2025年06月16日

今年もチャグチャグ馬コ!

盛岡から、こんにちは。

今年も参加してきました‼️
チャグチャグ馬コ🐴🛎️
昨年初めて参加した様子はこちら👇

チャグチャグ馬コに参加! | 糸井いくみ | 競馬女子部

目標をしっかり持って…?2回目のチャグ馬に挑みました。
・草履で足がやられないように(準備をしっかり)
・チャグチャグ馬コをPRする
・14キロを歩き抜く

ちなみに地元の皆さんは、
チャグチャグ馬コを『チャグ馬』
参加する馬のことを『馬コ(うまっこ)』
と言っていました。

まずは草履なのですが、昨年の誕生日にプレゼントしていただきました♡

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前回初めて歩いた時に、1回目の休憩所までに足を痛めてしまいました。
何とか最後まで歩きましたが、開運橋付近で知人(岩手競馬アナウンサー)から「足痛いんですか?大丈夫ですか?!」とLINEが来ていました…。
相当跛行していたようです。苦笑
事前に鼻緒を広げ、足袋も伸縮性のあるものを購入し、足袋ソックスを中に履いて準備。
結果、ただならぬ筋肉痛だけで済みました!笑

誕生日プレゼントをいただいたこともそうですが、季節毎に特産品であるスイカやりんごを送ってくださいます。
そして、訪ねた際には色々な場所や人をご紹介してくれ、帰路の道中は心がポカポカします。

当日は数頭で集まってから、鬼越蒼前神社に向かいます。

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今回は出発時からゴールまで、皆さんがあまり見ることができない景色をSNSで発信できたらと頑張りました。(普段頻繁に更新しないタイプです…)

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しかし…1番反響があったのは、馬コではなく羊🐑でした。苦笑
番外編として、沿道から応援する『ひつじコ』を発見して撮影しました👇

実は去年も見かけたのですが、写真を撮ることができず。
羊以外にも装束を纏った『犬コ』もいました。
チャグチャグ馬コはさまざまな動物界隈でも人気なのです!

そして、最後の休憩地点である材木町からなんと!馬コに乗せていただきました。
馬の上から見渡す盛岡市中心部の景色は、また違った景色でした。
このような機会をいただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
まさかの馬に乗ってのゴールでしたが、今回も無事に約14キロの道を馬と携わる方たちと一緒に終えることができました。

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中津川ゴール地点で恒例の馬コのお尻がずらりとならぶ景色を📷
馬コたちはチャグ馬の後は、しばらくのんびりと過ごします。

この伝統的な馬のお祭りが、末永くそして発展しながら継続し続けることを祈っています。

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2025年06月09日

ひだかうまキッズ探検隊の説明会

新ひだか町から、こんにちは。
今週はひだかうまキッズ探検隊の説明会が行われました。

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今年は日高管内の小学3年~6年生まで全30名が集まりました!(画像は24名です)

参集範囲を日高管内に変更したことによりこんなに反応があると思わず、嬉しい気持ちももちろんですが正直驚きを隠せませんでした。

3l5a4566<画像は名札づくりの様子>

日高管内と言っても、各町が離れているので保護者の皆さまの送迎がかなり大変なのが現状です。
子ども達に喜んでもらうことはもちろんですが、保護者の皆さんに安心していただけるようより一層準備を頑張らなくては!と思っています。

一人一人としっかりと時間をとって話をするのは難しいなと色々と悩み、今回から交換ノートを行うことにしました!

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強制ではないのですが、次回子ども達がノートにどんなことを書いてきてくれるのかとても楽しみです。

そして、リピートしてくれているキッズの保護者が作ってくれた『持ち物確認カード』👇
とてもありがたいです!

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全てに気を配るのはスーパーマンではないので難しいですが、子ども達とサポートしてくれる皆さんが常に笑顔で、お家に帰った時に今日の様子を楽しそうに話せるようなプログラムを毎回行っていくことが目標です💪

下記にひだかうまキッズ探検隊2025説明会の様子が紹介されています👇

https://uma-furusato.com/news/entry-65967.html

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2025年06月02日

部屋の窓から見えるのは...25年6月

新ひだか町から、こんにちは。

ひだかうまキッズ探検隊の説明会の準備や、グッズの発送でバタバタしておりました。
そんなバタバタした日々の中での癒しは、この時期にしか見られない新緑の中を駈けまわる親仔の群れを眺めることです。

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親仔の群れがのんびりと草を食む姿を見られる季節になりました。
仔馬は自分で草を食べたり、母馬から少し離れて仲間の馬と遊ぶくらい大きくなってきました。

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玄関のドアを開けてすぐ、見えるこの景色──。
ずっと眺めていても見飽きることがありません。
この景色を見ることができるのは、牧場スタッフの皆さんの日々のお仕事のおかげなのだなと。そして、競走馬として活躍するまでに関わる様々な職種の人たちの顔が浮かんできます。

いよいよ来週は、今年度のひだかうまキッズ探検隊に参加する子どもたちと初対面です。
日高管内から多くの申し込みがあり、嬉しい悲鳴というよりは驚きが一番でした。

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馬産地について知ることで、何気なく見える景色から何か感じるようになるのかな…と。
子どもたちの中でどんな変化や反応が起こるか、今からとても楽しみです!

2025年05月26日

ひだかうまキッズ探検隊、申込みスタート!

新ひだか町から、こんにちは。
緑が青々としてきて、日高の放牧地もキラキラ眩しい季節になってきました。

毎年そんな時期からスタートするのが、『ひだかうまキッズ探検隊』。

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2016年に新ひだか町地域おこし協力隊として着任し任期中からスタートした事業ですが、今年で9年目となります。

実は今年度より、今まで行っていた色々な活動を当社の自主事業として行うことになりました。
新ひだか町の事業としてスタートしましたが、この8年間で小学校の統合があり3校に減少。
少子化が進んでいるこの今の時代に、いつまでも地域を限定した事業でよいのだろうか・・・。
数年前よりずっと考えていました。

そして、今年度よりJRAをはじめ関係者の皆さまからの協力を得て、日高管内の子ども達を対象に実施することとなりました。
全町とはいきませんでしたが、先日教育委員会の担当の方達にもご挨拶してきました。

まだまだ色々と課題はありますが、少しずつ馬や軽種馬関連に興味のある子ども達が気軽に参加できる環境を整えていけたらと考えております。
そして、日高に!馬の居るところに!子ども達が気軽に訪れられる環境を、皆さんと協力して作っていけたらと。

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8年前にこの事業名を決定する時には、悩みました・・・。
“日高”の表記だと地域が限定されたり、何となく堅い印象があるなと。(漢字だからですが)
そして、日高で暮らす子どもたちはもちろんですが、全国の子どもたちに馬産地日高を訪れてほしいという思いが今でも変わらずあります。(日高を連発していますが)
単発のイベントではもちろんできますが、継続できるものになるまでまだ時間がかかりそうです。

まずは、今年度新ひだか町から少し広がり日高管内の子ども達と馬と一緒に充実した時間を過ごせるように。


「自分に何ができるか」をあまり深く考えずに馬産地新ひだか町に移住してきましたが、そんな自分を今まで支えてくれた新ひだか町の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

この事業が自分の手からいつか離れる時がくるまで、
日高の地にずっと根付く活動になるように──。
コツコツと形を変えながらも続けていくのがこれからの目標です。

本日5月26日(月)10:00より、申込みスタートです👇
https://docs.google.com/forms/d/19dTAaUtd56Z0z44QvHOeLhoesJThkosVV1LWztm8kFk/closedform

今年は内容盛りだくさんの全11回(説明会・修了式は除く)です。2025a5_2
下記のプログラムは日高管外(道内・道外)の子ども達を若干名ではありますが、参加が可能です。
・プレ(パンサラッサにエールを送る回)
・ビッグレッドファーム
・JRA札幌競馬場
興味がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

毎年うまキッズで子ども達に会えるのが、何よりも楽しみで一番大切な時間です。

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2025年05月19日

サウンドトゥルー、15歳

新ひだか町から、こんにちは。

私にとって毎年5月15日はとても慌ただしいのですが、でもその忙しさが嬉しくもあります。

今年15歳を迎えた、サウンドトゥルー。

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ここ数年は、年に数えるほどの更新となってしまっているYoutubeチャンネル「日々、サウンドトゥルー」。


YouTube: 日々、サウンドトゥルー#24
どんなに忙しくても、毎年お誕生日動画だけはその日に撮影して公開しようと決めています。

毎年この時期は、たんぽぽの季節。

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今日放牧地の前を通った際、あっという間に綿毛に変わっていました。
栗毛のサウンドトゥルーは、勝負服の一部でもある黄色がよく似合います。
春と紅葉の季節は、サウンドトゥルーが一段と美しく見えます。

週に何度か放牧地の前を通るのですが、その度に聞こえるはずもないのに車の中から「トゥルちゃーん、おはよー」とか「トゥルちゃーん、今日も元気だねー」と声を出してしまいます。苦笑

今は見学中止の時期ではありますが、淋しがりやのサウンドトゥルーは皆さんに会える日をきっと楽しみに待っているはずです。

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今年こそは季節毎のサウンドトゥルーを撮影できるよう、他の仕事に追われずゆとりを持った毎日を過ごしたいものです。

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2025年05月12日

映画と馬

新ひだか町から、こんにちは。

以前ブログで紹介した『馬橇の花嫁』。
こちらの映画は、昭和30年代の十勝の農村での馬との暮らしが描かれていました。

そして、遠く離れた与那国で作られた『かでぃんま』という短編映画が、先日youtubeにて公開されました👇


YouTube: かでぃんま ~地域発信型映画(与那国町)~


日本最西端に暮らす、日本在来馬の与那国馬が登場します🐴✨

こちらの映画は、地元の魅力を発信する「地域発信型映画」の企画募集で選ばれた作品。
監督の出身地である与那国島での暮らしが描かれています。
監督の東盛あいかさんは、馬橇の花嫁の花嫁役を演じていた方で女優でもあります。
一度もお会いしたことはないのですが、自分の思い描くものを表現する為の手段をたくさん持ち合わせている方なのだろうなと感じます。

映画をとおして、それぞれの時代や地域の中での馬と人との関わりを知ることができるのは素敵だなと。
馬は私たちに様々なことを伝えてくれる生き物だなと感じます。

南に暮らす馬に出会う旅をする日が、待ち遠しいです。

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2025年05月05日

メロメロなGW

新ひだか町から、こんにちは。

前回の記事でお伝えしたメロディーレーン“メロメロ”セットの発送に追われ、GWが終わりました。

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今回の販売は、私にとって新たな挑戦でもありました。

引退が発表されてから今までの取材やレースをふりかえった際、魅力的な要素が多すぎて1つのグッズでは表現出来ないと思いました。

どんなものなら、ファンの皆さんは喜ぶか…

基本ひとりで全ての業務を行なっているため、相談できる相手がほとんどいないのが現状です。
そんな時にアイデアが浮かんできて楽しくなる瞬間が、イラストを担当してくだっている🛴さんとのやり取りです。
私のぼんやりとした考えをクリアにしてくれて、皆さんがグッズを使うシーンが浮かんでくるのです。
1番テンションが上がる瞬間です!

そして、🛴さんは馬に関する情報を常にチェックしており、競馬が馬が本当に好きなんだなぁ・・・と感じます。
こういう言い方はおかしいですが、頼んでいないのにブランケットの上に鎮座しているノルマンディーファームで過ごす猫のイラストが描いてありました!

