2013年09月30日

9月のシメ!

 9月と言えば、夏から秋へ、身もココロもシフトする変換の季節。

全国に先駆けて、北国:札幌は、とっくの前に秋を迎えていますが、『すみれ September Love』のすみれって、春に咲く花なのになんで9月?などと、どうでもいいことに時間を費やして考えるのに丁度いい快適室温。家の中であれこれと物思いにふけり、ネットで衝動買いした本たちが、私の記憶に反して毎日のように届きます。

「え?こんな本、注文したっけ?」

すっかり忘れてしまうのはいつものことですが、ガス欠寸前であることは自覚していたようで、調べてみると、とにかく手当たり次第にクリックしまくった形跡が。

「読書の秋」と言われるのは、春から夏にかけて突っ走ってきた速度を落とし、ガソリン給油のために停車してみなさいよってことでしょうか。

今日は9月最後の日。「30って、江川卓だよね」とうっかりつぶやいてしまい、平成生まれの子に「おばさん、違うよ。宮国でしょ」とツッコミが入る前に、昨日の「ゆる回顧」をしま~す。

 

 

今秋のG1シリーズがスタートした中山競馬場の入場人員は、対前年比116・4%の4万1614人になり、またスプリンターズSの売り上げも、同101・8%の120億3845万2200円とアップしたそうです!秋の売り上げが、このまま豊作になりますように。

 

そのスプリンターズS。

世界一のスプリンターであるロードカナロアが、前走のセントウルSで土をつけられたハクサンムーンに倍返し(←使ってみたかっただけw)をする結果になりました。強かったですね!最後の脚なんて、「これが世界のファーストクラス」という華麗なフライトでした。

 

ここまでは私の馬券も予測済み。

問題は3着にどの馬がくるかで、一番クサイと思ったのが、じわじわ調子を上げてきたアドマイヤセプター。函館開催だったキーンランドカップを4着と堅実に頑張って、今回の斤量は55kg。ハクサンムーンがセントウルで勝った時も王者カナロアよりも2kg軽かったことから、1200mの3着は牝馬、或いは斤量に恵まれた牡馬が来るとふんで、もう1頭の女の子フォーエバーマーク、ぼくだけ3歳のマイネルエテルネルを選抜しましたがっ!…

3着に飛んで来たのはマヤノリュウジン!内に潜んでいました。レース前、出馬表を何度見てもマヤノライジンと空目をしてしまい、「え?何歳になったんだ!」と勘違いをしてしまうファンタジーなお馬。ライジンは満場一致で引退しましたよ~(T-T)

まあとにかく、今月もいつものように、シメの甘い馬券で泣くことになりました。

ハクサンムーンは、アイビスサマーダッシュの時に見せた「高速スピン馬場入り」でスタンドをもりあげていましたね!見逃した方はコチラをどうぞ。 

2013 09/29 スプリンターズステークス(GI) 本馬場入場 現地映像 ハクサーンムーンぐるぐる
 YouTube: 2013 09/29 スプリンターズステークス(GI) 本馬場入場 現地映像 ハクサーンムーンぐるぐる

酒井騎手も手慣れたもので、実に安定感のある騎乗でこらえていてさすがです!レース前にも見せ場を作る個性豊かな競走馬として、人気が不動のものになりそうです。もっとまわるんだー!ハクサンムーン!

 

 

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先日、トウカイテイオーの献花台に記帳してきました。

 

安平町社台スタリオン見学台のとある場所に、テイオーの遺骨が分骨されて、のちに墓石も建てられるそうです。皆に愛されたテイオーをファンのもとから遠ざけることのないようにと、内村オーナーの希望で実現することになりました。彼の一部が埋められているほんの少し盛り上がった土に手をあて「お父ちゃん、長い間ありがとう」とお礼をしながら、現役で頑張るすべての人馬の安全を見守っていてほしいと手を合わせてきました。

 

 

2013年09月27日

グランシャリオナイター!5周年。

先週の記事にコメント頂きありがとうございます。pen

涙して下さった!お世話になったんですね感謝です。実は、現在の

調教師安田先生のお父さんが引退する少し前から、お付き合いさせて頂いた

のが当牧場の道営、初参加でした。そして、「ユミコトヨーコ」号が田部厩舎に

お世話になり、田部先生の御嬢さんが現在の安田先生の奥様だったのです。

お父さんが定年された引退式の時、私も競馬場に駆け付けました。その後

武広先生は、義父の田部厩舎に所属し現在自立された。そして、又ご縁を

頂き「マジョ」号をお願いしました。不思議ですよね?道営の調教師さんを

全く知らなかった我々が、たまたまお願いした2人の先生が次世代で繋がって

いらした!点と点でご縁を頂き、現在「線」となって繋がっているように感じています。

コメントさん!これからもヨロシクね。virgo

043 北海道競馬が岐路に立たされ、北海道議会からも「赤字体質なら廃止!」の

宣告を受け、高橋知事と共に関係者にご尽力を頂き「収支均衡」が計られ、

現在に至っています。そして5年が経過いたしました。多くの皆さまにご協力

頂いた「感謝祭」が25日から26日まで行われました。night

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045 地域の特産品の販売風景です。振興局もご協力いただいています。run

047 この時期の「日高の夕暮れ」は既に涼し過ぎるくらい気温が
下がるので「ジンギスカン!」はこの「コテージ」の中です。restaurant

この日も「マジョ」出走でした。残念ながら2着!惜しいレース内容です。

コメントさん!御免なさい。次走に期待しましょう!horse

同日、浦河町でも第3回「応援ビヤパーティー」が開催され300人の来場、売上

計画比309.34%の197万5000円となりました。beer

002 孫「ジョー君」と初動物園デビュー!しました。

015 かわいい!よね。penguin

031 少し早目の「夕食」!「カレーふらのや」さんのスープカレー。
息子も合流し私にとっては、とっておき!の空間です。scissors

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035 遠くで暮らす「孫」「娘」との楽しい日々。時が経つのは本当に早く
明日はもう!帰ってしまう。「うま、うま、」とジョー君!少し遅れましたが

2歳のお誕生祝い!ディズニーから「バズ」のキャラクターケーキで(新冠町

のケーキ屋さん制作)birthday

037 プレゼントは「ママ」のリクエストにより「サッカーボール」soccerpresent

053 様似中学校、文化祭「オープニング」出席です。

063 向かって左から2人目。某スタッドの御子息の女装です。
何時も真面目で挨拶もしっかり姿勢を正してされる中学生の

違った一面に「超うけ!」でした。full

009 秋お彼岸!「萩の花」お中日には「おはぎ」をいただきます。
何故?「おはぎ」。萩の花に似せて「つぶあんによるおはぎは

この花に似て」いる事。から(日本の伝統文化は美しいですね)shine

027 「???もどき」です。もう少し寒くなると「実」がわれて、「黄」「赤」の
コントラストが主張します。お楽しみに!!!!。

ここに記事を担当させていただき「うれしい」情報をいただいています。

過去の生産馬を応援して頂いた方々より「JBBA」を通じてメールも

頂き心を熱くしています。来月の来訪を心待ちにっしています!

