかわいいし、この美白の帝王のようないでたちで、これから大井競馬場の人気者になって欲しいですね!

 写真1枚目は最初の誘導から引き返してくるところ。向かって右がランパクで、隣で寄り添っていたのがナイキスターゲイザ。

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2023年06月22日

ミューチャリー、誘導馬デビュー!

 南関東競馬は船橋開催中です。

 JBCクラシック(金沢)を地方所属馬として初めて制するなど、通算重賞5勝をあげたミューチャリー。NARグランプリの年度代表馬なども受賞しました。

 記録にも記憶にも残った、多くの人に愛された名馬の1頭。

 そんなミューチャリーが現役を引退し、21日の船橋開催で誘導馬デビューを果たしました。

 1レースから本馬場入場時に向けた練習をはじめ、11レースの短夜賞が本番。

 ちょうどお客様からも見える場所で練習をしていたので、皆さんが見守っていました。

 そんな中、1レースはテンションが高くどうなるのかなと思って見ていた方も多かったと思いますが、練習を重ねるごとにどんどん落ち着いていって、本番はベテランさんかのように貫録たっぷりに誘導していて、その過程に感動しました。

 現在過ごしているちばシティ乗馬クラブのスタッフ・小枝さんのお話しでは、

 「1レースはパドックでお客さんや馬を見てびっくりしたり、真っすぐに進むことができませんでしたが、練習を重ねることで、もう走らなくてもいいんだなと、今はどういう状況かを理解して、知性を感じました。ミューチャリーの誘導馬適性があってこそだと思いますよ。頭も良くて学習能力も高いですし、本当に優秀ですね」と褒めていました。

 この日は、誘導馬の先輩でもあるチャラオとタカラスノーウェーブもミューチャリーに寄り添って頑張りました。

 写真の1枚目は練習中のミューチャリーとチャラオ先輩、2枚目が本番中にファンに向かってファンサをするミューチャリーとタカラスノーウェーブ先輩、3枚目と4枚目がミューチャリーワンショット。初心者マークがかわいい(*^^*)

 これからますます船橋競馬場に行く楽しみができましたね(^^)/

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2023年06月15日

関東オークス地方馬最先着は!

 南関東競馬は川崎開催中です。

 6月14日に南関東牝馬クラシック3冠目の関東オークスが行われました。

 JRA・他地区・南関東と好メンバーが集う中、戸崎圭太騎手が騎乗したJRAのパライバトルマリンが重賞初挑戦V。おめでとうございました!

 地方馬最先着は4着のメイドイットマム。3着馬にハナ差まで迫りました。

 メイドイットマムは昨年のNARグランプリ2歳最優秀牝馬を受賞。今年に入ってからも、牝馬1冠目の桜花賞を制しました。

 一般的に、牝馬は体調管理が難しいと言われている中で、維持をさせながら高いレベルで3冠レースを戦い抜いたのは本当に立派でしたね。

 さて、南関東クラシック戦線も、残すは7月12日の南関東クラシック3冠目のジャパンダートダービーです。

 無傷の5連勝で南関東2冠馬となったミックファイアが、どんな走りを見せるのか、今から待ち遠しいですね!

 お写真は、本橋孝太騎手を背にしたメイドイットマム。

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2023年06月08日

東京ダービーが行われました。

 6月7日に大井競馬場で69回目の東京ダービーが行われました。

 御神本訓史騎手が騎乗した1番人気ミックファイアが無傷の5連勝で、羽田盃に続き2冠を達成。

 道中は2番手から追走し、4コーナーで先頭に立つと後続を引き離し、6馬身差をつける圧勝でした。勝ちタイム2000m2分4秒8(重)は羽田盃に続きレースレコードを樹立。

  さらに、2001年のトーシンブリザード以来22年ぶりに無敗の2冠馬が誕生し、大井生え抜き馬の東京ダービーVは、1996年のセントリック以来27年ぶりの快挙でした。

 これほどのパフォーマンスをしながらも、走り終えて口取り撮影をしようと肩掛けの準備をしている頃には、もう息が整っていたそうです。「体力おばけなんです」と担当の高橋厩務員は言っていましたが、恐るべし。