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あまりにも可愛すぎるので、実際に撮影しに行ってしまいました!
岡田牧雄氏はそんな私を見て、苦笑いしていました・・・。

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🛴さんは些細なことを汲み取り、イラストで表現する素晴らしい才能があるなと、いつも思っています。

今まで色々なグッズを制作しましたが、最近はどちらかというと“作ってみたいもの”を優先しています。(もちろんたくさん売れてほしいので制作するのですが・・・)
今回のセットを数多く用意出来なかった理由のひとつが、ブランケットです。
このブランケットの1番のこだわりは、肌ざわりです。Unnamed_85
業者さんにイメージを伝え、何度も何度もサンプルを北海道まで送ってもらいました。
やっと見つけた理想のブランケットは、大手企業が制作するようなタイプでした。
業者さんに無理を言って、当社が頑張れるギリギリの数量で発注。

ですので、当社の力不足により今後再販のご期待に沿えない可能性が高いです…。
ただスペシャルなセットにしたい思いも強かったので、大量には作らないことははじめから意識していました。

スペシャルを更にスペシャルにしたいと思い、包装にもこだわってみました♡

ハンコを作って…


包装紙も作りました!

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ただ梱包技術を会得しておらず、届いた際は薄ら目で見ていただけると助かります。苦笑

私自身キラキラした可愛いものがあまり得意ではないので、よく今回のセットを完成できたな…と正直思いました。
岡田牧雄氏をはじめ業者の方や🛴さんやまいこさん、そしてファンの皆さまに支えられて完成できたのだと感じております。

本当にありがとうございました。

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これはこぼれ話なのですが・・・。
送り状の品目を入力する際に色々なグッズが入っているので困ってしまい、結局「メロメロセット」にしてしまいました!笑
ヤマト運輸さんに「・・・具体的には何が入っていますか?」と聞かれてしまったのは、ここだけのお話しです。

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最後にお知らせです!
今回のセット内のいくつかを単品で販売予定です(お分かりかと思いますが、ブランケット以外です)

5月末頃を予定しております。
また分かり次第、お知らせいたします。

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2025年04月28日

メロメロなグッズ!

新ひだか町から、こんにちは。

最近の日高地方は、雨の日が続き肌寒い日が多いです。
皆さんは春を感じるGWを過ごされていますか?

新ひだか町の二十間道路桜並木は、今週末が満開かなと🌸

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桜まつり会場の桜のトンネル👇

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今年のGWは、やっとのことで完成したメロディーレーンのグッズ販売の準備に追われています。
長らくお待たせしてしまい、大変申し訳ございません🙇

商品名はメロディーレーン“メロメロ”セットです!

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・・・メロメロ?!
と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ネーミングをメロディーレーンSPECIAL FAN BOOKを担当したまいこさんに考えていただきました。
Uma-まいこ (@Umaiko_keiba) / X
メロディーレーンには、人を惹きつける魅力がたくさんあります。
小ささ・表情・走り・行動・血統などなど・・・。
皆さんが『メロメロ』になる要素をたくさん持ち合わせた馬だなと。
グッズ制作の度に、どの魅力を押し出していくか?がいつも悩みどころでした。
私ももちろんメロディーレーンに惹かれておりますが、色々な方とつながることが出来た感謝の気持ちの方が強いです。
サンクスセットなど、無難なネーミングしか浮かびませんでした。

ですので、客観的にグッズを見て、ネーミングを考えてくれたまいこさんに感謝です!

商品を簡単にですが紹介します👇
①ふわふわブランケット

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2種類の綿を混ぜ込んだ柔らかな手触りが特徴です。
10色の版を製作し、染料を染み込ませています。
色落ちの心配もあまりありません。
画像や動画ではふわふわと手触りをお伝えできないのが、もどかしいです。

②ゆらゆらヘドバンアクリルスタンド

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組み立て式のアクリルスタンドです。
片面は勝負服、片面は皆さんがよくご覧になっていたパドックでのヘドバンをイメージしました。

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③クリアケース

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アクリルスタンドを収納するポーチがあればと思い作りました。
メロディーレーンのイラストがプリントされています。

④メロディーなメモ帳

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2023年のカレンダーで使用したイラストが表紙となっています。
メモ帳本文の下は、鍵盤でメロディーを奏でる当馬のイラスト入りです。

⑤トートバッグ

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ブランケットもすっぽり入る大きめのトートバッグです。
Tシャツやハンドタオルで用いた当馬のイラストを、ワンポイント刺繍しました。

上記5点がセットとなった商品となります。
季節が少しずれてしまった商品もございますが、皆さんにずっと長く愛用していただけるものをと思い制作しました。
いつもより金額が高くなってしまい、皆さんのご負担になるかもしれません。
今回のセットでしか販売しない商品もございますので、是非ご検討いただけると幸いです。

4/30㈬夜に商品ページをアップ予定です。
今しばらくお待ちください🙇

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2025年04月21日

春の岩手~桜と仔馬~

岩手県から、こんにちは。

前回のブログで、二十間道路桜並木の現在の様子を次回!と書いていましたが。
今…、岩手に来ています。

岩手は桜が満開の時期です🌸
北海道はまだ肌寒く、ひと足先に春を感じることができてテンションが上がりました!

Dsc02038城跡そばの桜

Dsc02044石割り桜

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私が訪れた時は、岩手山がとても美しく見えました!
チャグチャグ馬コ同好会の各支部の方にお目にかかった際に「今日は岩手山がきれいに見えるね~」と日常会話で話していたのを聞いて、地元の方たちは岩手山を愛し山に見守られながら生活しているのだなと感じました🏔

そして、ここからは馬のお話です。
昨年のうまカルフェスin新ひだかで大好評だった、チャグチャグ馬コ🐴🛎️

今年のチャグチャグ馬コは6/14(土)に行われます。
毎年6月第2週土曜開催なので、覚えやすいです。
昨年初めて参加した時の様子はこちら💁‍♀️

今回は今年生まれた仔馬たちに会わせていただきました。

Dsc01953矢巾町で暮らすみつば(牡)4/4生まれ
人懐っこく元気いっぱいの仔馬です

Dsc02010 滝沢市で暮らすさくら(牝)3/28生まれ
こちらも放牧地をぴょんぴょんと駆け回り、元気いっぱい!

現在、滝沢市で個人で馬を所有されているのは8軒ほど。
矢巾町は2軒とのことでした。
かつては農耕馬としてどの家にもいた重種ですが、現在はチャグチャグ馬コ存続のために馬を繁養していることがほとんどです。
そして、昔は曲がり長屋という馬と一緒に暮らす家屋がほとんどでしたが、現在は自宅の隣又は近くの厩舎で暮らしています。

滝沢市で現在も曲がり長屋で暮らす方がいるとのことで、外観だけですが見学させていただきました。

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現在は馬は暮らしていないそうですが、チャグチャグ馬コ当日はここに10数頭の馬たちが集合し、出発地点である鬼越蒼前神社に向かいます。
当日その場にいたら、タイムスリップしたような気分が味わえるのかもしれません。

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屋根部分を下から見てみると、微妙に色が違います。
茅葺き屋根は数年から十数年に一度、地域の皆さんで協力しながら修繕しているとのこと。

そして、可愛いスタンプが設置してありました。

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今回仔馬以外にも、チャグチャグ馬コに参加する馬たちやこれから馴致を進めて数年後にはデビュー予定の馬にも会いました。

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どの馬も人懐っこく、愛嬌たっぷりでした♡

本番まであと2ヶ月をきりました。
全人馬無事に14キロの道のりを楽しんでほしいです。

チャグチャグ馬コに関する情報は下記をご覧ください。

チャグチャグ馬コ保存会公式HP
チャグチャグ馬コ伝承会Instagram

滝沢市観光物産協会の公式Xでは、最新の情報を見ることができます。

お祭り当日はもちろんですが、6月13日(金)に鬼越蒼前神社で行われる装束の説明会やミニパレードがオススメです!
是非前日入りして、チャグチャグ馬コを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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2025年04月14日

読書の春

新ひだか町から、こんにちは。

最近は競馬関連の記事を書けず・・・です🙇💦
4月は大切な準備期間でして、取材や撮影になかなか行けません。

そして、ここ最近は日本在来馬について話を聞いたり調べることも多く、馬と聞いて思い浮かぶのはサラブレッドではなくどさんこ(北海道和種馬)だったりします。

先日、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場の河合正人准教授に色々な本をお借りしました。

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これから少しずつ読むところですが、その中ですぐに読めるこの『まめ本』がとてもお気に入りです!

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以前当牧場の場長であった八戸芳夫氏著のこの本。
調べてみると、どさんこ以外にも北海道に関するテーマが全部で62シリーズありました。
おそらく活版印刷で作られたであろうこの冊子は、所々印字が薄れていたり文字が横向き?になっている箇所も。
紙でしか得ることのできない愛おしさが湧いてきます。

読了後に「いつかどさんこのことだけが載っている『ZINE』を作りたいな」という思いも出てきました。
どさんこの特徴
北海道の開拓はどさんこ無くしては語れないこと
全国各地に暮らすどさんこのこと
北海道大学静内研究牧場のどさんこのこと

皆さんに紹介したいことがたくさんあります。
自分自身もどさんこの全てを知った訳ではないので、足を運び学んでいきたいなと思います。

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日高はこれから桜の季節です。
次回は二十軒道路の桜並木の様子をお伝えできればと思います🌸

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2025年04月07日

馬橇の花嫁を観に!

札幌から、こんにちは。

スタッドレスタイヤから夏タイヤに交換し、あたたかな春を待ちわびています。
北海道の桜前線がどうなるのか気になるところです🌸

週末は楽しみにしていた映画を札幌で観てきました。
馬橇の花嫁』です。
タイトルからして、馬好きにとっては惹かれるものがあります。

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この映画について初めて知ったのが、昨年末のTVニュースでした。
そして、シアターキノの2-5月の上映リストでも発見!
上映場所のシアターキノは、ミニシアターです。
学生の頃はミニシアター映画にハマり、よく足を運んでいました。

上映前日に北海道新聞で大きく取り上げられていることを知り、
チケットが買えるかちょっと不安でしたが1時間前にチケットを無事ゲット。
10分前にキノに戻ると、廊下には開場を待つ長蛇の列が。
新聞やSNS効果もあったと思いますが、今日集まった人たちは馬や昔の暮らしに対して何かを感じて足を運んだのだなと。
開場して着席すると、席が足りずパイプ椅子が出ていました。

映画は昭和30年代の十勝での暮らしが再現されています。
モノクロの映像で、セリフやストーリー展開は多くはありません。
人と馬との暮らしも垣間見ることが出来ます。
それでも、見終えた後に残るこの余韻は何なんでしょう・・・。
是非皆さんにも観てこの余韻を感じてほしいです。

この日は上映初日ということもあり、上映後に監督や出演者の登壇がありました。Gnvw_7byai63g0
母親役の磯貝圭子さん(写真:左)は「撮影前に現場でカメラを回さずにみんなで昔の農作業体験した時に、微々たる量しか収穫できないことにびっくりした。当時の農業の大変さを身をもって感じた。」とのことでした。
ちなみに磯貝さんの地元が新ひだか町三石だったことが、この日一番の驚きでした!
監督の逢坂芳郎さん曰く「地元にまつわる映画は、地元を理解している人が撮るのが一番説得力がある」とのこと。
映画には100人を超える地元エキストラが参加しており、地元のみんなで作り上げた作品なのだと温かな気持ちになりました。

上映後はDVDを購入し、特典映像の回想インタビューも観ました。
※DVDはネットからも購入できます

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登壇者の皆さんにサインをいただきました!

Dsc01907DVDの盤面には名役者(馬)のモモ姫が♡

DVDを観てあらためて感じたのが、監督の映画に対するきめ細やかで丁寧な取り組み方です。
当時を振り返る地元の人の話が、映画の光景そのものでした。
丁寧に聞きこみをして作り上げた作品なのだと、あらためて思いました。

今後全国各地で上映されることを願います。
そして、この映画がここで上映されたらよいなという閃きもありました。

自分のなんとなく感じたこの予感が、よい方向に向かいますように──。
進展がありましたら、皆さんに報告したいと思います。

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2025年03月31日

BTC体験見学会春!