是非!なつかしい語らいをしましょう。kissmark(本文でのコメントをお許しください)

 

 

 

 

2013年09月26日

宝物♪

皆さんは好きな馬っていますかsign02

わたしも好きな馬が何頭かいるのですが、まだ競馬を始めて間もない頃、綺麗な栗毛と童顔でクリッとした目が特徴のフォルメンという馬が好きになりましたhorse

 

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そして、パドックでフォルメンを見る度に、どんな性格の仔なんだろうかと知りたくなり厩舎へファンレターを出しましたconfident

 

返信もあまり期待していなかったのですが(失礼ですが・・・)、1ヶ月ほどあまり経ったある日、ポストに一通の手紙がeye

 

なんと、担当厩務員さんが返信をくれたのですsign03

 

急いで手紙を開封すると、気の強いところもあるけれど大人しいということや、ご飯を良く食べるということなどフォルメンの普段の様子が書かれていて、とてもうれしかったですhappy02

 

そして何より忙しい中、返信を書いてくださった担当厩務員さんに感謝の気持ちでいっぱいになりましたclover

 

あれから3年ほどの時が経ち、当時は想像もつかなかった競馬仕事をしていて、今はプライベートで競馬を観ていても仕事という気持ちが抜けなくなりましたが、たまに手紙を見返すたびに、毎週木曜日にJRA-VANのお気に入り馬に登録したフォルメンが出走していないか携帯をチェックして、出ると決まればレースの日までワクワクしていた頃が(今もフォルメンは現役なのでレースはチェックしていますが。)懐かしく、私の競馬の原点だなと思いますhorse

 

この手紙は、一生の宝物ですshine

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2013年09月25日

秋はほろ苦大人味

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日が暮れるのもすっかり早くなりましたねnight

18:30くらいになるとこんな感じです

 

 

昼夜放牧されている馬たちは 夜間も厩舎に入らず外で過ごしていますhorse

 

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↑ 4:30くらい・・・早朝の馬の様子

 

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↑ 真夜中の馬の様子はわかりにくいですが こんな感じです

(馬の撮影にフラッシュは使ってはいけないので 月の明るい夜の写真)

繊細な馬たちは 神経をとがらせながら 集団でじっとしているか

草をつまみながら 常に集団で行動しているようです

環境に慣れてウトウトできるようになることはあるとおもいますが 

夜間は 突然 野生動物が出没することが多いので

グーグーいびきをかいて 気持ちよく寝ている馬はいないとおもわれますcoldsweats01

(もしいたら タフな大物かもしれませんねー)

 

 ・・・なので

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 緊張の解けた午前中は 安心して アシを投げだして寝ていたりします

また夜間に備えての 貴重な休息時間ですので

そんな馬をみかけたら 起こさないよう 遠くからそっと見守ってあげてくださいconfident

 

 

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日中 休息をとり 草をたくさん食べた馬たちは・・・

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涼しくなってきた夕方には 元気に走り回ったり・・・

自然に近いかたちで 精神的に鍛えられ・・・モリモリ草を食べ・・・成長していますrock

 

 

 

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そんな1歳馬たちも 育成場に旅立つときです

 

昼夜共に過ごした仲間ともお別れです・・・

 

咬み合い 蹴り合い たくさんあっても 仲間が突然消えた放牧地で 

不思議そうに 探すように ときどき立ち止まりながら歩いている姿をみかけました

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そして 離乳・・・

それぞれの牧場さんでは 済んだ頃ではないでしょうか

 

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母を探して 鳴きながらうろうろする仔馬たちや

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日が暮れかけても 仔馬を探して ひたすら歩きまわる母馬たちの姿もみかけました

 

 

母馬たちは 日ごと落ち着きを取り戻し・・・仔馬たちは仲間と共に大人になっていく・・・

 

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・・・とはいえ なんだかせつない秋のはじまり

 

 


↓ かわいい馬の駄菓子をみつけました

ピンクのチョコが出たら出会い運アップ 緑は買い物運アップ・・・おみくじ駄菓子のようですcatface

ギャンブル運アップがないのが 大人にとっては少し残念

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グレープチョコ味・・・未知の味・・・


 

(甘いお子様味でした)

 

 (・・・予想通り チョコが出てくる部分は おしりですsweat02

 

 

 

 

2013年09月24日

馬も病院へ行く!

 

時々紹介している馬の治療シリーズhospital(いつからシリーズ化?)


これまでは内視鏡検査の様子なども載せましたねsign01

以前紹介したものの中でも取り上げた「SSP」ですが、今日はもうちょっと詳しく、裏のウラまで見せちゃいますhappy02

 

 

 

 

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馬を保定するための枠場に馬を保定します。

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後ろから見るとこんな感じなんですcatface

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これが、その機械eye

整体院や接骨院などに行った時に、似たような?ほとんど同じものがありましたimpact

 

 

 

 

まぁ、人間に使うものと同じなんですがねsweat02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポイントにジェルを塗って、電極を置きます。

あ、これはもちろん獣医さんにやってもらいますよhappy02

 

 

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お尻の方にもup

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そして、こちらが電極のウ・ラ・ガ・ワnote

 

 

S・シルバー

S・スパイク

P・ポイント

 

 

の名にふさわしい形状ではありませんかup

 

 

SSP,見たら納得ガッテンしていただけましたか~sign02

 

 

 

 

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ここで20分、ビリビリピコピコして、調教の疲れを癒すんですhappy01

 

 

 

この狭いところで、20分も我慢していられない子も中にはいますが・・・・・

 

 

 

 

最初うるさくても、電気かけ始めて気持ちいいのが分かるとおとなしくなる子もいますnote

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さて、ここはどこかわかる方いますかぁ??

わかる方は手、挙げてくださいpaper

なんて・・・smile

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ここは、競走馬診療所内にある入院馬房なんですよsweat01

病気や、怪我して手術した馬などが管理されていますhorse

 

 

骨折して手術したとか・・・

 

お腹痛くなって良くならないとか・・・

風邪をこじらして肺炎になったとか・・・

 

まるで人間の子供と一緒の彼らですsweat02

 

 

 

入院馬房は冷暖房完備good

馬房掃除や飼い葉などの普段の世話は、厩舎スタッフがやるんですけどねdash

 

 

 

 

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この子は右ひざを骨折して手術をしましたshock

ひざの骨折で手術をする馬って、結構多いですsweat01

 

ひざの骨折は、手術で完治して、競走能力に影響なく復帰する子もまた多いんですgood

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレセン内の馬たちは、人間顔負けの施設設備で管理されてるんですhappy02

 

 

 

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新馬ちゃんが入厩しましたheart01

ステイゴールド産駒のおんにゃのこですheart04

 

仲良くやっていこうと思いますscissors

 

 

 

 

ナイスな表情いただきましたup

 

 

 

 ではまた来週\(^o^)/

 

 

 

 

2013年09月23日

愛馬の日。

絵に描いたような秋晴れになりました!

「絶好の馬日和!」「馬を愛でよう」「写真をいっぱい撮ろうね」と、仲良し3人組の思いはひとつ!

安平町にある社台スタリオンまでドライブへ。

そして今日は、馬全般を愛する私たちが忘れちゃいけない愛馬の日でもあります。

愛馬の日?なんすかそれは?とお思いの方はコチラ↓

日本中央競馬会の馬事公苑が、乗馬への関心を高めてもらうために1969年(昭和44年)に設けたもので、1940年(昭和15年)のこの日に、東京・世田谷区内に騎手を育成、馬術の訓練などを行なう馬事公苑が開苑したことや、動物愛護週間の中の祝日「秋分の日」にあたることからこの日としたそうです。(ウィキ調べ)

愛馬の日発祥の地となった馬事公苑では、さまざまなイベントやポニーショー、日本の伝統文化である流鏑馬などが行われたようですね。

競馬と同様に、乗馬というスポーツも、日本ではまだまだメジャーな立ち位置ではないのですが、馬に乗り、馬と戯れる楽しさを知っている私を含めた乗馬経験者たちが、もっと積極的に乗馬の良さを発信しなければと思いました。

今日行ってきた社台スタリオンでも、愛馬の日と連休最終日ということもあり、たくさんの競馬ファンが集まっていました。

見学場パドックはほんの少し模様替えをしたらしく、先日亡くなったトウカイテイオーが長く使っていた入口手前にはメイショウサムソン、その奥にタニノギムレット、2番目にはキンシャサノキセキ、その奥は変わらずクロフネ。3番目のパドックにはディープブリランテ、4番目はその父ディープインパクト、5番目にシンボリクリスエスが入っています。

相変わらずのんきに草を食みながら、気持ちのいい秋の風を楽しんでいるようでした…がっ!

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ディープ父ちゃん、いきなり走る!!!!それにつられて息子ブリランテも負けじと激走!!!

