年に何回かしか帰らないのに、実家の愛犬が私を忘れずにいてくれることにも感動しますが、馬も賢いなーと思うこともしばしば
取材で月に2,3回、それも、長くて2,3分くらいしか顔を合わせないのに、
「この人はなんにもくれない人」だと判ったらしく、顔を見ておねだりの前カキをしなくなった仔もいるんですよ
他には、お世話になっている馬主さんのご愛馬ということで、取材のたびになでなでしていたら、
いつしか馬房の近くに行くとこちらをチラ見して、頭を下げて待っているように・・・
萌っ
このお馬さんはその仔とは別のお馬ですが、たとえば、こんな風に。
撫でての図。
そんな馬たちのことをもっと知りたくて、いろいろ本も集めちゃいました
仕事上、役立つかと聞かれると直結はしないけど、少しでもちょこっとでも知っていたいな、と。
どれも、もりだくさんにタメになる内容
暗記パンが欲しいな。
おーい、ドラエも~ん
入場フリー、さらに重賞の日ということもあって、パドック裏に見える駐車場もぎっしり
まずは、船橋で走っていたアランフェスロマンの初仔・プリンセスオーラ(JRA 新開厩舎)の2歳新馬戦を観戦。
お母さんのお腹にいたころ、北海道で会った?ことがありました
新馬戦には、母馬を管理した山中尊徳調教師(船橋)の姿も。
「母馬に似ているところは体高かな。無事にデビューする姿を見られて良かったです」とのこと。
アランフェスロマンは山中調教師の厩舎開業初出走初勝利の記念のお馬さんなんです
彼女が船橋の厩舎にいた頃には、山中調教師の奥さま手作りのかわいい飾りが吊るされていましたよ
さてさて、新潟競馬場では「引退馬の余生を考えよう」という企画展が開催されています。
「シャドウ」の冠号でおなじみの飯塚知一氏を委員長に、
角居勝彦調教師が主催する「一般財団法人ホースコミュニティ」、
Rolling Eggs Club、認定NPO法人引退馬協会の3団体が立ち上げた「引退馬の余生を考えよう」実行委員会が開催する初めてのイベントだそう
上の写真は見学者の方の流れが途切れた隙に撮ったもの。
会場では多くの方が足を止め、展示に見入る姿があちこちで見られました。
下の写真、左はRolling Eggs Club代表の藤沢澄雄氏、
右は認定NPO法人引退馬協会代表の沼田恭子氏です
沼田さんとは以前、共通の友人を介して知り合い、交流を持たせていただいていました。
今回は沼田さんから藤沢代表を紹介していただき、嬉しい馬の輪がまたひとつ広がりました。
以前、厩舎の馬が引退した際、馬には”人のネットワーク”がとても大切だと痛感したので、こういうご縁はホントに嬉しいです
お二人の明るく親しみやすいお人柄がにじみ出る、素敵な写真になりました
「皆さんあたたかい反応をしてくださって励まされます。
東京や中山でもやって欲しいという声もいただきました」(藤沢代表)
「手応えもとても良いですね。
こういう活動をしている人たちがいるということを多くの皆さんに知って欲しいと思います」(沼田代表)
「引退馬の余生を考えよう」企画展は新潟競馬が行われている9/6(日)まで絶賛開催中
レースの合間に何度でも見ることができる場所ですので、ぜひお立ち寄りくださいね
今回の新潟では、大好きな古町の商店街のお祭りも見物しました。
ひとつひとつ手画きのイラストが味わい深い「千灯まつり」
約6000個のメッセージが書かれた灯籠を並べ、新潟の夜をスローに楽しむイベントとのことで、夏の夜の懐かしい空気も灯る、とても素敵なおまつりでした
何よりもステキだったのは、地元の皆さんがとっても楽しんでいるということ。
おまつりの準備はとても大変だったと思うけど、訪れた皆さんとっても楽しそう
きっとこの日の出来事はたくさんの人の心に大切な思い出として残って行くのだと思います。
地元の皆さんが楽しそうなら、観光客の私たちも楽しい気持ちになっちゃう
今回の新潟遠征も、たくさんの素敵な時間を過ごすことができました