9月と言えば、夏から秋へ、身もココロもシフトする変換の季節。
全国に先駆けて、北国:札幌は、とっくの前に秋を迎えていますが、『すみれ September Love』のすみれって、春に咲く花なのになんで9月?などと、どうでもいいことに時間を費やして考えるのに丁度いい快適室温。家の中であれこれと物思いにふけり、ネットで衝動買いした本たちが、私の記憶に反して毎日のように届きます。
「え?こんな本、注文したっけ?」
すっかり忘れてしまうのはいつものことですが、ガス欠寸前であることは自覚していたようで、調べてみると、とにかく手当たり次第にクリックしまくった形跡が。
「読書の秋」と言われるのは、春から夏にかけて突っ走ってきた速度を落とし、ガソリン給油のために停車してみなさいよってことでしょうか。
今日は9月最後の日。「30って、江川卓だよね」とうっかりつぶやいてしまい、平成生まれの子に「おばさん、違うよ。宮国でしょ」とツッコミが入る前に、昨日の「ゆる回顧」をしま~す。
今秋のG1シリーズがスタートした中山競馬場の入場人員は、対前年比116・4%の4万1614人になり、またスプリンターズSの売り上げも、同101・8%の120億3845万2200円とアップしたそうです!秋の売り上げが、このまま豊作になりますように。
そのスプリンターズS。
世界一のスプリンターであるロードカナロアが、前走のセントウルSで土をつけられたハクサンムーンに倍返し(←使ってみたかっただけw)をする結果になりました。強かったですね!最後の脚なんて、「これが世界のファーストクラス」という華麗なフライトでした。
ここまでは私の馬券も予測済み。
問題は3着にどの馬がくるかで、一番クサイと思ったのが、じわじわ調子を上げてきたアドマイヤセプター。函館開催だったキーンランドカップを4着と堅実に頑張って、今回の斤量は55kg。ハクサンムーンがセントウルで勝った時も王者カナロアよりも2kg軽かったことから、1200mの3着は牝馬、或いは斤量に恵まれた牡馬が来るとふんで、もう1頭の女の子フォーエバーマーク、ぼくだけ3歳のマイネルエテルネルを選抜しましたがっ!…
3着に飛んで来たのはマヤノリュウジン!内に潜んでいました。レース前、出馬表を何度見てもマヤノライジンと空目をしてしまい、「え?何歳になったんだ!」と勘違いをしてしまうファンタジーなお馬。ライジンは満場一致で引退しましたよ~(T-T)
まあとにかく、今月もいつものように、シメの甘い馬券で泣くことになりました。
ハクサンムーンは、アイビスサマーダッシュの時に見せた「高速スピン馬場入り」でスタンドをもりあげていましたね!見逃した方はコチラをどうぞ。
YouTube: 2013 09/29 スプリンターズステークス(GI) 本馬場入場 現地映像 ハクサーンムーンぐるぐる
酒井騎手も手慣れたもので、実に安定感のある騎乗でこらえていてさすがです!レース前にも見せ場を作る個性豊かな競走馬として、人気が不動のものになりそうです。もっとまわるんだー!ハクサンムーン!
先日、トウカイテイオーの献花台に記帳してきました。
安平町社台スタリオン見学台のとある場所に、テイオーの遺骨が分骨されて、のちに墓石も建てられるそうです。皆に愛されたテイオーをファンのもとから遠ざけることのないようにと、内村オーナーの希望で実現することになりました。彼の一部が埋められているほんの少し盛り上がった土に手をあて「お父ちゃん、長い間ありがとう」とお礼をしながら、現役で頑張るすべての人馬の安全を見守っていてほしいと手を合わせてきました。