ディープインパクト専属の警備員赤坂さんによると、2~3日に1度、何かを思い出したかのように、突然爆走するそうです。そうなると、隣にいるブリランテも黙ってはいません。

血の気の多い親子(?)は柵越しに競馬を始め、何度か往復した後に、父ディープ疲れてが白旗。今年も260頭以上の「仕事」をこなしたお父ちゃんは、少々お疲れ気味なのでしょうか。若き息子の勝利となるそうです。その間、ほかの父ちゃんたちは「また始まったよ」と、半ば呆れながら静観を決め込みますが、その気持ちの中に「親子で走れていいな」という思いもちょっぴりあったりして。

親子のほほえましい様子も、お天気のいい日は早朝から昼過ぎの2時まで見学することができますよ~。

思いっ切り走って遊んだあとの、穏やかな表情にも出会えます。競走馬でも、こうして2ショットに収まる環境で暮らせるのは、この父子だけかもしれませんね。(奥が息子、手前が父)

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日本の競馬界を支えてきたサンデーサイレンス最大の後継者であるディープインパクトですが、その息子ディープブリランテも、新種牡馬としては好成績の種付け頭数となり、さすがダービー馬といったところですね。

のほほん~としていますが、あなたたちは大切な競馬界の宝なんですよ~。自覚してくださーいw

走り過ぎてケガをしないようにしてくださいね。

2013年09月21日

馬女「マジョ」待ちに待った初勝利です。

北海道競馬で12日「マジョ号」ようやく勝名乗りです。

私と古林栄一氏と共有している愛馬です。丁度この日、古林ゼミの学生

(北海学園大学生)さんと古林先生が、当牧場で研修中でありました。

084 先日離乳したばかりで、母馬horseは飼い葉を与えていないので
洗う桶も少ない!カメラ目線の若者達gemini

085 地域産業を知る!体験。1泊2日で日高入り。
乗馬体験、JRA日高育成場見学、そして我が家で作業体験、を

毎年経験しています。これは「ボロ拾い」厩舎の中で馬糞を1本の鑰を

巧みに使っての作業です。coldsweats01

この作業で我々は、愛馬の体調を把握(量、匂い,形状)しますよ!hospital

088 丁度、作業体験終了時、「マジョ」の出走時間となり先生は、テレビ
観戦の為住宅へ!tv

残念ながら天候の影響でスカパー!が映りませんでしたtelephone

携帯でレース実況!何やら写真判定らしい?

結果がはっきりするまで、学生さん達は、自家製のスイカ&トマトを

試食しながら~。ハイ!ポーズ。up

ようやく1勝しましたhorse

022 道営競馬場でのイベント。はずれ馬券での抽選会で「アポイ山荘
宿泊券1泊2名1組」当選。友!苫小牧より来る!

パートナーと共に翌日我が家へ来て下さいました。wheelchairご主人の

乗馬体験を撮影中。camera

027 今週「シーラ」は大活躍中!
馬の背中に乗ったのは「初体験!」とのこと。でも、こうして

曳き手は付けていません。sign02

018 次女の長男「ジョー君」は怖くてママから離れられません!run

035 乗馬体験の見学はとうとう!屋内運動場の隅っこ!で。ママに密着。
チョッピリ(モヤシッコ!sad)失礼!

006 「コーン!大好き男」。おいひー!(美味しい)先ほどの「ヨワッチーイ!」
姿はどこへ~~~。たくましい食べっぷりでした。happy01

061 子供と離れて1週間。
来年産まれる子供をお腹に宿し、初秋の涼しい風に吹かれて

青草を食んでいます。運動も忘れていませんね。dash

058 自立して一週間。すっかり落ち着いてきました。
「はやく~。」朝ご飯ちょうだ~い!と厩舎へ入る時間が間近である事を

知って入口にタムロしています。riceball

057 怪我をした仔馬でしたが、傷跡も殆どわからなく治癒しました。good
飼い葉もしっかり食べて元気一杯!「ご心配おかけいたしました」happy01

059 先日の台風の「爪跡」。傾斜地が多い我が家の敷地は、強い雨が
降ると(馬道)は流れる水で土砂が流されてしまいます。

何時も自然と闘い(共存)ながら、暮らしています。「人馬ともに!」

ですから機械に係る投資もバカになりません。typhoonrain

048 こちらは憎めない!台風の思わぬ「来訪者」。思わずシャッター押しました。

062 庭に秋の便りです。風雨にメゲズ!頑張りました。
カラスの被害にネットで防御です。黒く甘くなるまでは、もう少しかかります。

069 今週は3日間、会議でした。ある日の「お弁当」。
私は携帯用の「お箸」と「お弁当」をもっていきまっす。restaurant

ご飯は(玄米で5種の豆入り)自家製野菜中心、たらこ、ひじき、etc.

075 本日、トラック協会主催の懇談会出席でした。帰宅は22.10分。
wi-fiの調子がよろしく無く、47分超過してしまいました。ゴメンナサイ!

 

2013年09月19日

名づけた仔たちの入厩

今年、2頭の新馬に名前をつけさせてもらったのですが、その仔たちが入厩したと聞き、先日厩舎に会いに行ってきましたup

 

1頭目は、牡馬のゲヴィンネンくんhorse

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私が取材していた時に、たまたま友達が馬を買ったところで厩舎に来ていて、名前をつけさせてもらえることになったのですshine

 

男の仔らしい名前にしたいなぁと思い、「勝つ」というドイツ語からゲヴィネンと名付けましたrock

 

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友達も名前を気に入ってくれているので、嬉しいですnote

もう1頭は、エアトベーレちゃんhappy01

こちらの仔は預託先の先生に命名権をいただいて、つけさせてもらいましたhorse

 

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女の仔なので、可愛らしい名前にしたいなと思っていたので、「いちご」をドイツ語にしました。 「もも」のドイツ語、フィルジッヒと悩んだのですが、響きがエアトベーレの方が好きだったのでエアトベーレにheart04

 

名前を付けた当時、馬が牧場にいたので見ないままつけたのですが、綺麗な栗毛だったので何となく名前に合っているなぁ、なんて自己満足に浸ってみたりhappy02

 

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2頭ともデビューはあと2か月くらい後になるということですが、今から大井で走る姿を見るのが楽しみでなりませんsign03

 

しかも、我が子のように可愛いので、大井に取材に行くたび会いに行ってしまいそう(笑)

ちょうどゲヴィネンとエアトベーレに会いに行った日は、CSの放送日でしたup

この日MCを務めていた、中川ちひろさんとの一枚ですhappy01

 

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ちひろさんとは、放送が一緒になる率が高いのですが、明るいし可愛いし癒されています(*^_^*) 

 

2013年09月18日

秋募集!

先週は・・・

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秋の空の下 キャンバスの下地塗りから始まりました

 

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ターファイトクラブさんの10月に行われる募集馬見学ツアーに向けて

募集馬(おもに当歳馬)の小さな絵を描いています

 

↓ 前回の募集馬の絵

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・・・というのも 

前回同様 原画は抽選で出資会員さまへプレゼントされる予定があるからでして・・・

 

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↑ 前々回 描かせてもらったときは すでに名前が決まっていたので

 一頭一頭 名前入りです

(こちらは 名付け親となった会員さまにプレゼントされたそうです)

 

 

 

 

今回は 当歳馬がほとんどで・・・まだあどけなさの残る顔つきや

まだ ピンピンと立ったタテガミがかわいらしいモデルさんたちです

 

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↑ アドマイヤムーン×エミネントシチ― ・・・ エスポワールシチ―の半妹 や

 

↑ スタチューオブリバティ×メイショウユウゼン ・・・ オールレディゼアの弟 も

 

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↑ ディープインパクト×メリュジーヌ

 

  ターファイトクラブ元所属馬 メリュジーヌ(16戦3勝、2着5回) の2番仔です

絵の依頼がくる少し前に・・・

ご近所ということもあり このコのDVD撮影を見学させていただいてました

 

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元気いっぱいに登場horsedash

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母メリュジーヌの母 メジェール(21戦5勝、2着2回)もまた クラブ元所属馬で

機敏な動きは 短距離で活躍した母・祖母のスピードを受け継いでいる・・・とのことですshine

 

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 母と一緒じゃなくても キビキビとカメラの前を歩いていました

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↑ 母・・・草に夢中coldsweats01

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しっかりとしたカラダつきで 立ち姿もキマッてました

このときは 馬が嫌がることなく 順調に撮影が進んだとのことでしたが・・・

 

馬のDVD撮影や写真撮影は 空のご機嫌と馬のご機嫌もあって

きちんと立ち姿がキマるまで かなり根気のいるお仕事ですねsweat01

 

 

立ち姿の肖像画を描くときのために 理想的な立ち方を目に焼きつけておこうとおもいました

 

 

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↑ 放たれて 勢いよく走りだし

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親子そろっての撮影

 

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走ってのどが渇いたのか 授乳タイムcarouselpony

緊張した撮影の間にほのぼのとした空気が流れましたconfident

 