またまた浦河から、こんにちは。

春から新しい生活が始まる人や新たなことをスタートする人──。
春は新たなことが始まる季節ですね🌸✨

3月28日(金)はBTC軽種馬育成調教センターにて、体験見学会(春)が行われました。
昨年は青春サラブレッドで取り上げられていました📺
ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

今年の募集締め切りが例年より1カ月早くなったこともあり、春休みの時期に実施することになったそうです。
当日はあいにくの雨☔でしたが、全国から21名の参加者が集まりました。
遠いところは、沖縄県から参加者も!

はじめにBTC施設内を見学。
広大な施設内にある各調教施設をバスで見学して回りました。
その後は、研修生が1年間を過ごす『あかしあ寮』へ。
部屋や食堂、トレーニングルームを見て回ります。

Dsc01788寮のすぐ横には、放牧地が広がります

一昨年新しくなったばかりなので、どの空間もとても綺麗です。
部屋は全室クーラーとバス・トイレ完備。(今や北海道にクーラーは必須になってきました…)
間取りを撮影する参加者が多かったです。

Dsc01787洗濯室は男女分かれています

トレーニングルームでは、電動シミュレーターを体験🏇

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ほとんどの参加者が乗るのが初めてで、動きについていくのに悪戦苦闘していました。

個人的に気になったのが、食堂内にある研修生の各マイ棚。
調味料などによって個性が発揮される棚だなぁ…と、見ていて興味深かったです。笑

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基本平日は美味しい食事が用意されていますが、土日祝は自分たちで食事を用意します。
平日に数名で買い出しに行き、冷蔵庫に自分の食材をストックします。
ある程度の年齢になってからの寮生活は、正直不自由さを感じるかもしれません。
ただ、1年間のハードな研修を受けることを考えると、結束力が深まる場になることは間違いないと思います。

その後は、研修の様子を見学するために覆馬場へ。
号令に合わせて部班騎乗。

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隊列を崩さないよう教官の指示に従いながら、馬の様子はもちろん周りの様子も見ながら騎乗します。
その時に教官が話していたことで印象に残っているのが、基本は『3乗7厩』という言葉です。
研修の目的は、馬に乗れるようになることと思いがちです。
しかし、10のうちの7割は厩舎作業や馬の手入れなど馬の世話全般をとおして馬のことを考え気を配ること。そうすることで、残りの3割の騎乗での馬とのコミュニケーションに繋がっていくのだと──。

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見学者の中にこの言葉が響いた人がいるのではないかと思いました。

全ての見学終了後に、研修生と一緒に昼食。
研修の内容や普段の生活について、色々と質問ができる貴重な場になったと思います。

見学者の中の数人に志望動機を聞いたところ・・・。
部活で陸上の中距離をやっていて、仕掛け方など競馬に通ずるものがあり興味を持ったと言っていた人がいて「なるほど!」と。

それぞれが色々なきっかけで馬に競馬に惹かれたと思います。
その最初の時の気持ちをいつまでも忘れずに、もっと馬を好きになってくれたらと願うばかりです。

午後は、個人的に研修生のフィジカルトレーニングを見学。

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トレーナーによるトレーニング指導に、研修生は汗を流していました。Dsc01817
もうすぐ研修を修了する研修生に思い出に残っていることを聞いたところ「1日1日が内容が濃すぎて、どれとは言えない」とのこと。
教官に日々同じことを指導され、それができない歯がゆさに落ち込むこともあったが、ある時に馬と一緒に乗り越えることができた達成感が忘れられないと笑顔で語ってくれました。

馬は自分と向き合うことの大切さを教えてくれ、自分が成長する手助けをしてくれる恩師のような存在なのだなと。

3l5a2526 今後も競馬場で行われるBOKUJOBフェアや馬術大会でもBTCブースが出ますので、興味がある方は是非足を運んでくださいね!

Dsc01804BTCの癒し担当、看板犬🐶マシュと猫🐈はなちゃん♡

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2025年03月24日

太田さんに、幸あれ!

浦河より、こんにちは。
日高は春風が強い今日この頃ですが、気温も上がり春めいてきました。

春は出会いと別れの季節──。
優駿ビレッジAERUで約12年間馬たちと共に過ごした太田篤志さんの最後の出勤日が、3月19日(水)でした。
『最後に馬たちとの写真を撮りに行きます!』と以前より約束していました。
3月は業務がつまっており、やっと約束を果たす日ができました。

前日にカメラやレンズの準備をしっかりと。(よくカードの入れ忘れ、充電し忘れがあります。苦笑)
到着後に車を降りて準備をしていたら、なぜか助手席にはレンズのみ。

やってしまいました!!!
カメラを忘れてしまいました・・・。

「あーーーー!」と思わず大きな声でひとり言。
太田さんの元に行き、まだ出勤日があるかを確認したところ今日が最後とのこと。

「何やっているんですか・・・」と、呆れられてしまいました。
笑えない失敗をやらかしてしまいましたが、AERUにあるカメラを使わせていただくことに。(なぜかメモリーカードは3枚も持参していました)

今回は特別に放牧地に入り撮影📷
太田さんの出だしは相変わらず表情が硬いです。

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でも、全く気になりませんでした。
必ず笑わせる自信がありました!

スズカフェニックスと太田さんを撮影していると、後ろに気配を感じ・・・。
オウケンブルースリが『忍びの術』を披露してくれました。笑

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太田さんが撮影📷してくれました!

数年前まで種牡馬だったとは思えないくらいの穏やかさ。

日高山脈を一望できる景観や、太田さんとスタッフの皆さんが作り出すこのんびりとした雰囲気の中で馬が穏やかになるのは当然なのかもしれません。

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太田さんは撮影時に、1頭1頭との思い出を話してくれました。
馬たちもそれに応えるかのような表情をたくさん見せてくれました。

Img_1703今はのんびりと馬生を過ごす、ヒンナとの1枚
Img_1725太田さんがはじめて一から馴致をした、思い出の1頭コロン

自分がその中にいることに、幸せを感じるひと時でした。

普段から多くの馬と人を見させていただく機会が多いのですが、馬は人のことをよく見ていますし思いを感じ取る生き物だなと。

太田さんは春から新天地でまた新たな馬と出会い、関係を築いていくことと思います。
太田さんなら、どこに行っても大丈夫!
インフルエンサーとしての活躍も楽しみですね✨笑
個人のSNSも開設しておりますので、太田さんのこれからを見守っていただけたらと思います。

👨‍🌾 (@akai_nagagutsu) / X

太田さんの笑顔はピカイチです🏆

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2025年03月17日

青森への馬旅③

青森より、こんにちは。
今回で青森の馬旅は最後となります🍎🐴
青森の馬文化編です。

青森県と岩手県の地名にある「戸」は、諸説はありますが牧場の木戸(きど)から来ているそう。
馬と共に暮らし働く文化があるということが、地名からも分かります。

今も寒立馬がいる地域はありますし、五戸では馬肉を食す文化もあります。
地域で行われるお祭りには、馬をモチーフにしたものが多いです。

その中で私が心惹かれたのが『八幡馬』でした。
前々回で少しだけ、八幡馬について少しだけ紹介しました。)

ちなみに日本三大駒をご存知でしょうか?
私は八幡馬を調べて、初めて知りました。
・八幡馬(青森県)
・木下駒(宮城県)
・三春駒(福島県)

櫛引八幡宮を見学した後に、八戸ポータルミュージアムはっちを訪れました。
自動ドアが開くと、両サイドから沢山の288体の八幡馬が出迎えてくれました。Dsc01418
迫力があるのですが、どこかあたたかい雰囲気があります。
八幡馬を見ていると、何か書いてあります👀!

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「これは見つけ出さないと!」と思ったのですが、どうやって探せばよいか分からず…。
係の方にかなりのヒントをもらい、わりとすぐに発見することが出来ました!(ヒントは赤い八幡馬の中に、2頭だけお腹がふっくらしている馬がいます)
ちなみに今回ご一緒した岩手競馬の小木曽なつ美さんは、中々見つける事ができませんでした。苦笑

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こちらの八幡馬を製作したのは、大久保直次郎さん。
数年前に他界してしまい、手彫りで製作している人はほとんどいないとのこと。現在は娘さんが定期的に飾られた八幡馬をメンテナンスしに来ていること。
株式会社八幡馬さんが、八幡馬を広くPRすべく製作していること。
青森を訪れる前に事前に調べてはいましたが、やはり現地を訪れてみないと分からないことがあります。

そして、はっち内のショップで素敵なZINEを発見!
その名は『のへの』です。

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のんきに へいわに のやまと

のん気と平和って、なんて素敵な言葉の組み合わせだろうと思いました。
見本をパラパラとめくりましたが、自分の知りたかった八幡馬の情報が盛りだくさんで即購入。
ここまで細かく丁寧に八幡馬について載せているZINEがあることに、感動しました!

翌日は、根城に行き八幡馬の絵付け体験。
作業自体は簡単なのですが、かなり熱中してしまいました。
1時間ちょっとで八幡馬が完成👇

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<最後に一筆で描く、手綱と鐙は緊張しました>

その後、十和田市にある駒っこランド内にある称徳館へ。
馬に関する資料や馬の玩具が数多く展示されていました。
私は歴史に疎く、こういう時に小さい頃からもっと勉強しておくべきだった・・・と後悔してしまいます。
全部くまなく見るのに、1時間以上かかりました。
頭の容量がもうパンパンになりました…。

Dsc01472<館内に展示されていた昔の八幡馬たち>


『のへの』にも掲載されていますが、八戸市内の至る所で八幡馬を見つけることができます。
JR八戸駅改札口🐴

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八戸市内のマンホール🐴Unnamed_66
全て制覇することができず、残念です。

結局、株式会社八幡馬さんを訪れることが出来ず、まだまだ他にも見てみたいものがあり、青森は要再訪の地域となりました。

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2025年03月10日

青森への馬旅②

青森より、こんにちは。
今回は前回に引き続き、青森への馬旅🍎🐴
種牡馬展示会編です。

皆さんには関係のないことかもしれませんが…
毎年訪れるJBBA静内種馬場
実は数年前に訪れたJBBA九州種馬場
今回はJBBA七戸種馬場

今回でJBBA種馬場、全場来場達成しました!
北海道に住んでいると、どこへ行くにも遠く感じてしまいますが…
やる気になれば、なんでもできる💪です✨

今回の展示会はとても「アットホームな展示会」でした。
JBBA七戸種馬場はJR駅から近いこともあり、多くの一般見学者の来場がありました。(今回は一般見学も可能な展示会でした)
今も多くのファンに愛されている馬たちなのだと、あらためて感じました。

ファンと生産者が見守る中、展示会がスタート。
いつもお世話になっているJBBA上野副会長よりご挨拶。

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(有)荒谷牧場で繁養されている2頭を含む、計4頭の種牡馬展示が行われました。

登場した種牡馬たち

アニマルキングダム

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昨年11月にJBBA静内種馬場から移動してきました。
当馬は艶やかで美しい栗毛と体高168cmの雄大な馬体が特徴です。
東北の生産者からの要望があったとのこと。
今後、東北での活躍が大いに期待される種牡馬です。

サブノジュニア

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アニマルキングダムと同時期の昨年11月に、イーストスタッドより移動してきました。
父仔2代でJBCスプリントを制覇し、NAR年度代表馬、NAR4歳以上最優秀牡馬、NAR最優秀短距離馬を受賞しています。

オールブラッシュ

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ウォーエンブレムの唯一の後継として期待がかかる、オールブラッシュ。
登場の瞬間は、一般見学者の皆さんのシャッター音が会場に響き渡りました。

ウインバリアシオン

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種牡馬生活も10年を超えた現在も、青森県産駒の活躍の立役者となっているウインバリアシオン。
展示会当日に行われていた阪神10Rでは、ハヤテノフクノスケが1番人気に応え、5馬身差で見事勝利!
見学者はウインバリアシオンの前でオーナーと共に勝利を喜んでいました。

展示会後は一般計学者向けに、オールブラッシュとウインバリアシオンの撮影会が馬房前で行われていました。
種牡馬となった今、なかなか会うことができないことを考えると、ファンの皆さまにとっては貴重な時間となったことと思います。

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東北産駒の活躍がこれから益々楽しみです!

