2020年09月28日

馬を学ぶ、秋

新ひだか町から、こんにちは。

昨日の神戸新聞杯のコントレイルは圧倒的な強さでしたね。
道中も落ち着いて、最後の直線で前が空いたら一気にスパート!
それでも、まだ余裕があるように見えました。

と、いかにもな感じで語ってしまいましたが、まだまだ競馬勉強中の身です...。

“競走馬としてターフを駆け抜ける”

現在、そこにたどり着くまでの背景を子ども達と学んでいます。
今回は競走馬の誕生する場所となる「生産牧場」に見学へ行きました。

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ご協力いただいたのは、矢野牧場さん。

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学校授業とひだかうまキッズ探検隊(以下うまキッズ)の生産牧場編で、9月は2回も来場させていただきました。

小学校4年生の総合的な学習では…

・誕生からセリに出るまでのお話

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・当歳の展示

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・牧場内の見学

・セリで売却された1歳のウオーキングマシーンの運動

うまキッズでは上記に付け加えて…

・当歳と母馬の体重予想(実際に体重計で確認)

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・放牧の様子を見学

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・当歳の放牧地までみんなでダッシュ!

と、盛り沢山な内容でした。

創業107年目を迎える矢野牧場さんの特徴は広大な敷地面積です。
場内を歩いていると、まるで森の中を散歩している気分。

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アップダウンのあるいくつもの広い放牧地があります。
強い馬に育てる為の大切な要素の1つです。

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放牧地には湧き水もあり、馬たちの飲み水にもなります。

血統を考えよい馬を生み出すことが生産牧場の仕事でもありますが、それ以外に馬をよい環境で育てる為に放牧地の管理や馬の馴致、そして訪れた人が気持ちよく馬を見られる周辺の整備も大切だと、子ども達に話してくれました。

矢野さんは海外で研修していたこともあり、研究熱心で積極的に海外から繁殖牝馬を導入しています。
すでにご覧になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、Twitterでの情報発信も積極的に行なっています。
矢野牧場Twitter

最後に、子ども達と一番広い6haもある放牧地に放たれている当歳を探しに行こう!となり、
奥へ進んでいった結果(途中子ども達と全力ダッシュもあり)一番奥にいました。

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子ども達に興味深々ですが、何だか不思議な写真が撮れてました...

最近は毎日1万歩を目標にウオーキングしているのですが、探検内であっという間に7000歩を達成!!
子ども達と行動を共にするには、体力作りが不可欠だと痛感しております...。苦笑

競馬ファンの皆さんにとって、生産牧場に足を踏み入れる機会は中々ないと思います。
それは、地元で暮らす子ども達にとっても同じです。

馬産地で暮らす子ども達にとって「きっかけ」となる活動――。

馬を通して人と人が繋がる活動を行なえていることに感謝して、日々過ごしていきたいです。

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その他:新ひだかUゆう生活

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以上

糸井いくみ

職種
一般社団法人umanowa(うまのわ)代表

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