みなさまこんにちは、河合紗希子です。
夏競馬がもりあがってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
先週末は、阪神競馬場でプロキオンステークスが、福島競馬場で七夕賞が開催されました。
勝負の結果は…
■プロキオンステークス
サンライズノヴァ、鞍上松若風馬騎手!
■七夕賞
クレッシェンドラブ、鞍上内田博幸騎手!
いやぁ〜、ともにアツいレースでしたね
関係者のみなさま、おめでとうございます!
実は今月から、日曜日の夕方に入れていたスケジュールが別日に変更になったので、日曜日は再び競馬に没頭できるようになりました。
テレビの前でじっくりと予想とレースを堪能した私の予想はというと!
あ…あれぇ……??
乗馬を始めて馬さんたちにふれる機会もグッと増えたし、私の相馬眼もだいぶ磨かれたはず!と淡い期待を抱いてパドック映像を見たつもりだったのですが…。
全くいいところなしの予想結果でありました。
乗馬と競馬予想、関係なかったです、ハイ
乗馬の進捗はといいますと…!
さてさて。
一方今月から始めた乗馬はというと、本日で早くも7日目になりました
オタオタしてばかりだった厩舎周りの清掃は、少しずつ慣れてきて、道具の使い方や寝藁の選別も以前よりもスムーズに行えるようになってきました。
道具を使っての作業は、初めは何をするのもめちゃめちゃ体力を必要としていたのですが、人間の体って面白くて、だんだんと余計な力を使わずに道具を使えるようになるんですね。
そして意外と、竹箒、馬房の寝藁をガシガシと選別するフォーク、寝藁をある程度よけた後にボロや汚れた寝藁を一気にかき出す熊手、馬が歩いてボコボコになった砂を平らにならすレーキ…、どの道具も、力を抜いた方が扱いやすい。
汗と埃だらけになりながらも、どれもこれまで滅多に触れたことのないものばかりだったので、だんだんと色々な作業ができるようになってきて楽しいです。
騎乗は、手綱を持って軽速歩(けいはやあし)をひたすら練習中。
ざっくり説明しますと…
・馬が「トコトコ」歩いているのが常歩(なみあし)
・暴れん坊将軍の「パカラッパカラッ!」が駈歩(かけあし)
そして、常歩と駈歩の間といいますか、馬が全力で走る前の段階で「トットッ」と歩くのが速足(はやあし)です。
速足の馬の背中にそのままペタンと座っていると、体が激しくバウンドしてしまい、お尻が痛くて長く乗っていられないし、馬にも負担が大きいんですね。
なので、馬の歩くリズムにあわせて「鐙(あぶみ)に立つ・鞍に座る」を繰り返して反動を減らすわけです。
これが軽速足という乗り方。
これ、スポーツであるあるの「見ていると一見簡単そうな動きに見えるけれど、やってみると難しい」やつ!!!(初めはそもそも、常歩でも、動く馬の上でバランスを取るのが結構難しい)
うまくいっていると、自分も馬も「あっ、今ストレスフリーだ!」というような一体感があってものすごく気持ちが良いのですが、できていない時は「すごくこれじゃない…」という違和感があります。
進み具合は牛歩なのですが、騎乗するたびに新しい発見があって毎回めちゃめちゃ楽しいです。
手応えを感じ、なんだか少し上手くなった気がすると、翌日は別にそうでもなかったり。
振り返って自分なりに分析すると、どうやら円運動の走る方向(時計回り・反時計回り)に自分の得意・不得意があることがわかったり、先生にそのことを話すと、馬にも利き足があって、馬もまた得意・不得意があることを知ったり。
何より、馬によって走り方や個性が本当に全然違う!!!
色々な馬に乗ってみて、
(あっ…!私がうまくなったわけではなく、昨日は馬さんが仕方なく私にあわせてくれてたから乗りやすかったんスね…!!!)
と気付いたりもしました。
正直これまでは、競馬予想の時に「折り合い」「右回り・左回り」のキーワードを耳にしても
(ゆうてもそこまで重要な情報ですかねぇ…)
なんて思っていましたが…。
今ならわかる。
これまでの自分に全力でつっこむ。
重要なんだよ!!!
少しずつ広がっていく乗馬の知識。
果たして私の相馬眼の方も、養える日はくるのでしょうか
さてはて…。
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフを
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