3日開催は楽しめましたでしょうか?
開催が3日あると、早乗り3連チャンとなるので(早乗りするかしないかは厩舎により違いますが)、関係者はシンドイところです・・・・
そして、(北海道の人に言ったら怒られますが)美浦もめっきり寒くなりました
季節の変わり目(時期としてはもうちょっと前でしたが)は、馬も人も体調を崩しやすくなりますよね
厩務員さんたちの中でも、ゴホゴホしてる人が多くなってきました
寒くなってくると、疝痛にもなりやすくなりますので、「冷え」にも注意が必要です
元々寒さに強い馬ですが、汗をかいたり、体を洗った後であったり、寒暖の差が激しかったりすると、体調を崩す子も出てきます。
私が牧場にいたときは、冬場は特に、疝痛になる子も出てきました。
トレセンでも時々、疝痛になる子はいますが、冷えから来るものというよりは、ストレスからくるものなんじゃないかなぁ・・・と感じます
今日は疝痛の種類などをカンタンに少し書いてみます。
「疝痛」
腹部内の臓器に障害をきたし、痛みを伴う病気をまとめて疝痛という。
馬の場合は胃・腸が原因になることが多い。
比較的多くみられ、重症のものでは死に至る。
◎疝痛の種類
・便秘疝・・・糞づまり(大腸とくに骨盤曲、盲腸)
・風気疝・・・ガス腹
・痙攣疝・・・冷え腹、腸の動きすぎ
・過食疝・・・食べ過ぎ(胃)
・寄生疝・・・回虫、条虫などの寄生虫感染。
・変位疝・・・腸捻転、腸重責、ヘルニア
・血栓疝・・・普通円虫感染のため血管に血栓ができる。
疝痛になった馬はどのような行動をとるのでしょうか・・・
食べない、寝る、腹を気にする、前掻き、腹が張る、汗をかく、排尿姿勢を繰り返す、蠕動(ぜんどう)運動が弱くなる(腸の動き低下)など。
昔、私が国体で乗るはずだった馬は、国体の直前で疝痛で死んでしまいました
牧場時代にも、夜中に疝痛を発症して緊急手術となった馬がいましたが、腸ねん転のため、手遅れとなってしまった馬もいました。。。
次回、疝痛の予防などについても触れましょう
ボブちゃんの、ゴロンゴロン
(疝痛で寝ているのではありませんよ)
わらを集めて寝転がるポジションを決めて
よし、ここで
ゴローン
よっこいしょ(体の重い馬はおきるときが一番大変そう)
立てた
ご飯を鼻先につけたボブちゃんでした
仙痛ってよく聞きますけど
人間の腹痛と違って、馬の仕草や動作で
見つけないといけないでしょうから
発見が難しかったりするのですか?
でも、食べ過ぎで仙痛になるって…
エサ以外にも何か食べたりしちゃう馬もいるんですか?
しょう 2014-11-25 18:56:25
こんにちは伊藤さん困っていろいろ病気があるんですね 勉強になりますそのことしてないとダメなんですよねやっぱり伊藤さんみたいな職業だと 色んなこと勉強しなきゃいけないんですよね僕も馬の方が好きなんで勉強します 伊藤さんは僕の講師です話は変わりますけど 新馬戦おめでとうございます頑張りましたね これからも応援しますのでよろしくお願いします 以上です 追伸 何度も言いますけど 風邪をひかないようにお願いします
シケ゛ 2014-11-26 00:01:28
春菜さんこんばんは。
疝痛にも沢山の種類があるんですね。
常に接していると疝痛になってるか
分かるのでしょうか?
体調管理も大変ですよね。
ボブちゃんのゴロンゴロン可愛いですね!
お鼻にゴハン付けちゃって…(笑)
急に寒くなってきたので春菜さんも風邪
に気を付けて下さいね(o^^o)
モンモン 2014-11-26 18:05:51
しょうさんへ
発見が難しいということはないかなと思いますが・・・
大体の馬は、普段と明らかに違う行動を取るので、あれ?となります。
食いしん坊な乗馬なんかだと、人参の入ってる袋を、袋ごと食べてしまったりということはありましたね、人間が注意しないといけませんΣ(●ꉺ▱ꉺ●)
伊藤春菜 2014-11-28 15:14:38
シゲさんへ
人が管理して観察してあげていないと、馬はちょっとの疝痛からも命を落としかねないですね。
新馬戦応援してくださってたんですね!ありがとうございました!
伊藤春菜 2014-11-28 15:18:42
モンモンさんへ
疝痛になると、明らかにおかしい行動をするので、あれ?おかしいな?とすぐ気づくと思いますが、いかに早く見つけてあげるかが大切ですよねԅ(¯﹃¯ԅ)単なる疝痛ならまだ良いですが、深刻なものだと命を奪いますのでლ('꒪д꒪')ლ
伊藤春菜 2014-11-28 15:26:54
こんばんわ。
いや~!
馬にも色々な病があるんですね~!
真面目に勉強になります。
しかし、伊藤さんも大変な仕事で驚きです。
頑張ってください。
トムトム 2015-02-07 20:13:07