 この後の3冠目・ジャパンダートダービーが今から待ち遠しくなりました。

 なお、2着がヒーローコール、3着はナンセイホワイト。

 この路線のトップに君臨してきたヒーローコールが2冠ともに取れなかったのは少し前には想像もできなかったことですが、早めにつかまえに行って後続にはかわされなかった内容はさすがで、巻き返して欲しいです。

 ナンセイホワイトは中1週で重賞初挑戦でのこの結果は本当に立派で、これからが非常に楽しみになりました。

 お写真はミックファイア、ヒーローコール、ナンセイホワイトの順番です。ナンセイホワイト、超ど派手さん(*^^*)

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2023年06月01日

さきたま杯が行われました。

 5月31日に浦和競馬場でさきたま杯が行われました。

 非常に熱い戦い。

 笹川翼騎手騎乗の兵庫・イグナイターが差し切り勝ちを収めました。

 イグナイターは昨年のNARグランプリ年度代表馬などを受賞した実力馬。

 黒船賞とかきつばた記念に続き、3つ目のダートグレード競走のタイトルを獲得しました。

 2着はゴール寸前に惜しくもクビ差かわされた船橋のスマイルウィ。

 ダートグレード競走初挑戦の中でも立派に戦い抜きました。

 去年のこのレースは大井のサルサディオーネと浦和のティーズダンクのワンツーでしたが、今年も地方所属馬による決着。

 なお、このさきたま杯はJpnⅡという格付けで実施されてきましたが、全日本的なダート競走の体系整備により、来年からは浦和初のJpnⅠ競走として実施される予定です(JBC以外)。

 今後さらにどんな戦いになっていくのでしょうか。

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2023年05月25日

美穂厩務員の愛情たっぷり手作りメンコ。

 5月22日の東京ダービートライアルに出走したナガタエース。お馴染み・岩本厩舎の甲斐ご夫妻が引いています。

 甲斐美穂厩務員は、担当馬に手作りの楽しいメンコを着用させてレースに送り出している、知る人ぞ知る存在。この日のナガタエースは鯉のぼりバージョンでした。

 美穂厩務員は、1998年のクラウンカップを制したハードサインカラーも手掛けている重賞勝ち厩務員さん。


 プライベートでは、甲斐厩務員と結婚し一時は仕事を休み妊活をしていたそうですが、息子さんを出産後は仕事に復帰しました。

 ここ数年は手作りのメンコを着用。

 美穂厩務員は「ネットで馬たちの名前を検索をすれば写真が出てくる時代ですし、競走馬として生まれてきた以上は、たくさんの人たちの記憶に残って欲しいです。メンコがそのきっかけ作りになってくれればいいなと思っています」と話していました。

 お裁縫が決して得意という訳ではなく、いつも時間がかなりかかっているそうです。「馬たちがかわいくてたまらい」(美穂厩務員)という愛情たっぷりの美穂厩務員の手作りメンコ。見ている方も、いつも温かい気持ちになります。

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2023年05月18日

クラシックホースたち。

 5月17日に川崎競馬場で行われた重賞の川崎マイラーズは、森泰斗騎手騎乗のアイウォールが逃げ切りVで重賞初制覇。

 ここは、ちょっと別の角度からお伝えします。

 レースは10頭立てと少頭数になりましたが、クラシックホースたちが4頭も出走しました。

 2019年の北海道3冠馬リンゾウチャネル。

 2021年の羽田盃馬トランセンデンス。

 2020年の羽田盃馬ゴールドホイヤー。

 2021年の東京ダービー馬アランバローズ。

 こんなに何頭ものクラシックホースたちが同じレースで走ることはそう多くはないことなので、パドックを歩いている間は見入ってしまいました。

 豪華~(≧▽≦)

 やっぱり、クラシックホースたちはスペシャルなのです。

 なお、アランバローズは大差のしんがり負けとなりました。心配している方も多いと思いますが、心房細動だったそうです。順調に回復して、また元気いっぱいの走りを見せて欲しいと思います。