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↑ 提供牧場の村田さんもインタビューで

 放牧地の中でも 仲間に負けない速さで駆けまわり・・・母によく似ていますね

 

 とおっしゃっていたような気がします

 

期待の一頭ですねhappy01

 

 

3代続けての募集馬で 母の姉妹のクロワラモ―ハングインゼアなど

ターファイトクラブさんにとっては 縁の深い血統なのだそうです

 

 

 

当歳から描かせてもらえることは

今後デビューするまでどのように成長していくのか これから出資される方々と同じように

私もとても楽しみですhappy01

まだ 名前のない仔馬たちのキャンバスには 母の名前が入っています

「より愛着をもってもらえるように」 とクラブの方の願いがこもっています

 

世界最高峰のレースを制覇するため 前哨戦を期待のふくらむ勝ち方をしてくれた

キズナオルフェーヴルにも 母にミルクをもらい 幼いころもあったのかと想像すると

なんだか よりジーンときますね・・・

 

 

 

 

日本馬の世界制覇に キャンバスの仔馬たちの未来に――――― 夢をみたいとおもいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

2013年09月17日

ロンシャンの恒星風

台風で被害が出た地域のみなさんは大丈夫だったでしょうか・・・

 

 

 

 

 

3日開催なのに、まさかの中止sweat01

 

 

 

人馬の安全が最優先なので仕方ないですねdanger

 

 

美浦は幸い、大きな被害もなく、調教も通常通りでしたが、栗東では午後乗りになったりと影響があったようです・・・

 

 

 

 

 

そして、代替競馬は本日17日に行われますhorse

 

 

 

競馬に行く人は、今週は休みなしになり、大変ですdash

 

 

 

 

さてeye

おとといの晩は、オルフェーヴルキズナの勝利に日本列島の競馬ファンが熱くなったのではないでしょうかsign02happy02

 

 

 

 

 

現地レポートはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の最強馬2頭の話題は腐るほど報道されてますが、帯同馬のことはあまり情報が出回ってないのに私は不満だらけですannoy

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのも、私の推しメンはステラウインドなのでnote

 

馬名の意味は「恒星風」なんだってdashカッコイイup

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段なら、日曜日の夜なら寝ないでLive観戦ですが、3日開催になって月曜日も仕事でAM1:30起きwobbly

こんだけステラウインド推しのくせに、さすがにLiveでは観られず、録画しておいて、朝(深夜かsweat01)起きて仕事行く前に、早送りしながらステラの出ているところだけ観ましたsweat02

 

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ステラ返し馬に向かいますdash

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返し馬horse

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スタートdash

ハナに行く馬がいなくて先頭にup

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5着sign03頑張りましたねsign03

2年4か月お世話になっていた尾関厩舎の初海外競馬ですから、応援にも熱が入りましたっrock(Liveで観てないのにそこまで言えないかsweat01

 

 

 

身近にいた馬が、遥かロンシャン競馬場で、オルフェーヴルと同じ舞台に立っているなんて、なんだか不思議な感じがしましたcatface

私も、海外競馬行ってみたいですねupup

 

 

 

 

 

そんなの、夢のまた夢かぁ~~gawk

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このお坊ちゃまに、期待しようと思いますscissors

2013年09月16日

宝と絆。

昨夜、フランス・ロンシャン競馬場で凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞(4歳上・GII・芝2400m・1着賞金7万4100ユーロ・9頭立て)が行われ、2011年のクラシック3冠馬オルフェーヴルが最後の直線で楽々と抜け出して優勝。昨年に続き連覇した。

そして今年のダービー馬であるキズナも、ニエル賞(3歳・GII・芝2400m・1着賞金7万4100ユーロ・10頭立て)を、武豊騎手最高のエスコートで優勝を果たし、堂々と世界デビュー。

固唾を飲んで日本代表馬を見守る競馬ファンにとっても、本番の凱旋門賞(10月6日)に向けて、これ以上ない最高の『前哨戦の夜』になった。

キズナを管理する佐々木晶三調教師のコメントによれば、同馬はフランス入りしてからとてもおとなしく、よもやの惨敗も覚悟しての挑戦だったという。初めての渡仏、初めてのロンシャン、初めての世界戦。3歳のキズナにしてみれば、目の前にある何もかもが初めてづくしで、なんとなく「おとなしく」なったようにみえたのかもしれないが、彼には凱旋門賞を知る父ディープインパクトの血が流れていることから、みるものすべてが遠い記憶のように呼び起こされ、「これが父さんが走ったロンシャンなんだね」と、感じたのかもしれない。

私が子どもの時、初めて乗った観光幌馬車のことこととした揺れに、どこか懐かしさを感じたのは、戦後生まれの母からの「血の記憶」からだと思った。自分の血の中に親が経験した記憶が受け継がれるかどうかはわからないが、ブラッドスポーツである競走馬たちなら、それくらいのことはあっても不思議ではない。

そして、ダービーと同じように、きわどい勝ち方をするのもキズナらしい。素晴らしい血統、これ以上ない騎手。キズナという名前に託された日本国の祈りににも似た想い。決して天を仰ぐような圧勝ではないところがキズナらしく思えてならない。様々なものに恵まれた優等生でも、最後の最後で粘りの勝ち方をするキズナは我が国の象徴でもあるような気がした。

若武者キズナにはまだまだ未来がある。

5歳になったオルフェーヴルについて話したくなった。

昨夜のフォア賞のパドック。

黒いメンコをつけて現れたオルフェを見て、彼が通り抜けてきた苦悩を思い出していた。

阪神大賞典での逸走。その後平地調教再審査の制裁。栗東トレーニングセンターで行われた再審査。オルフェはたったひとり、桜の咲くEコースを走っていた。

怪我をして第一線を退いていった名馬たちはたくさんいるけれど、オルフェのようにメンタル面でとやかく言われ続けた最強馬もそういないだろう。

あの時、彼は危うくヒトの都合で葬られるところだった。

強いレースをした後の度重なる騎手の降り落としや(何度も確認したが、私には、ただ急に止まっただけで、降り落としているとは思えないが)、気性の強さからくる制御できないレース運びなど、持って生まれた『ふたつの強さ』に悩まされる姿が痛々しくてならなかった。

昨年の凱旋門賞では、帯同馬のアヴェンティーノがいないと走れないと言われ、兄と慕う彼の背中を追い抜いた後は先頭に躍り出て後続を突き放し、死力を尽くすもソレミアの2着。ゴール直前、本気で走ったのにもかかわらず、牝馬に抜かれてしまったオルフェの激しく動揺した表情が忘れられない。レース直後に池江師から発せられたリベンジのコメントは、世界の頂点に1完歩及ばなかったオルフェーヴルの気持ちを代弁していると思えた。

順風満帆という言葉は、オルフェーヴルの血統には存在しない。父ステイゴールドも、祖父メジロマックイーンさえも。鼻先を蹴られてケガをしたニュースは、ただでは済まないオルフェの生まれ持った因果なのか。様々なアクシデントを乗り越えて、昨夜ついに、数か月ぶりの姿を見せてくれたオルフェにうるうるきてしまう。同時に、キズナのレース前には感じない、大きな大きな心配の歴史があふれてきたのは、私だけではないだろう。

 

 

 

強いのは十分すぎるくらいわかっている。

だけど。

こういう時、やらかすのがオルフェーヴルだとしたら…。

 

 

 

 

日本の宝は輝いていた。

黄金色の尾がどの馬よりも美しく風にたなびき、鬣は燃えるようだ。なんてかっこいい馬なんだろう。

今までのレースで1番いいのではないかと思わせるスタートを決め3番手を追走。かかる様子もなく道中を好走すると、最後の直線では軽快で力強いフットワークで余裕の突き放しを披露して快勝!(T-T)

私はうるうるどころか、本格的に泣いてしまった。「それ」にはまだ早いというのに。

スミヨンだけが大いに笑顔だった。それでいいと思う。彼はオルフェの強さをその日を持って、マリアナ海溝よりも深く確信したのだから。騎手は馬の強さを信じ貫くことが何よりも大切で、ミリ単位の迷いが命取りになる。スミヨンは、あれでいい。自信満々で本番も挑んでほしい。

