みなさまこんにちは、河合紗希子です。
土曜日のこと。
とても残念なニュースが飛び込んできました。
東京競馬場で活躍したG1・3勝馬サクセスブロッケンがフェブラリーSを最後に誘導馬を引退
https://hochi.news/articles/20210206-OHT1T50084.html
2012年から東京競馬場で誘導馬を務めている、サクセスブロッケンの引退。
2008年ジャパンダートダービー、2009年フェブラリーステークス、同年東京大賞典の勝ち馬で、言わずと知れたスターホースです。
私がブロッケンの活躍を直接見るようになったのは誘導馬時代からなのですが、東京競馬場で悠々と歩く姿にいつも魅了されていたし、さまざまなイベントにも登場していて、とても親しみを感じていた馬の一頭でした。
最後の誘導は、フェブラリーステークス開催の2月21日。
自身とゆかりのあるレースで引退…
どれだけみんなに愛されていたかがわかるような花道ですね
引退後の余生はというと、鹿児島県姶良郡湧水町のホーストラストでけいようされるとのこと。
現地に行ったことがあるというウマ友が「とってもいい場所だよ!」と目をキラキラさせながら話してくれたので、調べてみると…
NPO法人ホーストラスト
http://www.horse-trust.jp
ホーストラストは、現役を引退した馬たちが穏やかに暮らす牧場です。昼夜放牧・共同放牧を基本として、その馬の生活レベルにあった環境を整備しています。馬を群れで放牧し、広さと頭数のバランスを保つことによって(過放牧にならないようにする)、馬を草の上で生活させることができます。また、昼夜を通した共同放牧には、馬のストレスを低減する、性格が温和になる、また飼養経費の圧縮など様々な効果があります。
このホーストラストの繋養システムには、1頭当たり2,000坪(約0.7ha)の広さが必要です。いつでも馬を受け入れることができるように、そしてより多くの馬が幸せな環境で暮らせるように、常に適正な飼養環境を確保しています。
またこれらの馬に対する取り組みには、環境保全という副産物があります。広大な草地は開発の対象となったり、放置されて人も踏み入れない藪になったりと、景観を阻害してしまうことがあります。私たちは、牧柵やシェルターを設置する以外そのままの状態で、美しい草地や林を次の世代に残していきます。
馬が草原の上で生活する様子は、誰もの心を癒してくれます。馬とふれあえる環境を作ることによって、子どもたちへの命の教育、人と動物の共存のあり方など社会教育を推進します。また、多くの人がこの地を訪れることは、地域振興にもつながります。
「馬の救済」「環境保全」「地域貢献」を3本の柱として、ホーストラストは成長を続け、引退馬事業の発展に貢献していきたいと考えています。
⇒ホーストラストのHPより引用させていただきました。
http://www.horse-trust.jp/about.php
素晴らしい理念、なんともいえない美しい景色、そして、すごく穏やかな表情の馬たちの写真…!!
ウマ友の言っていた意味がよくわかりました。
そして…、不安定なこの情勢が落ち着いたら訪れてみたい場所が、また一つ増えたのでした
見学も受け付けている様子です。
引退後のブロッケンにも会いに行けるといいなぁ…
見学について
http://www.horse-trust.jp/access.php
また、ホーストラストでは運営のサポートも募集していました。
トラストスポンサー、トラスト基金、賛助会、色々な形が用意されていて、自分にあったスタイルをチョイスできるのはサポートしやすそう!
私も検討したいと思っています
サポート
http://www.horse-trust.jp/support.php
そんなわけで、サクセスブロッケンの引退は、2月21日のフェブラリーステークス。
当日の様子は、JRAの公式SNSや東京競馬場の公式LINEで配信されるそうです。
無観客開催の中ですが、少しでもブロッケンの勇姿をファンに届けられるようにという関係者の方々の思いも伝わってくるようですね。
その勇姿、しっかり目に焼き付けておきたいと思います!!
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフを
ブロッケンのメッセージが、フェイスブックに投稿されていましたよ
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