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2023年05月11日

二夜続けてのクラシックレース観戦。

 南関東競馬は大井開催中です。

 二夜続けてクラシックレースが行われました。

 5月10日の1冠目・羽田盃は御神本訓史騎手騎乗のミックファイアが無傷の4連勝で重賞初制覇。後続に6馬身差をつけ、勝ちタイムもレースレコードというおまけつき。休み明けでのこのパフォーマンスに、関係者も驚いていた姿が印象的でした。

 5月11日に行われた牝馬2冠目の東京プリンセス賞は、こちらも御神本騎手が手綱を取ったサーフズアップが差し切りV。ユングフラウ賞に続き2つ目のタイトルを獲得しました。

 6月7日に南関東2冠目の東京ダービーが行われます。ミックファイアはそこに向かうことを表明していますが、牝馬のサーフズアップはどんなローテーションを組んでいくのか今から楽しみです。

 写真は最初の2枚が羽田盃、次の2枚が東京プリンセス賞。御神本騎手が二夜続けてクラシックレースを制したのもすごいですね。馬上の姿も絵になります。

 なお、大井競馬場ではバーベキューが始まったり、アウトドア感覚で観戦できる新エリアが誕生したりと、現地観戦もとても楽しそうですよ♪

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2023年05月04日

かしわ記念が行われました。

 阿部典子さんのブログでも書いていらっしゃいましたが、

 今日、船橋競馬場でかしわ記念JpnⅠが行われました。

 JRA・他地区・南関東から強豪たちが集った中、

 濱中俊騎手とコンビを組んだJRAのメイショウハリオが差し切りV。

 クビ差の2着がタガノビューティー、そこから半馬身差の3着がハヤブサナンデクン。

 メイショウハリオはこれで帝王賞も含む通算4つ目のタイトルを獲得しました。

 「今日のメンバーではこの馬が一番強いと思っていたので自信を持って乗りました」(濱中騎手)。

 この後は帝王賞連覇を目指すことになるのでしょうか。

 地方最先着は地方競馬の新女王スピーディキックでした。

 内枠がアダになる形になりましたが、それでも最後は大外に持ち出して6着。

 結果は残念でしたが改めて強さは示しているので、巻き返しに期待しています。

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2023年04月27日

2歳新馬戦スタート!

 南関東競馬もいよいよ2歳馬による新馬戦が始まりました!

 4月24日浦和1レースのドリームチャレンジ2歳新馬は、

 森泰斗騎手が騎乗した断然人気のライゾマティクスが8馬身差の逃げ切り勝ち。

 南関東の2歳馬新馬勝ち1番乗りとなりました。

 ライゾマティクスは父Constitution、母レポゼッション、母の父War Frontという血統の2歳牡馬。

 スケールの大きな走りでこれから楽しみですね!!!

  この新馬戦で3着だったのはユウユウプレスト。

 馬体重は350キロです!!!

 南関東では、数年前にバジガクモミジという女の子が310キロから320キロ台で走っていた時期もありましたが、この仔もミニミニサイズ。

 カイバはよく食べる仔だそうで、これからどんな走りを見せてくれるか楽しみです。馬体重も気になりますね(*^^*)

 なお、写真からもわかるように。浦和競馬の新馬戦も今年から馬名入りゼッケンになりました!

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2023年04月20日

二夜連続の重賞レース

 南関東競馬は大井開催中です。

 今開催は二夜連続で重賞レースが行われました。

 昨日19日に実施した東京スプリントは横山武史騎手が手綱を取った1番人気リュウノユキナが差し切り勝ち。

 2月のリヤドダートスプリント(6着)以来の実戦でしたが、2021年に次ぐ勝利で、通算タイトル3勝目としました。

 今日20日に行われたブリリアントカップは、本橋孝太騎手がエスコートした2番人気ランリョウオーが直線抜け出し、通算タイトル4勝目。

 昨年はS1大井記念と東京記念を連勝しながらも、その後は元気のない成績だっただけに、今後のこの路線に楽しみな馬が完全復活をしましたね。

 管理する小久保智調教師は地方通算1800勝メモリアルVも達成。

 熱い2日間が終わりました。

 写真は東京スプリントを制したリュウノユキナとブリリアントカップを勝ったランリョウオーの肩掛け姿です。

 なお、大井競馬場は桜の季節が終わり、今はツツジが咲き始めていますよ!