オルフェを褒めたたえる騎手の笑顔と対照的だったのは、池江師をはじめとする陣営たち。「前哨戦を勝つために来たのではない」と言いたげな師の頑なな表情に不気味さを感じつつも、世界に向けて「忘れ物を取りに行くなんて、生半可なものではない」と、全身を使って発信した強い決意が垣間見れた。向こう様はどう思っているのかわからないが、闘うのは「相手」ではなく「自分」というところがオルフェーヴルなのである。師から伝わるシンパシーは、そう言っているようだった。

師は人払いをした誰もいない馬房で、「よくやった」とオルフェに語りかけ、何度も美しい鬣をなでて彼を労ってくれたはずだ。私はそう想像したい。

日本の『宝と絆』は、10月6日の凱旋門賞で、最高の結果をきっと残してくれるだろう。

元寇の時以来の大きな神風が、今世紀また吹こうとしている。

2013

 

 

2013年09月13日

自立の時!(お母さん!見守って下さい。)

いよいよ!お母さんから離れる日となりました。

093_2 離乳しました。もう!お母さんの姿は見えません。
いつも一緒だった仲間と身を寄せ合っています。いななき!ながら。

我が家の離乳は当歳が居る放牧地に、乗用馬の「シーラ」を入れて

大人の存在!horseとします。(知らないおばさん!ですが、大人が居る事で

安心を提供します。)最初は不安で走り廻っていますが、すぐに落ち着きます。

072_2 愛馬の「旅立ち!」に立ち会ってくれた修学旅行生「藍野高校」の
4人(未来の看護師さん)美女です。それぞれキュート!チャーミング!

フレッシュ!ビューティ!。仔馬の気持ちに自分を重ねた時を体験して

いただきました。この時期にホームステイした学生でなければ出来ない

貴重な体験学習と思います。weep

058 馬を身近にふれるのは「初めて!」でも我が家の馬は受け入れて
くれます。何故なら「人を信じる事を知っているからです」

私は生徒に伝えます。「馬も突然は驚く。だからよろしくね!の挨拶を」と。

人も馬も「間合い」があること、私達は貴女方の北海道の両親だよ!ってね。house

065 「飼い葉」の種類と分量を学習中。eyeear

079 お別れの時間がきました。またおいでね!
お礼にと「ソーラン節」を披露してくれた、「藍野高校6期性」でした。paper

044 先週予告しました、ネクスト訪問者「ダブリン・デポン」。北海道大学の
留学生で「獣医師」を2007年に取得されていました。博士後期課程。

051 ロータリークラブで講演もお願いしました。
出身は南アメリカの「ガイアナ」です。なう!様似の観光資源は

「ホームスティ」にあると力説。(日高地域に言える提言です。)

010 「シーラ」とコミュニケーション中!屋内で乗せたのですが、臆する事

無く野外にチャレンジ!horse

024 トラクターに初めて乗ったそうです。放牧地の掃除刈りを体験中!
この日の午後は、「疲れて」sleep!(自然体で親近感を感じますね。)

2泊3日でしたが、宗教上、アルコールは飲みません。beer豚肉は食べません。pig

私が高校生の時に使っていた「英語辞書、」子供が使った「和英辞典」と

使いながらの会話でしたが(打ち解けた時間を共有できた)と思っています。

まるで「息子」が出来たよう!run

046 ハイビスカス!ではありません。きれい!な時は短すぎて。

033_2 「ハツユキカズラ」。持ち味にふさわしい季節となりました。

今日は「許されざる者」日本版にリメイクされた「公開日」です。

BSで原版のクリント・イーストウッド「許されざる者」を見てしまい

大変遅くなりました。「ごめんなさい」

 

2013年09月12日

ソウル珍道中2

 

先週に引き続き、韓国ネタですsign01

韓日競走馬交流競走を観るためにソウルへ行った私horse

 

先週、1Rの的場騎手と柏木騎手のエキストラ騎乗を見逃してしまったと書きましたが、それを挽回すべく、6Rに行われた真島騎手の騎乗は見逃さないrockと心に誓い、友人のひろみさんと早々とパドックに張り付きました。

 

パドックの馬を見つつ、話していると騎手がパドックへ。

真島騎手はどこだ!?と探すも、見当たらず・・・

おかしいなぁと思い、ふとパドックのモニターに目をやると・・・ な、なんと真島騎手騎乗予定の馬が出走取り消しにwobbly

 

え!?まさかと思ってパドックを見回してみると、確かに馬はいませんでした・・・。 全く、気づかなかった・・・。

気を取り直してメインの韓日競走馬交流競走までの間、ベンチにボーっと座っていたところ、韓国の競馬専門紙に話しかけられましたsign03 取り留めもない会話でしたが、異国で同業者と話せたのは嬉しかったhappy02

 

さて、トーセンアーチャーと的場騎手の感動の勝利を目に焼き付けた後は、競馬場を出てすぐのところにあった屋台へ!

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いかにも競馬場帰りの人たちが集まっているという風な屋台! お料理は唐辛子たっぷりで、辛いものが好きな私は大興奮でした!

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屋台の後は、舎堂で飲み直し!サムギョプサルを食べながら改めて日本馬の勝利を祝いました! 途中からは優勝馬トーセンアーチャーの担当である、川本厩務員も合流。

アーチャーの勝利について「正直、勝てる自信はなかった。日本から来たときは、夏負けしていたけれど、韓国は朝夕が涼しいので持ち直してくれていた。勝てて最高の気分だよ」と語ってくれました。

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盛り上がって夜は更け、ひろみさんのレジデンスに泊めてもらった翌日は、祝杯し過ぎての二日酔い・・・飛行機乗れるかもどうかというところ(反省)

こうして、わたしの韓国珍道中は幕を閉じたのでした。。

さいごに先週はトーセンアーチャーだけになってしまいましたが、

他の日本馬たちの写真です♪

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(柏木騎手とビッグガリバー)

Img_3019 (真島騎手とファイナルスコア―)

2013年09月11日

秋らしくなってきました

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食欲の秋 読書の秋 スポーツの秋・・・秋の過ごし方はいろいろですが

ぜひ 芸術の秋maple 競馬の秋horse を!と

 

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今年 リニューアルオープンした 場外馬券売場の施設と作品の紹介を・・・

 

 

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↑ 3月にリニューアルオープンした Aiba静内

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広々とした空間に 木目調の壁やカウンターで 

木のぬくもりを感じる リラックスできそうな雰囲気ですjapanesetea

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↑ 外装の壁画の原画を担当させていただきました

ホームセンター ドラッグストアなど たくさんのお店が集まる場所にあるので

買い物のついでに ちょっと馬券を・・・と立ち寄りやすくなったことが嬉しいですhappy01

なので 「さまざまな目的をもった方々が情報や喜びを共有できる場所に」

 というおもいを込めて・・・

5頭の馬を重ね合わせてラインを共有 無駄なラインをなくして シンプルなデザインにしましたpencil

 

 

 そして

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↑ 8月にリニューアルオープンしたばかりの Aiba浦河

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こんなにオシャレな場外馬券売場は初めてみました

大人モダンな雰囲気です

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これから 飲食店やVIPルームもできる予定だそうです

オシャレで快適な空間で ゆったりと競馬を楽しむことができそうですねconfident

 

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↑ 壁画の原画の仲間たち

 その他の作品も Aiba静内 Aiba浦河 門別競馬場のどこかに飾られているとおもいますので

 もし機会がありましたら・・・

「競馬の秋」のついでに 「芸術の秋」もみつけていただけたら 嬉しいですconfident

芸術といえば・・・

JRAが制作している 「ヒーロー列伝」のポスター

歴代の名馬の写真に それぞれのかっこいいキャッチコピーがしびれますshine

 

「黄金色の芸術」 という オルフェーヴルのポスターが一番好きです


父 ステイゴールド 母 オリエンタルアート  ・・・で

フランス語で 「金細工師」という意味の名をもつからなのでしょう 

金色になびくタテガミの写真とぴったりで 素敵だなとおもいましたconfident

 

 

凱旋門賞前哨戦も近づいてきました

現地取材レポートも前哨戦からあるそうです

ぜひ (コチラを) ご覧くださいhorsehorsehorse

 

2013年09月10日

トレセンの中のあんなとこやこんなとこ①

 競走馬になるためには、ゲート試験に合格しなければなりませんsweat01

 

 

 

 

 

初入厩の2歳馬たちも、ゲート練習から試験をクリアして、「競走馬」と呼べるようになりますねscissors

 

 

 

 

