バカンスな8月の内容から一転、もう９月です

今週からはちゃんと競馬の話もしないとですね～

競走馬たちがよく使っている道具に、顔の周りにモフモフしたものがありますよね

昔、ナリタブライアンが着けていたので有名な、シャドーロール

影を気にしたり、物見をしたりする馬

頭を高く上げてしまう馬

ダートでの砂除け

など、用途は１つではなく、集中力のない馬につけることで、集中させるといった効果もあり、馬によってなぜ着けているのかという理由は様々だと思います

こちらはチークピーシーズ

シャドーロールより知名度は低い？けど最近は使ってる馬が増えましたね

大井競馬場へ遊びに行ったとき、お客さんのオバサンが、

「ねぇ、あの顔の横についてるモンはなんなの？あんなの着けてたら風の抵抗あって走りにくいんじゃない？」

はたまた３人組の若い女性グループでは、

「あのモフモフしたやつはなんでつけてるんだろうね～？」

という会話が聞こえてきて、「あれはねぇ、チークピーシーズといって・・・」と教えてあげたかったことがありました

競馬上級者の方なら、聞くまでもないことなんでしょうが、競馬初心者さんにとってはナゾの物体ですよね

チークピーシーズ（我々はチークと呼びます）は、簡単に言えばブリンカーの効果が緩いものですね。

ブリンカーのように、深く視界を遮らないので、馬へ与える恐怖心などは少ないのではないでしょうか

後ろを気にする馬、後ろを怖がる馬、周りを気にして走りに集中しない馬などに使うことが多いです。

逆に引っかかる癖のある馬に着けると余計にかかるようになる傾向が強いと思います。

そもそもかかる馬に着けることはしませんね

メンコの下にチークを着けている場合は、ゲート裏などでメンコを外しています

チークとシャドーロールのダブル使用でより集中力を

シャドーロールをおでこに着けた、ブローバンド

シャドーロールは下を気にする馬に使われるなら、ブローバンドは上を気にする馬に使われます。

使っている馬はシャドーロールやチークに比べると少ないので、見る機会も希少かと思います。

シャドーロールにはいろいろなタイプがありますが、一般的な？一番取り外しや洗濯が簡単なものがこちら↑↑↑

中身はこんな感じです

作る馬具屋さんによってもちょっと違うのですが、中身はスポンジです

キズナの帯同馬としてフランスに遠征中のステラウインドもシャドーロールの愛用者です

JBBAさんのサイト内でも、凱旋門賞前哨戦のレポートが紹介されるみたいなので、そちらもよろしくお願いします

個人的にはステラウインドを全力で応援しています

がんばれ～ステラ