2013年09月02日

劇的な復活!

ここのところ長雨続きで、どこの競馬場も重馬場どろんこ大会になっていました。

なかでもひどいのが函館競馬場(小倉のダートも水田でしたね)!夏競馬最後の馬場は馬たちをヘロヘロにさせ、最後の直線なんか、「完走できるのか!?」みたいな馬も続出。歩くだけで芝がボコッとはがれてしまうようなコンディションの中、馬たちは私たちを楽しませてくれるために、最後までよく頑張ってくれました。本当にありがとう(T-T)

そして8月最後のお楽しみは新潟記念!新潟自慢の長い直線は、内外に広がりが出て窮屈にならず、併走するカメラワークも迫力満点!ここ最近は1番人気が来ないレースとしておなじみですね。そうなると、私を含めた腹黒い競馬ファンは(プッ!言いすぎましたw)、幸せを運んできてくれる大穴ちゃんを鋭意捜索し始めるのです。

私のへなちょこヨソウでは、斤量の重いエクスペディションとトレイルブレイザーを豪快に消して(ここでもうアカンことになっていますが…)、軽装で涼しげな牝馬3頭を選択!

サンシャイン52kg ブリッチクライム51kg コスモネモシン52kgと、6番人気2番人気10番人気と、旨味たっぷりの馬券を馬連チックでつくりました!

新潟のレースは、大げさに言うと、スタートから直線に向くまで「観なくてもいい」レース。なんたって直線に向いてから本当の競馬がはじまるのです。力強く逃げるエクスペディションに猛追して行ったのはーーー!

まさかのコスモネモシン!!(°Д°)

まさかと言っても関係各位すら怒る気にもなれないほど、ネモシンの戦績は低迷の一途をたどり、ここ最近は負けすぎて「そろそろ嫁さんに行きたくなったのか」と思わせるほど色気付いてしまっていた。

私の知ってるネモシンは、2011年札幌開催クイーンSのパドックでみた、牝馬版シンゲン!!世にも恐ろしい周回姿は、「この馬は、ひとが乗ってはいけないのでは?」と思わせる凶暴ぶり。そんな印象のネモシンの骨が突然抜かれたようになり、ふわふわしたレースしかできなくなっていったことに寂しさを感じていた。

彼女を担当する厩務員さんと知り合いで、ちょくちょくメールのやり取りなんかをしながらネモシンの様子を聞いてみたりしていたが、らしくないレースが続いてしまうとメールどころではなくなってしまう。何だか寂しさが増していくばかりだった。

それでもネモシンが出走するたび、会員でもないのに、犬どもが恐ろしがってハウスで震える絶叫熱烈応援を繰り返していたワタシ。昨日だってそうだ。今も喉が変だけど、昨夜はワンカップ大関を飲んで消毒しておいたのですぐに治ると思うが(笑)

 

今回の新潟記念のパドックは、さすがに6歳らしく悠々とした周回で、あの時の荒々しさは微塵も感じられない。掲示板はおろか、シンガリの恐れもあったネモシン。彼女はそのくらい余裕でやってのける。怖いものなんて何もないと言いたげなベテラン牝馬。厄介だった。

けれど、彼女はふと思い出した。

 

「そういえば、私って追い込み馬だったよね?」 そうでーーす!!!!

気性難でおなじみのスイープトウショウなんか、わざと後ろから行って(発馬が悪いだけとも言うw)自ら導火線に着火!

「コノヤロー追い込み」で牡馬を蹴散らした鬼脚の大先輩。馬混みの中で我慢してイライラしてごらんさないよ。クイーンSの時も10番人気でアヴェンチュラに敗れたものの2着と追い込んできたじゃない?

 

新潟記念G3を、コスモネモシンは勝った。牝馬相手のレースではヤル気のなかったネモシンは、牡馬のいる混合で実力を発揮!斤量が軽いエピソードは、お祝い事の席では禁句中の禁句である。

3年7か月21日ぶりの勝利で劇的な復活。じつに1329日ぶりの優勝だった。

 

「ネモシンをよく買ってたね。俺には無理だ…」

懐かしい回顧だ。

あのクイーンSの時も、札幌競馬場で隣にいた知らないおじさんに同じことを言われたもんだ。

今回も馬券は外れちゃったけど、「その馬は買えない」という馬を買っちゃってる妙な優越感は、勝っても負けても「ひゃあ~~」と言って椅子から転げ落ちる醍醐味につながっていくんですよ~。

ネモシンのように3年のブランクを経ても豪快に勝つ競馬をしてくれると、思い出すのはやはり

ペルーサ!!!(またかい!)

競馬ファンは、紙くずになった馬券のことをあっさり忘れるかわりに、好きな馬については、粘り強く応援したり、こころの中で築き上げた期待を絶ったりはしない。感動を待っている。そこだけはとても気長に。

 

                       

 

 

 

 

 

Photo

(この時のネモシンも11番人気での勝利でした)

 

 

 

こんばんは♪
相変わらず面白いですね!最後のペルーサ(またかい)笑える。でもずっと見てないペルーサ元気かな?!出遅れたっていつも一生懸命走ってた。復活楽しみにしてるよ。ネモシンにそんなストーリーがあったとは、競争馬は人の考えを越えたパフォーマンスをしてくれます。楽しませたり、悲しませたり夢中にさせる何かを持って産まれた生き物は馬だけのような気がします。あたしも今度は馬券買います!まずは来週出るモグパク頑張れ

てるみさん、こんにちは♪
いつもお読みいただきありがとうございますo┐ペコリ
今回は割愛しようかとおもっていたペルーサなんですが、こらえきれずにまたも書いてしまいました!(笑)そろそろ秋天に向けて出て来てほしいですね!ネモシンは、青鹿毛の馬体もあってか、男馬のように勇敢な表情が魅力で、担当しているYさんとは、よく話していたんですが、今回の優勝でようやくお祝いメールを書くことができましたよ!競馬って、こんな波乱や復活劇があるから感動するんでしょうね!モグパク出ますか?私も注目します!

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上坂由香

出身地
北海道札幌市
職種
エッセイスト

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