そのゲートですが、実際に競馬場で使われているものと、練習用のものは、ほとんど同じですpaper

 

 

 

「ほとんど」ということは、ちょっと違うところもあるのかな~sign02

ということで、試験用のゲートを写メってみましたcamera

 

 

 

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こちらが、実際試験で使われているゲートです。

レース用と変わりはないようにみえますが・・・・・・


 

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近づいてみると、何か書いてありますよeye

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「手動」と「消音」

どういうことか、わかりますか~up

 

「手動」というのは、扉が自動でガッシャ~ンと開かない、人間が手で開けてあげるタイプですhappy02

初めての馬に、いきなり自動ドアで開けたら、びっくりしてゲートは怖いものという記憶が焼き付いてしまいます。

そうならないように、初めは手動でゆっくり開けたり閉めたりして、目の前で扉が動くのに慣れさせますdash

 

 

 

 

 

 

手動で慣れたら、今度は「消音」の自動ドアで、機械で扉が開くことに慣れさせますgood

 

「消音」なので、ガッシャ~ンという音はかなり抑えられていますnote

 

 

 

 

消音で慣れたら、2番上の写真の9~12番の枠で、試験を行いますup

 

写真だと見えませんが、9~12の番号の横に、小っちゃく「試験用」と書いてあります。

 

もちろん、試験用の枠で練習もしますよsweat01

 

 

試験では、2回、枠入れ、駐立、発進、加速をやりますdash

 

 

1回で難なく受かる子も、何度も落ちる子もいますが、競馬場という舞台で走っているすべての馬は、この試験をクリアしている子たちなのですnote

 

 

 

稀に、ゲートがダメで、競走馬になれなかった子もいまいたが・・・・・・

  

 

 

 

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私の担当馬ちゃん、セルお坊ちゃまも無事に1発合格up

この余裕の表情ですsmile

あとはデビューまで順調に行けばいいなぁといったところですheart01

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲートの次は、開業装蹄師さんの工場へお邪魔しましたup

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古鉄の山dash

 

 

 

 

 

 

 

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真夏にここで仕事するのはしんどそうですねsweat02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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鉄を熱する炉で炭をおこしています・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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バーベキューしましたsmilesmilesmilesmile

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ラムチョップと、ホタテがおいしかったですupsign03

   

 

 

 

 

 

 

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お昼寝中の「おーしゅ嬢」sleepy

ではまた来週paper

2013年09月09日

競走馬から乗用馬へ。

 

昨日の日曜日は、岩内町にある養老牧場北海道ホーストラストさんに遊びに行って、私の通っているメインフィールズ乗馬クラブから入厩したキティホークに面会してきました。

 

 

競走馬から乗用馬になり、脚を痛めてひとを乗せられなくなったキティの話は以前、ここのブログに書きましたが、あれから2か月。大きく腫れて引きずっていたヒザもほぼ完治し、少しずつ放牧にも出ているそうで本当に元気になっていました。

 

 

ちょっと前に、とことこ放牧地を歩いて電気牧柵の洗礼を受けたらしく、それからというもの、自由に出入りできる厩舎付近にいることが多くなったとのこと。賢いキティのことですから、軽くピリッとする柵にもすぐに慣れて、またのびのび放牧を楽しんでくれると思いますが、自分が馬ではなくヒトだと思い込んでいるフシもあり、まぁ、それだけ可愛がられて暮らしてきたわけですし、電気の柵は初体験。やらかすなとは思っていましたよ(笑)それにしても、あんなに広い放牧地で、電線に触っちゃうなんてドジだなぁ。

 

 

被災馬のアドマイヤチャンプにもお友だちができたそうですし、お坊ちゃまキティにもそのうちできるでしょう。今度遊びに行った時、キティの横にかわいい女の子でもいたら、ちょっと妬けちゃうかも。

 

 

乗用馬を引退したキティホークの馬房には、先日競走馬を引退したフワフワヨークンが入厩しています。

 

 

2009年生まれの4歳ですが、戦歴は42戦2勝と、かなりハードに地方で競馬をしてきたようで、馬体も4歳には見えぬほどガレていますし、蹄もボロボロでした。勝ち鞍は少なかったけれど、門別、園田、川崎と、たくさんのレースを経験してきたヨークン。

 

 

曾祖父はトウショウボーイとノーザンテーストで、牝系にはシンザンの名前も!競走を終えて、さまざまな馬がクラブへやって来ますが、トウショウボーイとシンザンの入った血統は初めてじゃないでしょうか。ヨークンのあたたかい肌がやけに愛おしくて、何度もなでて来ました。よく見ると、前に乗っていたトルネードダンサーに似た流星で、彼の祖父もノーザンテーストだったことから、きっとトルと同じ優しい馬なんだろうなと思います。

 

 

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土曜日に去勢手術をして今日で3日目。まだ痛いよね(T-T)

患部は腫れて少し出血もしてますが、1週間ほどでよくなるそうです。お見舞いにニンジンを食べさせてパチリ。魂の抜かれたような表情に胸がキュンとなりました。

乗用馬になる牡馬のほとんどは引退後に去勢されて、余計なふるまいをしないようにしますが、クラブには牝馬も多くいますし、そちらが気になって仕事にならなくなったら、その馬も精神衛生上とても可愛そうなことになるので、なるべく早めにしてしまいます。傷が回復したら、競走馬時代に教わった真逆の乗用馬になるための調教が始まるので、それまではしばらくゆっくりと休んでいてほしいですね。

 

そして昨日、7年後のオリンピックが東京に決まりましたね。馬術界の重鎮である法華津寛さんも1964年東京五輪に続き、生涯2度目の『東京』出場に意欲あるコメントを出しています。私は52歳かぁ~(T-T)法華津さんはおいくつになられているかかわりませんが、頑張ってほしいですね!

 

 

競馬を引退した馬たちが第二の馬生を生き抜くために、乗用馬になるのはとても一般的ですが、乗馬自体が一般的なスポーツの枠から少しはみ出ている印象もあることから、東京オリンピックから乗馬人気が高まってくれたらいいなと思いますし、競馬界からは武豊騎手が、「引退後は馬術でオリンピックを目指そうかな?」と嬉しい談話のおまけつきですよ~。馬術はとても美しく素敵な競技ですので、ぜひご覧ください♪

 

 

 

 

「今日はお天気もいいし、これからちょっと馬乗りでもしようか~?」

 

仲良しさんたちとランチを楽しんだ後、こんな会話がカフェから自然に聞こえてきたらどんなにいいかな。

 

Dscf1181 ヤスノインディアン

Dscf1178 ショコラ(あ!キミは元競走馬じゃなかったねw)

Dscf1179 トウショウクリーム

我がクラブの仲良しさんたちが乗馬を楽しんでいます。

こんなことを言うと後で叱られそうですが、皆さんとっくに50歳を越えたアラ(?)女性。気持ちのいい秋空の下で、のんびりと元競走馬たちと戯れていました。

私は今度、元気になったヨークンに跨ってみよう~っと(*´∇`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年09月06日

凱旋門賞にむけ前哨戦調教がさかん!

日本から参戦するキズナ号とオルフェーブル号は、共にシャンティイで

順調な調教が進められている様子。

 キズナはニエユ賞、オルフェーヴルはフォア賞、どちらも(15日GⅡ)、同じ

ロンシャン競馬場(同日、同条件日本にはないですね??)。環境も空気も

違うステージで勝負する事の難しさは、人間も馬も同じですよね。その中で

安心出来るのは、普段から接触している厩務員さんの存在、食べる餌

ですよね。欠かせないのは当事者の強いメンタル!どれをとっても、人間との

信頼関係、(人を信頼する事を知っている)=絆(キズナ)。応援しています。

帯同馬とのアクシデントがあったオルフェーヴルも心配??horse

010 今週は来客が目白押し!まずは旭川女性会議のメンバー7人。
男女共同参画社会の推進を目的とし、暮らしやすい地域社会の

実現、提言、活動をされている会です。代表の東郷明子さんとは

2000年からの友人で、日本が介護保険制度の導入する為、北海道

も道民の理解を深める目的で独、仏、の制度研修に参加した時からの

お付き合いでした。男女共同参画条例が北海道で1番先に制定した「様似町」

と言う事で視察に来て下さいました。(ピンクジャンパーがvirgoです。)

009 ジオサイトを案内していたら、たまたまサーフィンをしている若者が!

