競馬女子部メンバーの上坂さんと伊藤さんの記事に、競馬引退馬の行き先についてのお話がありましたね。ちゃっかりホロシリの宣伝もして頂いてありがとうございます
引退馬連絡会が設立されたこと、とても素敵な事と思います。すべての引退馬に新しい第二の人(馬?)生を送ってもらえたら良いのですが、現実問題そうもいきません。
乗馬クラブでも、馬房などが飽和してしまっている場合は引き取りたくても引き取れないことが少なくありません。そういう事もあるので、引退馬を引き取って養ってくださる方々は貴重な存在ですし、大切にしなければならないと心から思います。どの馬にも良いところが沢山あるので、それを活かしてあげる事ができたら素敵ですよね
さてさて、北海道では晴天が続き、馬の食べる牧草を刈る忙しい時期となりました。牧草を育てる土地を牧草地といいます。牧草は簡単に言うと馬などが食べる草ですね。
北海道の牧草地で、こんな風景を見た事はありますか??
まず、広大な土地に驚きますよね
この丸い物体は「ロール」と呼ばれていて、牧草を丸く固めたものです。
今時期は、1番目に牧草を刈るので1番牧草と呼ばれています。2番目に刈る牧草よりも栄養価が高いと言われています。
本州の方ではロールをあまり見ないかと思います。大抵、置く場所がないためか「コンパクト」と言って乾草を四角く固めたものを使っている事が多いようです。私も北海道に来て初めてロールを目にしました。そのときは、大学馬術部の倉庫にロールが高く積み上がっていてテンションが上がったものです(笑)
ちなみに、ロールの大きさはこんな感じです。
高さは、私の目線くらいありますよ
乾草は倉庫に保存しながら、馬にあげていきます。
大漁ですよね
乾草ができるまでは、牧草を刈ってから大体4日間くらい干すそうです。その干している最中にジャイロテッダという機械で混ぜて均等に乾くようにします。
これで混ぜていくのですが、写真は収納モードになっているため、どうやって混ぜるのか想像できないかもしれません。おおまかに説明すると、上に上がっている丸い形に爪がついているところが横に下がって、円形の部分が回り乾草を混ぜます。乾かす工程で雨が降ってしまうと、せっかくの乾草が濡れてしまうので天気予報は重要です
乾かしたら、ロールにしていきます。私はこの作業を見ているのが好きです。ロールベーラーという機械を使って作ります。
このロールがコロンと出来上がって出てくるところが可愛くて、ついつい見入ってしまいます。まるで卵が生まれたかのようで、愛おしく感じます
牧草の収穫作業は天候との戦いだと、雑誌で読んだことがあります。
ロールを転がしてる様子、一度じっくり眺めてみたいです。
テンションが上がるのが分かる気がします
虚空 2014-07-10 01:36:58
牧草作業も大体の牧場が一段落ついたところでしょうね(^o^)
ベーラーからロールが生み出される所はたしかに初めて見るはしばらく眺めてても飽きなさそうです(笑)
アファームド 2014-07-10 12:12:59
牧草ロール1個10万円とかって聞いた事ありますが本当ですかね??
ぐっちー 2014-07-10 21:52:51
虚空さん→
そうなんですよこの時期は天気の移り変わりに目が放せないようです。次の日雨だから、一気にロールを作るために夜遅くまで作業することも珍しくないみたいです
機会があれば、ぜひロールのできる姿を見てみて下さい
鈴木裕美 2014-07-11 13:52:58
アファームドさん→
そうですね。一番牧草は刈終わったところも多いみたいです
あのロールが出来上がって出てくる様子はなかなか面白さがありますただ、作業している方々の大変さも分からないといけないなと感じました
鈴木裕美 2014-07-11 13:58:18
ぐっちーさん→
私は未だに1個10万円の高級牧草ロールには出会ったことがないです
ロールは、その年の採れた量や、質によって値段が決まるようです。安いロールであれば1万円未満で買うことも可能みたいです
鈴木裕美 2014-07-11 14:04:02