 

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2023年04月13日

南関東最年長馬の勝利。

 撮れたてホヤホヤの写真です。

 先ほど船橋競馬場で行われたメインレースの柏の葉オープンで、矢野貴之騎手が騎乗した8番人気リッカルドが差し切りV。

 リッカルドは南関東最年長の12歳馬です。さかのぼればJRAからデビューし、2016年のエルムSの覇者。それから7年ほどの月日が流れてもなお現役を続け、しっかり勝利を飾っていることが本当に立派です。タイトル5勝を含む通算17勝目をあげました。

 矢野貴之騎手は開口一番「泣きそう」と。

 南関東競馬は年齢制限があり、主に9歳いっぱいまで走れますが、A1馬には特例があり、1年のうちに1度でも5着以内に入れれば何歳まででも現役を続けることができます。

 リッカルドも9歳からは10歳、11歳、12歳とその条件をクリアしてきて、早くも来年13歳でも現役を続けられる権利を獲得。本当にすごいことなんです。

 JRA時代は濃いグレーだった体も、今ではすっかり白くなりました。改めて、長きに渡って走り続けているんだなぁと。


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2023年04月06日

春のうまさんぽ展に行ってきました。

 現在、『春のうまさんぽ展』が浅草にあるアトリエコメットさんで行われています。

 馬好きの作家さんたちが、馬をテーマにした絵画や造形、オリジナル雑貨などを展示。

 大井競馬場の元騎手で、現在は誘導馬に乗っている田島泉ちゃん(旧姓・山本)の描いた水彩画4点も展示されていたので、わたしもおじゃましてきました。

 泉ちゃんの絵を見ていると、ホッコリします。

 優しさ、馬愛がたっぷり伝わってくるんです。

 お部屋には馬関連のグッズがた~~くさん!

 何時間あっても見たりないくらいです。

 お馬さん好きの皆さんにとって夢の国ですよ、ここは(≧▽≦)

 わたしもついついいろんなものをお買い物。

 ほんと楽しかったです。

 4月9日(日)まで行っているそうなので、お馬さん好きの方はぜひ行かれた方がいいと思います(^-^)

 3枚目の写真は、購入にしたもののひとつで、元厩務員さんで今は馬雑貨を作っている「ようすけさん」のバッグ。前から購入したかったのでゲット!

 ようすけさんのTwitterはこちらです。

 ようすけさんの馬雑貨ってすごくお上品で、ようすけさんの優しさが伝わってきます。

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2023年03月30日

津乗健太厩務員の写真展に行ってきました。

 船橋競馬場の津乗健太厩務員は猫カメラマンとしても有名です。

 そんな津乗厩務員の写真展が4年ぶりに開催。

 津乗厩務員の写真展~楽しくなさそうにはしていない猫~が、4月2日まで船橋市民ギャラリー第1ホールで行われています。

  今回は2021年から撮影した猫の写真30点を展示。

 2016年の写真展の時に製作した2m×3mの大きな猫の写真「でっかいミャア」も再展示しています。

 先日おじゃましてきましたが、船橋競馬場に住んでいる猫たちがたくさん!!!

 そんな猫ちゃんたちにいろんな表情があることを見て欲しいとも津乗さんは言っていました。

 津乗さん自身は競馬場から離れて別のお仕事をしていた時期もありましたが、

 競馬場に戻り、競馬場にいる猫ちゃんたちの表情の面白さを改めて感じ、

 撮影を再開したそうです。

 ただ、仕事中に一眼レフで撮影することは難しいので、

 手軽に撮影できるようにと、展示されている写真は全てスマホで撮影したんですって!!!

 これもすごい!!!

 「たくさんの人に見て頂きたい。たくさんの子供たちに見て頂きたい。見に来てくださった方が、少しでも楽しんで癒されればと思っております」と津乗さん。

 わたしもたっぷり癒されました。

 すごく楽しかったです♪

 写真は愛しいパンフレットと、会場、津乗さんです。

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高橋華代子

職種
南関東競馬リポーター

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