様似の沿岸はサーフィンにはもってこいの波らしい。

021 アポイ山荘に宿泊。で交流会と称しておしゃべりが尽きません。

「そろそろお時間が?」とスタッフが声掛けされましたが、、、、。

明日は8時半、「BTC調教所」の御案内です。

023_2 旧JRA日高育成場の事務所が現在BTCの事務所となっています。
元道職員の時代に良く知る「原氏」に1時間程度の御案内をして頂き

旭川の女性メンバーはスケールの大きさ、英国を彷彿させる原風景に

感動!感動!「きれい!素敵!すばらしい!」の連発でした。

1時間という限られた時間での駆け足にも拘わらず、メンバーの足が

なかなか進みません。(何故なら、スポットスポットで見とれてしまうのです)

025 BTC1600ha内にあるJRAの施設。セリ市で中央競馬会が
落札した1歳が此処で調教され「ブリーズアップセール」に上場されます。

024 

028 屋内販路(1000m)調教場に設置されているモニター。
調教責任者がハロン毎に様子が確認できます。

029調教タイムの計測も確認できます。

031 屋内1000mの直線走路の2階にありますチップと砂の質が
しっかり管理されています。

039_2 この後、様似町長表敬訪問、認定こども園、浦河町の「べてるの家」を

視察、夕方旭川に向けて戻られました。

043 翌日から2泊3日のファームステイ。九州福岡県からの修学
旅行生3人。朝食後、早速体操着に着替えて厩舎へ。

恐る恐る「曳き手」を頭絡の下に付けようとするが上手く、馬が

じっとしてくれないので「悪戦苦闘」でした。

055 何とか集牧した後、ネクスト作業は「飼い葉」つけ。
餌の種類、匂い、食べる量(空胎馬、受胎馬、上がり馬、1歳馬)

それぞれ違う理由を理解出来たかな?

062 体験の締めくくりは「乗馬体験」、乗用馬「シーラの仔」で体験です。
「名無しのごんべえ、」ようやく「ひかりちゃん」と言う(名前)命名して

いただきました。今日からひかりちゃんです。

京都からも急な来客でしたが、修学旅行生と共に乗馬を体験して

いただきました。(馬を信頼し体の力をぬける人は馬も気持ち良く

歩いています。)シーラは本日「足」が痛く人を乗せる事は「お休み」です。

073 

072 花の命は短くて!ミントの葉はお料理でもおなじみですが、「花」も
可憐でやさしさを感じますね。

修学旅行生が帰って今日から「南アメリカ出身の北海道大学留学生(34歳)

滞在です。次回詳しくアップしますね。

 

 

 

2013年09月05日

ソウル珍道中1

先日、9月1日(日)にソウル競馬場で行われた、韓日競走馬交流競走観戦のためソウルへsign03

初めて羽田から国際線を使ったのですが、成田より乗り場までの距離が短くて便利かもairplane

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韓国に着いたのは夜だったので、その日は化粧品やバッグなどを買って、明洞でカンジャンケジャン(ワタリガニのしょうゆ漬け)を食べながら、マッコリをいただきましたhappy01

 

Img_2976 

そしてホテルの部屋に戻ったのですが、何故か部屋に飲み残しのペットボトルが・・・

その隣には髪の毛のついたブラシが・・・

1人で泊まったので非常に恐怖を感じました。 ホテルも古くてカビ臭かったし・・・

その前日に観た、映画リングよりホラーでしたshock

さて、気を取り直して(笑)、翌日は参鶏湯を食べてメインイベントである韓日競走馬交流競走を観るためにソウル競馬場へ!horse

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1レースから観戦する予定だったのですが、参鶏湯が熱くて2レースからの参戦rock

 

後に、1レースに的場騎手と柏木騎手がエキストラ騎乗していたと、現地入りしていた友人のひろみさんに教えてもらいました・・・sweat01知らなかった・・・(泣)

ところで、ソウル競馬場のパドックで馬を見てびっくりしたのですが、韓国の馬はどの馬もタテガミと距毛(球節の裏の毛)が剃られていましたcoldsweats02

 

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あと、マークシートを塗るのに日本ではお馴染みの赤ペンですが、韓国ではマークシートの文字が赤いためか、赤ペンでマークすると読み取り不可になりますpencil

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主流は黒ペン。競馬新聞を1部買うと1本もらえます。

ちなみに、韓国の競馬専門紙は1部1000w(約100円)ととても安いsign03

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韓国の女性騎手note色白で、とっても美人でしたhappy01

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メインの韓日交流戦、優勝したのは後方からレースを進め、直線で大外から差し切ったトーセンアーチャーでしたhorse

 

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「スタートは悪かったけど、道が開くのをジッと脚を溜めて待って、タイミングを見計らって追い出した」と語った的場騎手は、さすが6500勝ジョッキーeye

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アーチャーにとっても2008年10月以来、約5年ぶりの嬉しい勝利となりましたshine

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わたしの珍道中は次週へ続きますpaper

2013年09月04日

名馬がいる研修所

ところで・・・

「サイゴウジョンコ・・・ッテ、ダレデスカ・・・?」

    (西郷ジョン子?・・・芸能人か小説家?)0o。(´-`)

朝ドラをみない私は そんな とんでもなく失礼な質問をしてしまった・・・今週の出来事

すみませんでした もっと勉強します!

 

 

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馬に人は学び 人は駿馬をつくる 

  と書かれた研修案内パンフレットを持って

 

軽種馬生産育成技術者研修」の見学に 日本軽種馬協会 静内種馬場 研修所へ

 

 

 

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馬産地で働きたい!と強い希望をもつ方たちが こちらで馬の世話をしながら学んでいます

 

 

 

 

2班に分かれ 交代制で休みはあるそうですが

研修修了後は 就職先で即戦力となる皆さんですから 学科・実技の勉強だけでなく

牧場で働く方たちとほぼ同じように 早朝から飼付が始まり 夜8時に飼付で終わる・・・

というような毎日だそうです

 

 

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↑ 厩舎作業を済ませて 9時からの騎乗訓練 horse 

 その日騎乗する馬を馬装して 覆馬場へ向かっているところでした

 

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↑ 馬装点検・馬上体操して 準備が整ったら 屋外の馬場へ

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↑ くもり空でしたが 最高の馬場状態だとのことshine

まだ アシあとのついていない整備された馬場を踏みしめて ウォーミングアップ中

 

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4月から基本馬術を学び始めて 5ヶ月ほど経った今では

馬と会話しながら 状態をみて その日の騎乗内容を自分で考えるのだそうです

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修了後は 現場に出て 実際に馬を調教していかなければならないわけですから

馬の状態を見極めて 乗りこなすことをこうして学んでいるのですね

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↑ 指導している先生と研修生さんたち・・・スタイルもカッコイイです

 

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障害を飛んだり・・・

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常に馬に声をかけながら・・・

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馬と息を合わせながら 騎乗している様子でした

 

↑ タマモストロング だそうです

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ときにはこうして 先生がお手本をみせながら 丁寧に教えてくださいます

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↑ 馬場内に設けられた 坂をかけ上がったり・・・

 

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クールダウンもかねてか 馬を引いて歩いている研修生さんも・・・

馬の状態を感じて考えられた これも騎乗訓練の一部なのかもしれません

 

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「おつかれさま」 と馬を労うことも忘れずに・・・

 

 

この日の騎乗訓練は 様々でしたが けして好き勝手にしているわけではなく

その人その人・・・その馬その馬・・・に合わせた訓練なのだそうです

 

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2名のかわいい女子ショットもいただきましたhappy01

女子でも これから種牡馬実習があるそうで・・・

 

敷地内にある種馬場で 有名な種牡馬に触れ 学ぶこともでき

一般見学はできない タマモストロングやサイゴウジョンコ などの有名馬の世話もできるかもしれない・・・

というところも こちらの研修所ならではの魅力ですね

 

基本的な馬学に加えて 獣医師さん 装蹄師さんによる講義や

もちろん競馬についての講義もあり セリの見学 生産・育成牧場の見学 など

充実した内容の1年間となっているそうです

 

研修生のブログもあるようです)

 

 

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何も知らずに かわいいなーとおもって撮っていましたが・・・

帰り際になって・・・

朝の連続テレビ小説ドラマ「ファイト」に出演していた サイゴウジョンコ役のダンスアワルツなんだと知りましたcoldsweats01

 

ドラマ出演で武豊騎手も乗ったのだそうですeyeshine

 

 

研修生の方たちとお話してみたかったのですが

一瞬たりとも気の抜けない すべてが学びの時間なんだな――― と

 

 

声はかけられませんでしたが 見学の感謝の気持ちを込めまして

研修所の皆さんのカッコイイ騎乗姿を送ります!