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2025年03月03日

青森への馬旅①

今回は青森から、こんにちは。

現在非常に業務が立て込んでおり、どうして毎度こんなに何かに追われるようなスケジュールにしてしまうのだろう・・・と反省しております。

今回の旅の目的はこちら👇
・JBBA八戸種馬場で行なわれる種牡馬展示会
・馬にまつわる施設の見学
・八幡馬について学ぶ

1泊しかしない割には、かなり盛りだくさんなスケジュールでした。
ブログがしばらく青森旅の報告になることをお許しください。

苫小牧発の夜のフェリーに乗り込み、八戸へと向かいます⛴
今回初めてのフェリーでした!
揺れは少なかったのですが、なかなか眠れず…(場所が変わると眠れないタイプです)
寝不足のまま、まずは櫛引八幡宮へ向かいました。

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こちらは八幡馬(やわたうま)発祥の地なのです。
八幡馬を一度はどこかで見たことがある方も多いのではないでしょうか?
日本三大駒の一つで、青森県伝統工芸品にしていされています。
八幡馬の詳細はまた次回のブログでお話ししたいと思います。

神社にご挨拶をしてから、ぐるっと境内を見学すると・・・
至る所に八幡馬が祀られています。

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<狛犬も八幡馬🐴>

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<八幡馬があちこちに🐴>

奥にある本殿は神々しい雰囲気を放っていました。
江戸時代前期に建てられたようですが、彫刻がとても手が込んでいました。

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その後は、道の駅しちのへに向かいました。
七戸は“絵馬で願いが叶う”まちだったのですね!
その地を訪れてみないと分からないことが、まだまだ沢山あるのだなと。

敷地内には、東京優駿(日本ダービー)で優勝したヒカルメイジとフエアーウインの銅像がありました。
競馬歴がそれほどでもないので、ここを訪れて初めて知りました💦

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物産館ではりんごの種類の多さに、かなり迷って悩んでしまいました🍎苦笑
その後、この度の第2の目的である種牡馬展示会へ。

その様子は次回お伝えしたいと思います。
今週はひだかうまキッズ探検隊2024の修了式があり、感慨深い週となりそうです。

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2025年02月24日

素敵な出会い

新ひだか町から、こんにちは。

2025年、あっという間に2ヶ月が経とうとしています。
子どもの頃は1日や1年がとても長く感じていたのですが、年齢を重ねる毎に短く感じるのが不思議です。
今回は2月の素敵な出会いについてです。

昨年末にブログで紹介した
人と共に生きる日本の馬

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著者は、高草操さん。
2020年度JRA賞馬事文化賞受賞した書籍です。

実は今回…、
高草操さんにお会いすることができたのです!!

Dsc01194〈どさんこを前にニコニコな高草操さん〉

この書籍を読んだのは、恥ずかしながら昨年末でした。
日本在来馬に惹かれ、数十年前から現地を訪れて自分の目で見て確かめている方がいることに感動を覚えました。

高草さんが参加するイベントや連絡を取れるすべはないかなと、ネットで調べても全く見つからず。
とりあえず「2025年は在来馬を学びたい!」と年始に目標を立てて、いつもお世話になっている北大静内研究牧場の河合准教授にその旨を宣言するメールを送りました。
すると河合先生より返信がありました。
『高草さん、2月に北大牧場に来ますよ』と…。

見た瞬間「えーー!」っと声が出ました。
“その日に私も牧場に行きます!”とすぐに返信しました。

会いたかった人に会える、
こちらから出向くのではなく、
会いたい人の方からこちらにやってくるなんて。

たまにこういう出来事があるのですが、会うべくして会う人はいるのだなと。
(注:高草さんは、今回冬のどさんこを撮影するのが目的でした。)

撮影日の当日、高草さんは十数年来の友人であるヘレンさんと一緒にやってきました。
昔ELTで日本にいたことがあるそうで、日本語が流暢でとても話しやすい方でした。
“雪の中で過ごす、どさんこを撮影する”
お二人にとって今回の1番の目的だったとのこと。
今年の日高は本当に雪がありません。
しかし、この日に限って前日から急に雪が降り始めたのです。

Dsc01215<雪が降るととにかくピントが合わなくなります・・・>


撮影中に何度も「私たちはツイている!」と言いながら、楽しそうに撮影する姿が印象的でした。
そして、何時間馬を見ていても飽きない人たちに久しぶりに出会ったことで、私自身もゆっくりと馬を見ることができる貴重な時間を過ごすことができました。

Dsc01216<寒さを気にせず、撮影に夢中なヘレンさん>

Dsc01224<お二人の撮影風景>

Dsc01218<設定や技術を抜きにして、自分が撮影した今回のお気に入り>

今後、今回撮影した素敵などさんこの姿が雑誌や写真展等で公開されるはずです。
今からとても待ち遠しいです!

馬が繋げてくれる出会いに“感謝”した日でした。

ちなみに、サインもしっかりいただきました!笑

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2025年02月17日

いよいよ(やっと?)お披露目です

新ひだか町から、こんにちは。
最近はスマホにTODOを入力し更に手帳にも書いているのですが。
見ることを忘れて、結局忘れるを繰り返している今日この頃です・・・。

今週また新たにグッズ販売を行う予定です。
今回はこのグッズが完成に至るまでについて書きたいと思います。

発売予定は「マイネルファンロン」グッズです!
Instagramのストーリーズでも以前チラっと載せたのですが、いよいよお披露目となります。
2月19日(水)マイネルファンロンのバースデーに商品ページを公開。
2月20日(木)に販売を予定しております。

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マイネルファンロンとの出会いは、2022年のひだかうまキッズ探検隊でした。
帰省していたユーバーレーベンの調教を見学する前に、たまたま明和に帰省していた放牧地で過ごすファンロンを子ども達と見学。

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さらに昨年のひだかうまキッズ探検隊では、当馬の調教を見学しました。


「こんなにご縁がある馬なんて、そういないな・・・」と思ったのがきっかけで、グッズを制作したい気持ちが強くなりました。
そこから、ビッグレッドファームさんに自分の思いを伝え、グッズ制作の承諾を得たのですが・・・。
他業務やうまカルフェスの準備などで全く進んでいなかった時に、突然決まった現役引退──。

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正直とても慌ててしまいました。
「今年はまだまだ走るだろう」と当時は思っていました。ファンロンの強さに対する甘えだったなと反省しています。
慌ててはいたのですがなかなか妥協できず、気づけば2025年になってしまいました。

今回のグッズのテーマは、
『ファンロンが感謝の気持ちを伝えるとしたら、何を配るだろう・・・』でした。

そして、パッとひらめいたのが挨拶まわり等で配る“タオル”でした。
挨拶したい人がきっとたくさんいるはずだなと!笑

今回もイラストはキックボードさんに依頼したのですが、お互い何度も案を出し合い修正を加えて完成したデザインとなっております。

そして、いつもそばにいてほしいなと“お守り”も制作しました。
以前も他の馬でお守りは作ったのですが、今回は初めてアクリル素材のクリアお守りにしました。
サンプル品が到着した際にトラブルがあり、2月上旬発売がここまで延びてしまいました。

トラブル発覚の際は、かなり落ち込んでしまいました・・・。
しかし、2月19日(水)はマイネルファンロンの誕生日🎂
2月20日(木)の大安にお守りをお清めして販売。
結果的にとてもよい時期に販売できることになったと、今日やっと思う事ができました。

ちなみにタオルとお守りに描かれている「手」は、当馬を管理していた手塚貴久調教師が鼻の穴のサイズを表していたときのものです。

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先日発売されたアイドルホースぬいぐるみでも反映されているくらい、ファンロンのトレードマークではないかなと思います。
手塚調教師への承諾を、サンケイスポーツの三浦凪沙さんにお願いしました。

1頭の馬に携わった関係者の方やファンの皆さまの思いを、グッズで表現できることに感謝の気持ちでいっぱいです。

マイネルファンロン“感謝”セット、全てお披露目まで今しばらくお待ちください!

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(後ろに映り込んでいる、白いお方は・・・もしや?)

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2025年02月10日

種牡馬展示会week

新ひだか町から、こんにちは。

冬が本気を出して、道内各地には一気に雪が降りました…⛄
それでもやはり日高地方は雪が少ないです。

先週は種牡馬展示会ウィークでした。
今回はJBBA・アロースタッド・レックススタッドの新種牡馬や注目馬を紹介したいと思います。

まずは、JBBA日本軽種馬協会。
新種牡馬のステラヴェローチェ

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昨年種牡馬を引退したバゴの後継としての期待がかかります。
もう1頭の新種牡馬ソットサスも、近日スタッドイン予定とのことです。

続いて、アロースタッド。
3頭の新種牡馬がスタッドイン。
その中でも注目馬は、すでに“真珠くん”の愛称で親しまれているパールシークレット。

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バイアリータークの血を受け継ぐ、大変貴重な存在です。(現在のサラブレッドの約97.8%が、ダーレーアラビアン系です)
展示会では、種牡馬としての導入に尽力した大狩部牧場の下村氏の当馬を紹介する姿が印象的でした。

リュウノユキナ

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ダート交流重賞3勝を挙げた当馬は、ヴァーミリアンの血を伝える大事な役割も担います。

レッドベルオーヴ
(撮影ができませんでした・・・。)
昨年アロースタッドから九州へ移動したレッドベルジュールの全弟です。
初年度産駒からすでに地方重賞勝ち馬を輩出している兄に負けない活躍が期待されます。

展示会の様子はのアーカイブからご覧いただけます👇


YouTube: アロースタッド種牡馬展示会2025ライブ中継


最後は、レックススタッド。
今年度は新種牡馬はいないですが、相変わらず人気が高いのはタイトルホルダー。(また撮影ができず・・・でした。)
展示の際は、元気な様子がうかがえました。
昨年は159頭に種付けを行ない、今年も種牡馬として活躍すること間違いなしです。

2/9(日)20:00より販売を開始した『ARROW STUDスタリオンブック・トートバッグセット』に、沢山のお申し込みをいただきありがとうございます。

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お手元に届くまで、今しばらくお待ちください🙇

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2025年02月03日

今年もARROW STUDグッズを販売!

新ひだか町から、こんにちは。

もうすでに仔馬誕生のお知らせをSNS等で見かけますが、これから生産牧場は忙しく緊張したシーズンとなります。

今週、胆振・日高地方は種牡馬展示会week!
種牡馬展示会は生産関係者対象向けで、一般の見学はご遠慮いただいています。


今年もARROW STUDさんのトートバッグとスタリオンブックを、当社ショップで販売することになりました🐴📚!

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今回イラストを描いたのは、漫画『暗号学園のいろは』の作画を担当していた、岩崎優次さんです。
アロースタッドの「愛」溢れる雰囲気がイラストで表現されていて、とても素敵な仕上がりとなっています。

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構図と同じように撮影してみた画像がコチラ↓
(多少違う点もありますが…💦)

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先日、商品紹介画像を撮影した様子です。

スタリオンブックをチェックする『おにぎり🐱』

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スタリオンブックに見入る『ロボロフ🐱』

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スタリオンブックに寄り添う『ホームズ🐱』

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アロー猫たちが、いつも撮影に強力してくれます。笑

当日は展示会の様子がネット配信されます。
ファンの皆さまは、こちらからリアルタイムでご覧ください。

ARROW STUD種牡馬展示会 2月7日(金)10:00~
●YouTube
js-live.online/ArrowStud/Live

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2025年01月27日

雪のない馬産地

新ひだか町から、こんにちは。

先日もこのくだりから始まりましたが・・・
現在日高には雪がほとんどありません⛄

先日サウンドトゥルーの撮影に行きましたが、
放牧地横の敷地には三つ葉のクローバーがひょこっと顔をのぞかせています。

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雲一つない晴天の日は、日高山脈がとても綺麗に見えます⛰
山の雪も少ないように感じます。

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車は運転しやすいですし、寒さに震える日が少ないのは助かるのですが。
本当にこんな状態が続いてよいのかな・・・と考えてしまいます。
気候変動に対して、自分でできるささやかなことを見つけて継続したいなと思います。
皆さんが日々コツコツ続けていることはどんなことでしょうか?

