2025年01月15日

馬の社・藤森神社

horseみなさまこんにちは、河合紗希子です。

新年も2週間が過ぎましたね。

今年はもっと乗馬に通いたい!という願いを叶えるべく元日から始めた私の朝型生活。
なんと本日15日目shine
つ、続いています…!!!
最近は4時起きがデフォルトになって参りました。

そして、宣言通り乗馬も順調に通えています!
なんとかこの調子で早寝早起きを心がけて、今年はたくさん馬に触れたいと思っています。


horseさてさて
今回は、前回のBlog記事に綴った、昨年末に訪れた京都伏見の藤森神社について綴ろうと思います。

藤森神社の所在地は、JR奈良線「JR藤森」から徒歩5分ほど。
京都駅から3駅なので、およそ15分ほどで行くことができます。

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神社の説明書きには〝平安遷都以前からこの深草の里に創設された〟とありました。
京都に都ができる前からこの地におられるということですね…すごい……!

素戔嗚尊(スサノヲノミコト)をはじめ多くの武神をお祀りすることから、古くから勝運の神様として信仰されてきたのだそうです。
また、舎人親王をお祀りしていることから、学問の神様としても有名なのだそう。

JR藤森駅から歩いていくと見える神社の入り口。
「勝運」「馬の社」とありますね。

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馬事公苑「愛馬の日」でも披露された、この神社に伝わる伝統馬事「駈馬神事」は、781年に早良天皇が陸奥の反乱を鎮めるため藤森神社に勝利を祈願された際の擬勢を象ったもの。

和鞍をつけて駈ける馬上で様々な技を披露していくのですが、それはそれは見事で!!!

元々は戦場での馬術の技を競うものが現在の形になっていったようです。
文字ではとても書き表せない「すごい」技の数々なので、ぜひ動画や写真を調べてみていただきたいです。

室町時代には衛門付出仕武官によって数種の技が競いあわれており、江戸時代には伏見奉行所の武士や各班の馬術指南役、町衆ら、そして明治になると藤森神社の氏子の方々に引き継がれていき、昭和58年には京都市登録「無形民俗文化財」に指定されました。

現在は、京都の初夏の風物詩、5月5日に行われる藤森祭に奉納されていています。

ちなみにこの藤森祭は、端午の節句(菖蒲の節句)の発祥とも言われているのだそう。
端午の節句に飾る兜や五月人形は藤森祭で行われる武者行列がルーツとされていて、江戸時代、武者行列に合わせて飾られた武者人形に「藤森の神が宿る」と広まった風習なんだとか。(諸説あるそうです)

菖蒲の節句(しょうぶ=勝負)、またこの駈馬神事が「馬」の神事であることから、勝運や馬の神としても信仰されるようになったとのこと。

そして現在は「勝負」と「馬」が結びつき、競馬関係者や競馬ファンも広く全国から参拝に訪れるんだとか。


horse境内にある神馬像

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horse手水鉢にも馬が!

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horse菖蒲の節句誕生の地ということで、こんな記念像も

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horse今更ながらの「藤森ステークス

ところで境内には多くの競走馬の奉納絵馬もありました。
その中で私がハッとなったのは、競走馬が描かれ「藤森特別」と文字が添えられていたもの。

藤森特別…?!!!

その場で調べてみると…予想ビンゴでした。


 carouselpony特別レース名解説/藤森(ふじのもり)ステークス
 藤森は、京都市伏見区にある神社。
 本殿は、室町時代の一間社流造りで重要文化財に指定されている。
 5月5日の藤森祭では、勇ましい武者行列が町内を巡り、表参道では神事である駈馬(かけうま)が行われる。

 ▶︎JRAのHPより引用させていただきました
   https://www.jra.go.jp/datafile/tokubetsu/200984.html


京都競馬場で10月に行われる特別レース、藤森ステークスの名前…まさにこの藤森神社から来ていたんですね
い、今まで全く気づかなかった…wobblysweat01


horse馬にまつわるお守りもshine

勝負や馬にまつわるお守りもたくさんありました。
ひそかにテンションがあがってしまい、思わず神社の方に「写真を撮ってSNSなどにアップしても良いものでしょうか…?」と伺うと、慣れた様子で「どうぞどうぞ!」と快諾いただきました。

馬のお守りが…こんなにたくさん!

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神社の方によると、「駈馬」と「賭馬」をかけたこちらの勝運お守りが人気なんだそうです。
あっ!朱いお守りには駈馬神事の様子が刺繍されていますねshine

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私は一目惚れしたこちらの福馬守を。
か、可愛い〜lovelyshine

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顔が1つ1つ微妙に違い、一番キュンときたこの子を選んでみました。
私は芦毛ちゃんを選んだのですが、栗毛の馬もいましたよ。


そんなわけで、念願かなっての藤森神社参拝。
藤森祭が描かれた絵巻や、大鎧や刀剣などが展示された宝物殿も見学することができて、じっくりと神社の空気や歴史を堪能することができました。

そして、いつか…
藤森祭での駈馬神事を観に行ってみたいという、新たな夢もできたのでした。


ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフをclover


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