(写真撮れていなかった方がいましたら すみませんsweat01

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ケガをしないよう これからも頑張ってくださいconfident

 

 

 

 

 

2013年09月03日

モフモフしたアレ

バカンスな8月の内容から一転、もう9月ですsign01

今週からはちゃんと競馬の話もしないとですね~dash

 

競走馬たちがよく使っている道具に、顔の周りにモフモフしたものがありますよねup

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昔、ナリタブライアンが着けていたので有名な、シャドーロールsign01

 

 

 

影を気にしたり、物見をしたりする馬

 

頭を高く上げてしまう馬

 

ダートでの砂除け

 

 

 

など、用途は1つではなく、集中力のない馬につけることで、集中させるといった効果もあり、馬によってなぜ着けているのかという理由は様々だと思いますflair

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こちらはチークピーシーズeye

シャドーロールより知名度は低い?けど最近は使ってる馬が増えましたねup

 

 

大井競馬場へ遊びに行ったとき、お客さんのオバサンが、

「ねぇ、あの顔の横についてるモンはなんなの?あんなの着けてたら風の抵抗あって走りにくいんじゃない?」

はたまた3人組の若い女性グループでは、

「あのモフモフしたやつはなんでつけてるんだろうね~?」

という会話が聞こえてきて、「あれはねぇ、チークピーシーズといって・・・」と教えてあげたかったことがありましたsweat02

 

 

競馬上級者の方なら、聞くまでもないことなんでしょうが、競馬初心者さんにとってはナゾの物体ですよねwobbly

チークピーシーズ(我々はチークと呼びます)は、簡単に言えばブリンカーの効果が緩いものですね。

ブリンカーのように、深く視界を遮らないので、馬へ与える恐怖心などは少ないのではないでしょうかhappy01

後ろを気にする馬、後ろを怖がる馬、周りを気にして走りに集中しない馬などに使うことが多いです。

逆に引っかかる癖のある馬に着けると余計にかかるようになる傾向が強いと思います。

そもそもかかる馬に着けることはしませんねhappy01

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メンコの下にチークを着けている場合は、ゲート裏などでメンコを外していますsmile

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チークとシャドーロールのダブル使用でより集中力をdash

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シャドーロールをおでこに着けた、ブローバンドcloud

シャドーロールは下を気にする馬に使われるなら、ブローバンドは上を気にする馬に使われます。

 

使っている馬はシャドーロールやチークに比べると少ないので、見る機会も希少かと思います。

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シャドーロールにはいろいろなタイプがありますが、一般的な?一番取り外しや洗濯が簡単なものがこちら↑↑↑

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中身はこんな感じですeye


作る馬具屋さんによってもちょっと違うのですが、中身はスポンジですup

キズナの帯同馬としてフランスに遠征中のステラウインドもシャドーロールの愛用者ですscissors

JBBAさんのサイト内でも、凱旋門賞前哨戦のレポートが紹介されるみたいなので、そちらもよろしくお願いしますhappy01

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個人的にはステラウインドを全力で応援していますrock

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がんばれ~ステラup

2013年09月02日

劇的な復活!

ここのところ長雨続きで、どこの競馬場も重馬場どろんこ大会になっていました。

なかでもひどいのが函館競馬場(小倉のダートも水田でしたね)!夏競馬最後の馬場は馬たちをヘロヘロにさせ、最後の直線なんか、「完走できるのか!?」みたいな馬も続出。歩くだけで芝がボコッとはがれてしまうようなコンディションの中、馬たちは私たちを楽しませてくれるために、最後までよく頑張ってくれました。本当にありがとう(T-T)

そして8月最後のお楽しみは新潟記念!新潟自慢の長い直線は、内外に広がりが出て窮屈にならず、併走するカメラワークも迫力満点!ここ最近は1番人気が来ないレースとしておなじみですね。そうなると、私を含めた腹黒い競馬ファンは(プッ!言いすぎましたw)、幸せを運んできてくれる大穴ちゃんを鋭意捜索し始めるのです。

私のへなちょこヨソウでは、斤量の重いエクスペディションとトレイルブレイザーを豪快に消して(ここでもうアカンことになっていますが…)、軽装で涼しげな牝馬3頭を選択!

サンシャイン52kg ブリッチクライム51kg コスモネモシン52kgと、6番人気2番人気10番人気と、旨味たっぷりの馬券を馬連チックでつくりました!

新潟のレースは、大げさに言うと、スタートから直線に向くまで「観なくてもいい」レース。なんたって直線に向いてから本当の競馬がはじまるのです。力強く逃げるエクスペディションに猛追して行ったのはーーー!

まさかのコスモネモシン!!(°Д°)

まさかと言っても関係各位すら怒る気にもなれないほど、ネモシンの戦績は低迷の一途をたどり、ここ最近は負けすぎて「そろそろ嫁さんに行きたくなったのか」と思わせるほど色気付いてしまっていた。

私の知ってるネモシンは、2011年札幌開催クイーンSのパドックでみた、牝馬版シンゲン!!世にも恐ろしい周回姿は、「この馬は、ひとが乗ってはいけないのでは?」と思わせる凶暴ぶり。そんな印象のネモシンの骨が突然抜かれたようになり、ふわふわしたレースしかできなくなっていったことに寂しさを感じていた。

彼女を担当する厩務員さんと知り合いで、ちょくちょくメールのやり取りなんかをしながらネモシンの様子を聞いてみたりしていたが、らしくないレースが続いてしまうとメールどころではなくなってしまう。何だか寂しさが増していくばかりだった。

それでもネモシンが出走するたび、会員でもないのに、犬どもが恐ろしがってハウスで震える絶叫熱烈応援を繰り返していたワタシ。昨日だってそうだ。今も喉が変だけど、昨夜はワンカップ大関を飲んで消毒しておいたのですぐに治ると思うが(笑)

 

今回の新潟記念のパドックは、さすがに6歳らしく悠々とした周回で、あの時の荒々しさは微塵も感じられない。掲示板はおろか、シンガリの恐れもあったネモシン。彼女はそのくらい余裕でやってのける。怖いものなんて何もないと言いたげなベテラン牝馬。厄介だった。

けれど、彼女はふと思い出した。

 

「そういえば、私って追い込み馬だったよね?」 そうでーーす!!!!

気性難でおなじみのスイープトウショウなんか、わざと後ろから行って(発馬が悪いだけとも言うw)自ら導火線に着火!

「コノヤロー追い込み」で牡馬を蹴散らした鬼脚の大先輩。馬混みの中で我慢してイライラしてごらんさないよ。クイーンSの時も10番人気でアヴェンチュラに敗れたものの2着と追い込んできたじゃない?

 

新潟記念G3を、コスモネモシンは勝った。牝馬相手のレースではヤル気のなかったネモシンは、牡馬のいる混合で実力を発揮!斤量が軽いエピソードは、お祝い事の席では禁句中の禁句である。

3年7か月21日ぶりの勝利で劇的な復活。じつに1329日ぶりの優勝だった。

 

「ネモシンをよく買ってたね。俺には無理だ…」

懐かしい回顧だ。

あのクイーンSの時も、札幌競馬場で隣にいた知らないおじさんに同じことを言われたもんだ。

今回も馬券は外れちゃったけど、「その馬は買えない」という馬を買っちゃってる妙な優越感は、勝っても負けても「ひゃあ~~」と言って椅子から転げ落ちる醍醐味につながっていくんですよ~。

ネモシンのように3年のブランクを経ても豪快に勝つ競馬をしてくれると、思い出すのはやはり

ペルーサ!!!(またかい!)

競馬ファンは、紙くずになった馬券のことをあっさり忘れるかわりに、好きな馬については、粘り強く応援したり、こころの中で築き上げた期待を絶ったりはしない。感動を待っている。そこだけはとても気長に。

 

                       

 

 

 

 

 

Photo

(この時のネモシンも11番人気での勝利でした)

 

 

 

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