サウンドトゥルーはマイペースに日々過ごしております。
近くYoutube動画をアップできそうです。

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今少し仕事がバタバタしており、短くなってしまい申し訳ございません。

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2025年01月20日

元気かな?スマイルカナ

新ひだか町から、こんにちは。

今年はまったく雪がない新ひだか町です。
車の運転には都合がよいですが、温暖化なのか少しずつ変わる気候に戸惑ってしまいます。

さて、何年か前に撮影しブログにも書いた「スマイルカナ」ですが、
先日1月11日(土)『土曜名馬座』で取り上げられました。
ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。


YouTube: 【公式】土曜名馬座|小さな牧場から誕生したフェアリーS女王【北の楽園】

制作会社の方が以前に書いたブログを見たようです。
木田牧場さまよりいただいた生まれた直後の画像と私が撮影した動画を、
番組内で使ってくださいました。

あらためて動画を見て、無性にスマイルカナに会いたくなりました。
元気にしているかな、スマイルカナ🐴✨

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昨年初仔を出産し子育ても終えて、おそらく今も受胎中かと思います。
無事に生まれてきますように・・・。
少し気が早いですが、当馬のようにひたむきにターフを走る産駒を見られる日が楽しみです!

また撮影できる機会があれば、皆さまにお知らせしたいと思います。

そして、マイネルファンロングッズがやっと…、やっと2月上旬に販売できそうです。
グッズの1つである画像を少しだけお見せしたいと思います。

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色々な方にご協力いただいたグッズです。
販売までに丁寧に準備していきたいなと思います。
あともう少しだけお待ちください🙇

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2025年01月13日

冬山で過ごす「どさんこ」

新ひだか町から、こんにちは。

新年明けてすぐの『ひだかうまキッズ探検隊』は、北海道和種馬(どさんこ)に会いに北大静内研究牧場へ行ってきました。
毎年子ども達とここを訪れるのが楽しみのうちの一つです。

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冬の間1ヶ月林間放牧されているどさんこを山の中で探すのが恒例なのですが、
なんと・・・、
今年は全頭見ることができず。


人が放牧地に入ってくると「なんだ、なんだ?」と木々の間からこちらを確認している姿は見えるのですが、いい距離(馬たちにとって)を保ち続けます。
群れの中の2つのグループは子ども達のいる方まで降りてきてくれましたが、57頭中約30頭の姿しか確認できませんでした。

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普段乗馬施設や放牧地にいる馬しか見た事がない子ども達にとっては、馬本来の性質を知る貴重な経験になったのではと思います。

HTBニュースで探検の様子が少しだけ取り上げられました。


YouTube: 「まるっこくて可愛い」冬休み中の小学生が「道産子」と触れ合う体験会 北海道・新ひだか町


そして、馬ではなくこの牧場の「牛」があぐり王国北海道NEXTで放映されました。
https://tver.jp/episodes/eplvrg79i2

北大静内研究牧場での家畜の飼育方法が珍しいので、是非ご覧になってください。
次は野花が咲く春にまた牧場を見学しに行きたいなと、勝手に思っています。

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2025年01月06日

本年も宜しくお願いいたします

新ひだか町から、こんにちは。

2025年も宜しくお願いいたします。
皆さまはどんな新年を迎えられたでしょうか?

私は新年早々にやったことは、雪遊びでした⛄
当社の新年のあいさつ用の画像を何も用意していなくどうしようか悩み、
帰省先は雪が積もっていたので作ってみました。

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初めてにしては、よく出来た…かな?と。笑

年末にやっと『日々、サウンドトゥルー』をアップしました🙇


YouTube: 日々、サウンドトゥルー#22

「もう更新やめたんですか?」と声をかけられてしまうことが増え・・・。
自分は牧場の前を通り過ぎる時に見ることができるのですが、
やはりなかなか馬産地に来られない方がほとんどですよね。
今年は春夏秋冬すべての季節を撮影したいと思います。
いえっ、必ず撮影します!!

毎年元旦の夜に、1年の目標を書き出します。
前年に書いた目標に辿りつくことが出来たかも併せてチェックします。
2024年は自分で言うのもおかしいのですが、
本当によく頑張ったなぁ・・・と。

2025年も引き続き継続したいことも多く、
一歩一歩コツコツ続けるしかないのだと実感しております。

本年も皆さまにとって素晴らしい年となりますように・・・♡

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2024年12月23日

2024年、ありがとうございました

新ひだか町から、こんにちは。

今回が2024年最後の記事になります。
仕事関連の内容になってしまうことが多く、馬産地の情報をあまり伝えられなかったかもしれません。

今年は(今年も・・・)とにかく目まぐるしい1年でした。
特に夏以降から自分がどう過ごしていたのか、あまり思い出せません。

🐴町内の小・中学校授業の馬に関する授業のコーディネート
🐴ひだかうまキッズ探検隊の実施
🐴自主事業の開催
🐴うまカルフェスin新ひだかの企画/運営
🐴グッズ制作と販売

本当に沢山のことに携わらせていただきました。
心より感謝いたします。
どれも「馬がいてくれること」でできることです。
馬に沢山の出会いと機会を与えてもらっています。
これからもそのご縁を大切にしていきたいです。

そして、継続していくことの難しさを年々感じております。
0から1にすることは勇気や勢いが必要ですが、
継続していくことには地道な努力と諦めない心が必要となってきます。
そのパワーの源は自分自身の「体力」がまず第一だなと昨年末頃より感じ、
「生活」を見直すことにスポットをあてた1年でもありました。

どんなにやりたい事があっても、食事・運動・睡眠がしっかりしていないと人はパワーが湧いてこないものだなと。

若い頃と比べると考え方や行動に勢いがなくなり衰えたのかなと思ってしまうこともありますが、それは衰えではなく次のステップに進んでいるのだと感じております。
上手く言葉では表現しにくいのですが、ワクワクするだけが次に進む指標ではないのだと。

最近本を読む時間を持てるようになり、今読んでいる本が👇です。

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人と共に生きる 日本の馬:高草 操 著
図書館で借りたのですが、そばに置いておきたいと思い購入しました。

ここ数年で日本在来馬と馬文化に触れる機会が増えてきました。
自分自身の知識を深め皆さんにも知ってもらう機会を作ることが、
今後取り組んでいきたいことの1つです。

来年も皆さまの心に馬が寄り添う1年となりますように・・・
よいお年をお迎えください

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2024年12月16日

馬産地ならではのうまてなし

新ひだか町から、こんにちは。

寒い・・・です⛄
寒さが苦手すぎて、1日に何度も寒いと言っている今日この頃です。
そして、みかんを箱買いしたので、毎日何個もみかんを食べています🍊

最近新聞やニュースで取り上げられていたのが、馬産地でのおもてなし(うまてなし)でした。
◎北海道新聞日高版
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1096460/
◎ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fe82cdc4591034c8292a215579cc366095d68da

以前、静内エクリプスホテルの馬券風朝食券についてブログで紹介しましたが、今回はホテルアネックスインの朝食についてです。

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年に何度か朝食を食べに行くのですが、とにかく美味しい!
宿泊していなくても、受け入れ可能な日は食べることができます。

静内でとれた魚を食べやすく調理しており、はちみつも食べ放題。

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お野菜も畑をイメージして盛り付けされており、アイディアがつまっています!(土の部分も食べられる食材です)

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現在は北海道静内農業高等学校主催の「規格外ミニトマトを活用したアイデアレシピコンテスト」で選ばれたレシピもメニューにあります。
シナモントマトのコンポート🍅Dsc00829
実はこのレシピを考えたのは、元ひだかうまキッズ探検隊の子です。
新聞を見た時にあまりにも大人っぽくなっていたので、気づくのに時間がかかりました…。
とてもさっぱりとしていて、ほのかにシナモンの香りがして食べやすいです。

今年友人がホテルサトウに宿泊した際に「朝食券がマークシートになっている!」とビックリしていたので見せてもらいました。
かなり手が込んでいます。

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朝食券もさることながら、領収書を見て唸りました!
サトウと二十間道路や新ひだかに関する言葉で、よくこんなに細かく考えたなと。
細かすぎて読み込むのに何十分もかかります。笑

冬はなかなか馬産地に来る機会がないかもしれませんが、猛禽類が飛来してきますし夜の星空もとても澄んでキレイです。

是非馬産地のおもてなし(うまてなし)を体験しにきてくださいね🐴🌊⛰

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2024年12月09日

2024年中にっ!

新ひだか町から、こんにちは。

12月ももうすぐ半ば、段々と年末に向けて忙しくなってきた方も多いのではないでしょうか?
日高は雪が降っては解けを繰り返していますが、北海道各地では根雪になろうとしています。いよいよ長い冬がやってきました⛄

今は12月中に提出しなければならない報告書づくりと、次年度に向けてどのように活動を行っていくかをひたすら考える時期です。
あれこれ考えてワクワクする時もあれば、ちょっと気持ちが重くなることもあります。苦笑
考える時間がとにかく1番長い時期です。

あと半月ほどの間である程度のところまでいきたいのが「マイネルファンロン」のグッズ制作です。

Dsc09284<2024.06 ビッグレッドファームにて>
実は…引退が決まる前の8月はじめから進めていたにも関わらず、他業務に追われてしまったためまだ完成しておりません…。
コンセプトや商品はすでに決定しているのですが、まだ発注が出来ていない状態です。
2025年の第1弾グッズとして販売する予定ですので、今しばらくお待ちください🙇

当社SNSで過去にアップしたマイネルファンロン投稿に、今でもぽつりぽつりといいねが届きます。
皆さんの心のどこかにいつもファンロンがいるのだなと、実感します。


新潟競馬場の乗馬センターで、乗馬や誘導馬に向けての練習に日々励んでいることと思います。
また会える日が今から待ち遠しいです🐴

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2024年12月02日

ありがとう、メイショウサムソン

新ひだか町から、こんにちは。

先週、メイショウサムソンの突然の訃報に驚きました。

しばらくお花を送る機会がなく、先日久しぶりにソウルラッシュ号に祝花を送ったばかりでした。
まさか次が供花になるとは、思いも寄りませんでした…。

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ひだか・ホース・フレンズに立ち寄ると、1番はじめにお出迎えしてくれるのがサムソンでした。
柵越しから見ていると、遠くにいても必ず一度は歩み寄ってきて挨拶をしてくれます。

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鼻がとっても可愛い、サムソン。

ひだかうまキッズ探検隊で引退馬について知ってもらう機会があればと考えていた際に、子ども達の受け入れに協力してくださったのがひだか・ホース・フレンズさんでした。

2022年に伺った時の様子がこちらです👇


YouTube: ひだかうまキッズ探検隊2022第9回目~ひだか・ホースフレンズ編~2022/11/26


昨年は引退馬のお世話の仕方について知ってもらうため、お手入れ体験を行ないました。
その際に協力してくれたのがサムソンでした。
終始リラックスし、時より気持ちよさそうな表情をしていました。


そして、今年の9月に伺ったのがサムソンとの最期となってしまいました・・・。
放牧地で過ごしているサムソンの前で経歴を説明している際、分かっているような表情にみんなでクスッとしたのを覚えています。

3l5a3140

うまキッズの中には夏休みの自由研究で引退馬新聞を作成するなど、サラブレッドの余生について興味を持つ子もでてきました。
子ども達に引退馬について興味を持つきっかけを与えてくれたサムソンに、心から感謝しています。

ありがとう、天国でのんびりと🕊

でも、もう少しこちらの世界で過ごしていてほしかったです…。

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2024年11月25日

「わたしたちはウマくいく」見ましたか?

新ひだか町から、こんにちは。

先日「いつもブログ見ていますと」お声がけいただきました。
不意打ちでした・・・。苦笑
最近は取材や撮影など全く出来ていないですし、疲弊感を漂わせたブログになってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
メディアなどからも過去の記事について問合せがくることもあり・・・。

2025年は初心に戻って馬産地ならではのことを書けたらよいなと思っています。

昨日BS朝日で放映されていた番組
「わたしたちはウマくいく」
皆さんご覧になりましたか📺?
わたしたちはウマくいく | BS朝日

この番組で密着していた、BTC軽種馬育成調教センター教官の平野優さん。
実は彼女が高校生の時からの知り合い(馬友?馬の先輩?)なのです。

Dsc09083

<今年の馬術大会での1枚>

私が日高に移住する前に何度か浦河に行き、迷いや悩みを聞いてもらったこともありました。(ひと回り以上違うのですが、私よりしっかりしています!)
現在はBTCPRグッズ制作などでご一緒させてもらっています。
仕事で関わらせていただいていることが、何だかとても不思議な気持ちです。

番組を見て改めて思ったことが「やはり彼女はホースマンだな!」でした。
教官業務はもちろんのこと、サラブレッドのリトレーニングや馬術大会出場に向けての練習など、休みの日も馬の様子を見に行くこともあるようで…。
彼女のストイックさは話していても感じますが、馬に携わることへの責任感が人一倍強い人ではないかなと思います。
彼女くらい馬に乗れたらなぁ…といつも思います。

Dsc09099<相棒のワイルドカード号>

番組内でも登場していましたが、彼女の愛犬マシュマロ(通称:マシュ)が私の推し犬です🐶♡
BTCに打ち合わせなどで行く時は、必ずマシュに会いに行きます。

Unnamed_60

TverやAMEBAの見逃し配信で番組をご覧いただけます。
是非ご覧下さい!(私も一瞬画像で映ります。笑)

先日全国放映された番組
青春サラブレッド~北海道浦河町27人の若者たちの夢~
こちらはYoutubeでご覧いただけます👇


YouTube: 青春サラブレッド ~北海道浦河町 27人の若者たちの夢~

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2024年11月18日

ジャパンカップに向けて

新ひだか町から、こんにちは。

北海道は一気に冷え込み、私は早速風邪をひいてしまいました。
今年は体力づくりに励んでいたのですが、やはり一大イベントに携わった疲れは相当だったのだなと。

さて、11月17日(日)よりumanowaショップがオープンしています。
しかも19日(火)までしか開けておりません。(出張の為、申し訳ございません🙇)https://umanowa.buyshop.jp/items/94674248

今回はブローザホーン今治ハンドタオルが新商品としてお披露目されています。
角笛を吹く当馬のイラスト刺繍が施された、とっても可愛いタオルです。

Photoroom_20241117_115946

週末のジャパンカップ🇯🇵には間に合うよう、発送作業を行っております。

2024年も残すところ1ヶ月と少し。
皆さん充実した馬ライフをお過ごしください。

ネイル💅もジャパンカップ仕様にしました(派手ですが…)

Photoroom_20241118_224437
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2024年11月11日

軽種馬産業を学ぶ授業

新ひだか町から、こんにちは。

今年度は静内小学校6年生と馬と軽種馬産業を学ぶ授業を行っております。
生産牧場見学・JRA日高育成牧場獣医師による出前授業・おがわじゅり氏による馬のおえかき授業など、非常に豪華で盛り沢山の内容となっております。

Dsc00312<矢野牧場を見学>

Dsc00342<JRA日高育成牧場の竹部氏による出前授業>

Dsc00492<おがわじゅりさんによる馬のおえかき授業>

その中で今回少し緊張したのは『種馬場見学』の授業でした。
JRA日高育成牧場の竹部氏による授業の中で説明があった種馬場という場所に、学校授業で子ども達が見学に行くのは実は初めての試みでした。

馬や子ども達が安全に授業する
種牡馬という馬の役割を理解してもらう
屋外での説明で聞きやすいようにする

色々なことに配慮しながら、それに対して協力してくださったスタッフの皆さまには頭が上がりません・・・。
ちなみに種牡馬展示会と同じように音響までセッティングしていただきました。(バーカバチさんに感謝です!)

当日は道内で積雪が見られるところもある冷たい風の吹く中で、タイトルホルダーは堂々と総勢40名の子ども達の前に登場しました。
種牡馬を初めて間近で見る子ども達から「かっこいい・・・」という言葉を聞くことができて、嬉しかったです。
当日の様子はこちらから👇


最後はタイトルホルダーと記念撮影📷✨

Dsc00627
もう少し時間が経ってから、この日の体験がすごいことだと気づく子や今回の授業をとおして少し馬に興味を持つ子などが出てきたら幸いです。

沢山色々な経験をしたのでまとめ作業が大変かもしれませんが、感じたままに覚えていることを表現してくれたらなと思います。

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2024年11月04日

「ノーザンレイクメモ帳」販売します!

新ひだか町から、こんにちは。
今日で3連休も最終日ですね。

うまカルフェスin新ひだかが終了し、完全燃え尽き症候群でして・・・。
この連休はひたすら寝るのとお風呂に入ることを繰り返しておりました。

ごはんをゆっくり作ると、無になるのと同時に「生きているんだなぁ~」と感じます。

現在公式Xと当社のInstagramにて、うまカルフェスの振り返りを行っております。
各プログラムが実施されるまでの裏側や、そこに協力してくださった皆さまの思いなどを綴っております。
お時間ある方はご覧になっていただけたら幸いです。
各プログラムのYoutube動画も今月中にはアップできたらと思っています。

 
 
 
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さて、明日11月5日(火)19:00よりumanowaショップがオープンします。
(いつも定期的にオープンせずに申し訳ございません・・・)

今回はノーザンレイクさんのメモ帳を販売します👇
https://umanowa.buyshop.jp/items/941362384946f1f21264d2ccee444268b2f3d23f
ポケットサイズのメモ帳は使いやすく、インクのりもよいです📝

私もノーザンレイクさんも日々の業務に追われてしまい、商品ページ用の「ぶつ撮り」をまだ行っておりません。(明日の午後に撮影します📷)

こんなてんやわんやな状態でよいものなのか・・・とは思いますが、やはりファンの皆さまと繋がる大切な機会なので、とても楽しいのです。
ノーザンレイクさんの厩舎屋根の修繕や道路の補修など、お二人が抱えている大変なことの力になれたらと思っております。

その他、前回すぐに完売した「メロディーレーンハンドタオル」も再販します。
今回でハンドタオルの販売はひとまず終了となります。

一気に寒くなってきましたので、皆さま体調管理にはお気を付けて。
充実した秋をお過ごし下さい。

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メトの尻尾はかぎしっぽで可愛いのです♡

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2024年10月28日

うまカルフェス、無事終了!

新ひだか町から、こんにちは。

週末『うまカルフェスin新ひだか』を無事終了することができました🐴🎪
おそらく2,500名を超える方が来場してくださったのではないかなと。
お天気も味方してくれて、本当によかったです!

202410

<馬歌ミニライブで登場したブルーノ・ユウキさん>

うまカルがつなぐ、競馬ファンと馬産地|ブルーノ・ユウキ【パンサラッサの歌の人】

今は各プログラムにご協力いただいた方たちと、振り返りと今後に向けて話し合っております。すでに「次回はこうしよう!あれもよいのでは?」というご意見をいただいており、協力いただいた関係者の皆さまの意識の高さを実感しております。

全18プログラムもありましたので、どれから紹介してよいのか分かりませんが・・・。

当て馬ってどんな馬?で司会を務めた村本浩平さんが、記事を早速書いてくださっていました👇

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【村本浩平コラム】『うまカルフェス』にぎわいますます… 「今回は道外の馬文化も紹介」馬産地関係者ら一丸 (中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

そして、さまざまなプログラムをサポートしてくださったJAみついしさんもブログでうまカルフェスの様子を紹介して下さっています👇

うまカルフェス2024☆おがわじゅり - JAみついし

更に、引退馬ってどんな馬?に出演した優駿ビレッジAERUの太田さんも、振り返り記事を書いてくれています。

3l5a3951
「うまコッペ アチョーくん」500個完売❗イベントも充実した「うまかるフェス」の様子をご報告✨


皆さん、仕事が早い・・・(自分は遅すぎる💦)
今後の参考になるご意見を沢山書いてくださっています。

他の方の書いた記事を紹介して、今回は終わります。
疲労困憊であまり何も考えられずで、申し訳ございません。

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2024年10月21日

いよいよ週末はうまカルフェスin新ひだか!

新ひだか町から、こんにちは。

いよいよ今週末10/26(土)は『うまカルフェスin新ひだか』です🐴🎪

今週に入ってからは、毎日が文化祭準備のようにてんやわんやしております。
昨年も忙しかったのを分かっていたはずなのに、やはり準備はギリギリにならないとできない性分です。

うまカルフェスのプログラムの中でも、子どもたちが盛り上がるイベントが「キッズセリ」です。
今更ですが…昨年のプログラムの様子をYoutubeに先日アップしました⬇️


YouTube: 『うまカルフェスin新ひだか』~キッズセリ~

今年は「予算」を配布して実施します。
とっても可愛いうまカル専用のお金です💴

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予算以上の金額は手を挙げられません。
今回上場する馬が、いくらで競り上げられるかが見どころのひとつです。
参加できるのは高校生までですが、大人な方も見学可能です!
是非本番のセリさながらの臨場感を体感してください。

来週はうまカルフェスの報告記事になるかと思います。

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2024年10月14日

当て馬ってどんな馬?

新ひだか町から、こんにちは。
今日で3連休も最終日ですね。

現在うまカルフェスin新ひだかの準備に追われ、打ち合わせや準備などに追われております・・・。
なので、うまカルフェスのことで頭がいっぱいです。
スマホのカメラロールを見て話題を探してみても、全く見つかりません・・・。

ですので、今回はプログラムの紹介を1つさせてください。
今回サラブレッドが1頭、ビッグレッドファームさんから会場にやってきます。
現在“当て馬”業務に携わる「マイネルミラノ」です。Dsc00124
普段“当て馬”という言葉を使ったりすることもあるかと思いますが、あまりよいイメージではないかと思います。

そして、実は当て馬の仕事についてそんなに詳しく知っている人は多くないのではないか?という話になり、このプログラムを行うことが決まりました。
この仕事の重要さと大切さを理解してもらうきっかけになればと思っています。

牧場の方たちとちょうど打ち合わせをしていた頃、SNSである漫画が話題になっていました。
それが「あてうま白書」でした。

あてうま白書 - 高草木こぶ / 特別読切 | マグコミ (magcomi.com)
もうご覧になった方も多いのではないでしょうか?
まさにプログラムの中で説明したかったことの一部が、この漫画に描かれています。
読了後にいてもたってもいられず、原作者の高草木こぶさんにメッセージを送りました。
メッセージのやり取りがとても丁寧で尚且つ楽しく、何度も連絡してしまいました。(まだお会いしたことはないですが・・・)

その中で「当日の主役であるミラノが、より引き立つ何かを作りたい!」という思いが高まり、なんと!高草木こぶさんに馬房に飾るポスターを描いていただきました。

まだ公式HPでも載せていないのでイラストをアップすることが難しいのですが、当日の各回のプログラム最後にポスタープレゼントを予定しております。
今後公式Xで発表される予定ですのでお楽しみに!


そして、当日司会を担当するスポーツライターの村本浩平さんが、どんな風に会場を盛り上げてくださるか、今から楽しみです♡

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うまカルフェスにお越しの際は、是非ミラノに会ってくださいね。

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2024年10月07日

チャグチャグ馬コの装束が到着

今回は厚真町から、こんにちは。

秋は全国各地でイベント盛りだくさんですよね。
当社もひだかうまキッズ探検隊や小学校授業、うまカルフェスin新ひだかの準備に大忙しな日々を過ごしております。
忙しいことを言い訳にしてしまいますが、今日は短くなってしまいます🙇

先日、厚真町にある西埜馬搬を初めて訪れました。

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なんと!今年のうまカルフェスに、西埜馬搬で活躍する重種馬の『カップ』とポニーの『ハスポン』が来場します。
どのプログラムで活躍するかと言いますと、チャグチャグ馬コ披露になります。
この日は岩手県滝沢市からチャグチャグ馬コの装束が届き、装束の馴致も兼ねて伺いました。

チャグチャグ馬コの装束は、総重量が60kg近くにもなります。
鈴やなり輪もついている為、音や重さに慣らす馴致が必要となります。

Unnamed_57<何となく様になっているカップ>
初めてキラキラした鞍を見たカップは、目をまん丸くしているように見えました👀!

これから馴致を重ね(実は翌日には装束も人も全て乗せていた西埜さん…、すごい!)、当日会場で披露いたしますのでお楽しみに♡

Unnamed_58<サイズが合っていないのですが、試してみたハスポン>

ちなみに『カップ』と『ハスポン』の名前を見てお気づきかと思いますが、厚真町の特産品であるハスカップが由来です。
西埜馬搬のHPがとても分かりやすく素敵なので、是非ご覧ください👇

西埜馬搬 にしのばはん – 北海道厚真町で馬搬を営む林業家、西埜馬搬(にしのばはん)です。薪の販売をはじめ、馬で畑を耕す馬耕や小学校の野外教室、イベントなど、馬とともに様々な現場で活動しています。 (nishinobahan.com)

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2024年09月30日

じみちコンテストを見に!

札幌競馬場から、こんにちは。

山の木々の色も変わりはじめ、北海道はすっかり秋めいてきました。

週末に行われた「じみちコンテスト」を見に、札幌競馬場へ行ってきました。
北海道和種馬(どさんこ)の歩様を競うコンテストで、今回は8頭のどさんこが出場しました。

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トーナメント戦で行われたのですが、側対歩(そくたいほ)という歩き方の美しさを競います。
そもそも側対歩というのは、左右の前と脚が同時に動く歩き方です。
普段馬が行う歩きは斜対歩(しゃたいほ)なので、とても珍しい日本和種馬の中でもどさんこに多い歩様なのです。

Dsc00322
どさんこは、日本の土地が開発される際に背に荷物を積んで山道をある運搬作業=馬搬(ばはん)で活躍していました。
青函トンネルが建設された時も、重機が通れない狭い急な山道を通り機材を運搬していたとのこと。
側対歩という歩き方は反撞が少なく、荷崩れもしにくいのが特徴です。

今回優勝したのは、4歳馬の結月号でした🐴✨
途中何度も嘶きながら、元気いっぱいに歩いていた姿が印象的でした。Dsc00331_2

Dsc00336<表彰式の様子>
実は北広島市にある道央流鏑馬会の馬も参加しており、今回来場した何頭かは流鏑馬でも活躍しています。
10月26日(土)に行われる「うまカルフェスin新ひだか」で流鏑馬を披露していただける予定です。
是非、流鏑馬を頑張るどさんこ達に会いに来てくださいね!

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2024年09月23日

はじめてのオリジナルケースづくり

新ひだか町から、こんにちは。

9月2回目の秋の連休をいかがお過ごしでしょうか?

前回ご紹介した「メロディーレーン 今治ハンドタオル」ですが、大変ありがたいことに完売いたしました。
SNSでは沢山の「商品届いたよ!」投稿を拝見し、とても嬉しかったです。

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今回の制作の中で一番時間がかかったのが、オリジナルケースでした。
ケースを作るかどうかから悩み、作ると決めた後は窓の位置や勝負服の印刷など全てにおいてその都度迷ってしまい・・・。
思った以上に時間がかかってしまいました。

なので、購入いただいた皆さまに喜んでいただけて感無量です!

ケースに封をするためのシールをサービスで作成したのですが、思った以上に粘着力が強くキレイに剥がしたい派の方たちは悪戦苦闘されたことと思います。(私は一度もキレイに剥がせていません)

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現在はハンドタオル第2弾として、ブローザホーンのハンドタオルを制作中です🐴✨
こちらも刺繍位置を決める最終段階に入っています。
10月中にはお披露目できるのではと思います。

メロディーレーンハンドタオルの再販も予定しておりますので、今しばらくお待ちください。


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2024年09月16日

久しぶりの新商品です

新ひだか町から、こんにちは。

秋の連休をいかがお過ごしでしょうか?

今回はグッズの紹介をさせてください。
本日9/16(月)19:00よりumamowaショップで新商品が販売となります。

「メロディーレーン 今治ハンドタオル」です🐴✨

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日常の中で使用頻度の高く手触りのよい今治製ハンドタオルを制作しました。
勝負服をイメージしたオリジナルケースに入っています。

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刺繍の糸選びからはじまり、ケースからイラスト刺繡が見えるように窓の位置を微調整するのに思ったより時間がかかってしまいました。
8月中に販売予定だったのですが…。
お待たせしてしまい申し訳ございません。

現在次走に向けてトレーニングに励む、メロディーレーンに今回も撮影に協力していただきました。

Img_8868
どの角度から撮影しても、可愛らしさが溢れ出ています💙
いつも撮影協力してくださる、岡田牧雄オーナーをはじめスタッフの皆さまにも感謝です。

勝負服カラーのオリジナルケース入りで、贈り物にもピッタリです!
是非普段使いに活用していただけたら嬉しいです。

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2024年09月09日

マイネルファンロンに幸あれ!

新ひだか町から、こんにちは。

急に朝晩冷え込むようになってきました。
と思いきや、日中は30°近くになる日もあったり・・・。
季節の変わり目は、体も心もついていくのが年々大変になってきます。

札幌競馬場の開催最終日後に、マイネルファンロンの引退が発表されました。

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今後は新潟競馬場で乗馬を目指すとのこと。
もしかすると、誘導馬姿を見られるかもしれませんね。

まさか札幌がラストランになるとは、思ってもいませんでした。
現役最後のレースを現地で応援することができて、本当によかったです。

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これまで何度か撮影させていただきましたが、毎回さまざまな表情を見せてくれました。
見返すとしんみりしてしまいますが、第2の馬生でもみんなにヤル気!と元気!をあたえてくれる存在になることでしょう!

マイネルファンロン振り返り用動画がこちらです👇


YouTube: ひだかうまキッズ探検隊2022第2回目~現役競走馬に会おう!~2022/07/16


YouTube: マイネルファンロンの夏休み Meiner Fanrong


YouTube: マイネルファンロン~調教編~


YouTube: マイネルファンロン

また会える日を楽しみに。

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2024年09月02日

札幌の夏が終わり・・・

札幌から、こんにちは。

札幌競馬開催が昨日で終了しましたね。
開催が終わるともう秋だな・・・と実感します。
そして、日高に戻り放牧地から離乳した仔馬の嘶く声が聞こえてくると、秋だな…と少し淋しくなります。

もう少し夏の余韻に浸っていたいところです。

なので、今回はスマホのカメラロールに残っていた札幌開催で撮影したものを紹介します。

まずは今年オープンしたCafé&Barゴールドシップの飲み物です。

ユーバーレーベン

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色鮮やかなノンアルカクテルでした🍸
配布されていたシールと一緒に。

タイトルホルダー🍺
(私は飲めないのですが…)

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競馬場の来場者の方を見ると、グッズを持っている方が非常に多かったです。
ぬいぐるみをバッグにつけていたり、アレンジして推し馬をオリジナルにしたりして感心してしまいました。

私はというと、グッズを持ってくること自体忘れてしまい…。(財布を持たずに行った日もありました。)

開催中にはさまざまなゲストの方が来ていましたが、印象に残っているのはパリ五輪総合馬術団体銅メダリストの戸本一真さんです。

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誘導馬に騎乗する姿を撮り忘れてしまい…。

JRA公式Youtubeにアップされていた誘導馬ビューの動画が、個人的にお気に入りです。


YouTube: 【誘導馬カメラ】総合馬術日本代表・戸本一真職員誘導馬カメラ映像|2024年札幌記念|JRA公式

戸本さんが登場した時にやってきた、ポニーのヒナもトリコロールカラーにおめかしして素敵でした!

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見ての通りでございますが、あまり写真を撮っていませんでした🙇
年々写真を撮らなくなってきているような気がします。
思い出は自分の記憶の中に──。
と、格好よく締めくくりたいのですが、何でも忘れる自分に呆れることが多い最近です。

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2024年08月26日

今年も「うまカルフェス」が開催!

新ひだか町から、こんにちは。

今年も『うまカルフェスin新ひだか~Horse Culture Festival』が開催されることとなりました。
昨年に引き続き、イラストデザインは🛴さんが素敵に描いてくださいました!

In昨年は2,000人を越える多くの方にご来場いただきました!
初めてのイベントということもあり課題もありましたが、事故なく安全に多くの方に楽しんでもらえる馬の文化祭になればと思っております。

今年のプログラムはこちら👇

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小島太氏×田中勝春氏のスペシャルトークショーや、昨年大盛況だったおがわじゅりさんの馬のおえかき教室も行なわれます。
そして、北海道以外の馬文化にふれる機会として「チャグチャグ馬コ」の装束着付デモンストレーションも初めて行われます。

今後詳細は公式Xと新ひだか町HPで公開されます。
是非チェックしてくださいね!

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2024年08月19日

ブローザホーンの夏休み

新ひだか町から、こんにちは。

お盆時期はお休みの方も多かったと思います。
北海道はまだ日中は蒸し暑いですが、夜になると少し涼しさを感じられるようになりました。
TVを付けると、暖房やスタッドレスタイヤのCMがすでに流れ始めています。

夏休みをふるさとで過ごしたブローザホーンの動画が週末にアップされました。
6月末に到着してから何度か撮影に行っていたのですが、G1を勝利した競走馬にこんなことを言ってしまったらダメかもしれませんが・・・

とにかく、かわいいんですっ!

Dsc09970
まだ少しあどけなさがあり、1頭でいると嘶き、近くに馬がいても嘶き・・・。
淋しがりやさんなのかもしれません。
馬房で過ごしているときは、扉から顔を出して外を眺めていることが多かったです。
ずっと騎乗していたスタッフさんが言うには「気の良い、素直な馬」とのこと。

ふるさとで英気を養ったことで、秋競馬に向けて更なる活躍に期待です!

ブローザホーンの夏休み、是非ご覧ください👇


YouTube: ブローザホーンの夏休み2024

そして、北海道サマーセールが本日より行われています。
期間:8/19(月)~8/24(土)
https://www.jbis.or.jp/seri/2024/11B3/sale/

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2024年08月12日

札幌競馬場でのホースショー

今回は札幌から、こんにちは。

8月3・4日にJRA札幌競馬場で行われたホースショーについてです。

はじめに行なわれたのはロングレーンホースショー。
札幌で行なわれたのはおそらく初めてだったのではないかと思います。

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まずはしっかりとお辞儀をして、皆さんにごあいさつ。

パドックには沢山の観客が集まっていました。
今年JRA東京競馬場で初めて生で演技を見た時に、ディオスのステップの虜になりまして・・・。
札幌でも、君の瞳に恋してるのサビに合わせ、軽快に踏むステップ。
自然と手拍子も弾み、場内は盛り上がります。

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そして、ディオスといったらお休みタイムです!
クッションにゴロリするディオスがなんともキュートでした♡

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次に登場したのは、アンダルシアンホースのカガンチョとウラカーンの2頭。
音楽に合わせて息ぴったりの演技を披露してくれました。

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次に演技を見られるのはいつ頃かな・・・と。
また会える日を楽しみに!

今回PRもかねて当社の公式Xで紹介したところ、バズってしまいビックリ・・・でした!

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2024年08月05日

明日と明後日は、新ひだか・新冠2デイズ!

新ひだか町から、こんにちは。

8月6日(火)・7日(水)の門別競馬場では「新ひだか・新冠2デイズ」行なわれます。
両日共に各町にちなんだレース名がついております。

その中でも注目は、1日目の1Rです!
レース名は「ひだかうまキッズ探検隊賞」🏇

Photo_2
関係者の皆さまのご厚意によって、数年ぶりにうまキッズのレース名が…。
いつもご協力いただく皆さまに感謝いたします。

もちろん、この日はうまキッズのみんなと門別競馬場へ探検に行きます🚌
午前中はバックヤード見学を行ない、午後からはレースに備えてみんなとある準備をする予定です。

ご来場される方はもちろん直接競馬場に来るのが難しい方も、ネット中継でいっしょに応援していただけたら嬉しいです!

両日共に来場者プレゼントは、新ひだか町サポート大使でもある馬のイラストレーターおがわじゅりさんの描いた可愛いミニタオルです。

Photo
数に限りがございますので、お早めにご来場ください。

その他にも特産品の配布やガラポン抽選会も行なわれます。

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皆さまのお越しをお待ちしております!

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2024年07月29日

うらかわ馬フェスタへ!

浦河町から、こんにちは。

総合馬術団体を応援しながら書いているのですが、日本が3位入賞🐴🚩
おめでとうございます!
人馬一体となった素晴らしい走行でした。

今回は「うらかわ馬フェスタ」について書きたいと思います。
毎年なかなかタイミングが合わず・・・、やっと行く事ができました!

27日に行なわれた馬上結婚式は見ることができず。
今回参加されたカップルが「タイトルホルダー」がご縁で結ばれたことは、事前にJRA日高育成牧場よりうかがっておりました。

山田弘オーナーや岡田スタッドグループ岡田牧雄代表にお伝えしたところ、とても喜んでおり「折角なので何かプレゼントしたい!」とお二人のために色々用意してくださいました。
記念品紹介の際に、ご新婦が感激の余り壇上で崩れ落ちそうになる場面もあったと、後で聞きました。
お二人にとって思い出に残る時間になれば幸いです。

28日は朝からあいにくの雨模様☔
到着した時にちょうど始まったのが『アンダルシアンホースショー』。
東京競馬場からやってきたのは、カガンチョとウラカーンの2頭。

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音楽に合わせて様々な馬術を披露してくれました。

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クールベットもばっちりキマっていました!
アンダルシアンを見ると、鬣や尻尾を編みたくなる衝動に駆られます。笑

その後もさまざまなイベントが行なわれました。

全日本馬キャラダービーは、雨のためイス取りゲーム対決に変更となりました。
(コースを疾走する予定でした)

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優勝したのは、ターフィーくん🏆✨
どのキャラもステージ上で動くのはちょっと大変そうでした。苦笑

雨も少し小降りになったところでスタートしたのが『トリックホースショー』。
ディオスによる演技披露がとっても素晴らしかったです!

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騎乗せずに長い手綱(ロングレーン)で馬を操作するのは、本当に大変だと思います。
人も一緒に動きながら(駈歩についていくことも!)というのは、体力的にもかなりハードだと思います。

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クッションにゴロリ

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お座り

ディオスがなんともキュートでした♡

今週末は札幌競馬場でも演技を披露します。
お近くの方は是非演技を見にってみてくださいね!

第1回札幌競馬(2024年) (jra-fun.jp)

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2024年07月22日

馬産地ならではの授業

新冠町から、こんにちは。

週末の北海道は暑すぎました…。
「日高の夏は涼しい」とはもう言えないくらい、年々暑さが厳しくなってきています。もうクーラーが必要かもなと最近思っています。
皆さん、夏バテは大丈夫でしょうか?

もうすぐ小学校は夏休みが始まりますが、先日新冠小学校の3年生がビッグレッドファームを授業で見学しました。
この授業は日高振興局の「馬文化出前授業」の一環で行なわれました。
授業の様子は👇からご覧いただけます。

新冠町で地元の小学生が牧場見学 基幹産業への理解深める|NHK 北海道のニュース


ビッグレッドファームさんは、毎年ひだかうまキッズ探検隊で繁殖・育成・種牡馬を見学させていただいております。
うまキッズの子ども達は馬が好きだったり競馬に詳しい子が多く、興味津々な子が多いです。
小学校の授業ではどんな反応をするか、スタッフの皆さんも少し不安そうでした。

しかし、やはり馬産地で暮らす子ども達です!
「一昨年、ひだか馬の絵コンテストに応募したよ」
「お父さんが牧場で働いているよ」
「ゴールドシップが大好き」
馬に対する思いを教えてくれました。


育成場の坂路調教見学の際には、馬の走る速さにみんな大興奮。
中には「させー!」と小声で言っている子もいました。笑

もちろん軽種馬について知らない子もおり「ここには兄弟は何頭暮らしていますか?」など、こちらがハッとする質問も多数ありました。
子ども達の目線や考え方は、今後のプログラム内容に参考になることが非常に多いです。

そして、見学が進むにつれて思ったのが、やはり子ども達は馬とふれあいたいのだなと。
軽種馬は「ふれあう」前提ではないので、授業ではサラブレッドの役割をより深く学ぶ時間が必要だなと感じます。
軽種馬産業は授業で伝えるのははじめは難しいと思っていましたが、実は伝えることが沢山あるのです。

軽種馬産業について伝える活動は、奧が深く尽きることがありません。

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2024年07月15日

いよいよ、札幌開催!

新ひだか町から、こんにちは。

3連休の方も多かったのではないでしょうか?
函館競馬開催も終わってしまい、今年は一度も函館競馬場に行けずじまいでした。
そして、今週末より札幌競馬がスタートです🏇✨

札幌開催で楽しみにしていることがいくつかあります。

まずは、以前もお知らせしました『NHK「優駿のふるさとは未来へ」 スペシャルトークイベント』です。
ゲストは、岡田スタッドグループ代表岡田牧雄氏と声優Machicoさん。
「馬産地の役割」について、お二人がどのような考えや意見を持っているのか、話を聞けるのがとても楽しみです。


そして、この連休にスタンド2Fテラスにプレオープンした『Café&Bar ゴールドシップ』です。
馬名にちなんだドリンクやフードがあるとのことなので、全種類制覇はムリかもしれませんが是非挑戦してみたいと思います。
お店の情報は、こちらをチェック👇


第1回開催の最終週に行なわれるのが『ホースダンス・ロングレーンホースショー』です。
先月出張で東京に行った際に、初めて現地でロングレーンホースショーを見ました。
クッションを使って寝転がる姿が何とも可愛らしかったです♡
7月末<7月28日(日)>には『2024うらかわ馬フェスタ』でも、ホースショーを披露するようなので楽しみです。

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2024年07月08日

部屋の窓から見えるのは...24年7月

新ひだか町から、こんにちは。

最近はイベントの紹介ばかりでした。
ここでひと息というわけではないですが、最近の馬産地の景色を──。

昨年は全く書いていなかった「部屋の窓から見えるのは...24年7月」です。
前回が22年5月だったので、不定期にも程がありますね。ごめんなさい🙇‍♀️

この時期は昼夜放牧が始まっています。
夕方に部屋に戻ると、夕暮れの中で草を食む群れの姿にしばらく見とれてしまいます。

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夜遅くには、馬の親仔の群れが走ってくる音や仔馬の嘶きが部屋の中からでも聞こえます。
馬産地で暮らしているんだな…と感じる贅沢な時間です。

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<山の向こうに沈む夕陽、日高は夕陽がキレイに見えるところが多いです>

そして、2年ぶりに撮影したマイネルファンロンの動画が公開されました。
9歳になっても相変わらず元気で、撮影中何度かクスッと笑ってしまうくらい表情豊かな馬です🐴✨


YouTube: マイネルファンロン

本州の方では酷暑が続いているようですので、皆さん無理せずご自愛ください。

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2024年07月01日

パンサラッサにエールを!

新ひだか町から、こんにちは。

4月のブログでご紹介した「全国小学生うま好きミーティング」が、6月29日(土)に行ないました!
全国から集まった小学生18名と一緒に、今回のテーマである『パンサラッサ』に縁のある人と場所を訪れました。

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主役はもちろんパンサラッサなのですが、パンサラッサの歌を制作したブルーノ・ユウキさんが今回のイベントでの主役だったのではないかなと思っています。

集合した後、はじめからパンサラッサを歌ってもらいました。
朝から歌うことは中々ないとのこと。
子ども達のテンションもまだ上がりきっていない中、無茶ぶりだったかもしれません・・・(ごめんなさい🙇)

みんなで自己紹介を終えた後にはじめに向かったのが、木村秀則牧場さんです。
ここから見渡す静内の景色がとても素敵なのです!
7月8・9日に行なわれるセレクトセールに上場予定のコントレイル産駒の当歳を展示していただきました。

・北海道セレクトセール7/8()7/9()

https://www.jbis.or.jp/seri/2024/11H1/sale/

(1)

https://www.jbis.or.jp/seri/2024/10H1/sale/

(当歳)

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その後、みんなで厩舎作業を体験。
「みんなで1つの厩舎が出来てしまうのでは?」と思うくらい飲み込みが早く、更に元気が有り余っている様子でした。
次回行なう際は、もっと作業体験の内容と時間を増やしたいなと思いました。

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会場に戻り昼食後に、みんなでパンサラッサを練習しました。
その様子がこちら↓


いつも体験プログラムをあれこれと考えるのですが、歌を歌うのは初の試みでした。
はじめは席に座って歌っていたのですが、子ども達との距離を近づけるためにステージ前での練習にすぐに切り替えたブルーノ・ユウキさんが流石だなと・・・。

そして、説明して理解してもらう方法で子ども達とコミュニケーションを取っていた自分としては、目から鱗の瞬間でもありました。
みんなで歌うというのは、お互いのパワーの行き来なのかもしれません。

最後に向かったのが、アロースタッドさん。
ここで念願のパンサラッサとのご対面を果たしたのですが、子ども達以上にテンションが高かったのがスペシャルゲストの池田康宏元厩務員でした。笑
ちょうど函館競馬を観に行く予定だったそうで、わざわざ前日に日高入りしてくれました。


木村秀則牧場さんの厩舎作業体験でも、子ども達と同じくらい張り切って作業してくれた池田元厩務員。
子ども達にも気さくに話しかけてくれ、最後はサインも書いていました!

パンサラッサは7月1日(月)より検疫に入るので、このイベントは本当に奇跡に近いタイミングでした。

最後にパンサラッサを歌って、みんなでエールを送りました。
その様子がこちら↓

イベントが終了しみんなとお別れの際に、子ども達が笑顔で手を振ってくれたのが本当に嬉しかったです。

第1回目のイベントでしたので、反省や課題が沢山あります。
馬産地と全国の子ども達が繋がりをもつきっかけのイベントとして、少しずつ成長させていきたいと思っています。

今回ご協力いただいたオーナーをはじめ、木村秀則牧場さま、アロースタッドさま、池田元厩務員、そして沢山の無茶ぶりに対応してくださったブルーノ・ユウキさんに感謝いたします。
そして、イベントを支えてくれたスタッフの皆さまに助けられた1日でした。ありがとう・・・!

次回はどんな子ども達と出会えるか、今からとても楽しみです。

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糸井いくみ

職種
一般社団法人umanowa(うまのわ)代表

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