軽種馬経営高度化指導研修事業(事業主体JBBA)のグループ
研修(集団学習型研修)がスタートしました
軽種馬生産界の経営の中で求められる「技術の向上」を効果的に
普及する手段として集団学習型研修を新たな試みとして実施。
今回の座学研修は、「様似、浦河、荻伏の3軽種馬青年部とJBBAの
共催でした。地方新聞からこの研修を知り参加させていただきました。
テーマ「冬季間の夜間放牧」。メリットとリスクについて!
JRA日高育成場「村瀬晴嵩氏」。(馬女ネットでも御教示頂きました。)
我々がまだ若かりし頃の軽種馬生産のあり方は「馬を大切に育てる条件」
雨、強風、雪等々の天候時はすぐ厩舎へ入れる。日が昇って暖かくなるまで
放牧を控え、夕方気温が下がる前に集牧して厩舎へ。等々が生産者としての役割
でした。しかし、現在は大手牧場の多くは「通年の昼夜放牧」を実施し、多くの
活躍馬を排出している事から「健康で丈夫な馬作り」が見直されてきています。
特に育成馬は「アスリートの卵」。このアスリートの卵が1日の半分以上の時間、
馬房に閉じこもっていていいのだろうか?
生産牧場の経営形態は各々違う(預託馬主体の経営、自己馬主体の経営等々)事から
目的は同じでありながらも、リスクを背負う不安からチャレンジ!出来ない。馬主さんの
理解が必要!世代間の意識の違いetc.
軽種馬青年部の皆さんの疑問?不安?にアドバイスをして下さいました。
今!をときめく。(株)ノースヒルズGM福田洋志氏。
同じく(有)ハラマキファームクリニック代表服巻滋之氏。ファームコンサルタントの
三浦久延(獣医師)の3氏がアドバイサーとなり活発な意見交換となりました。
私的感想ですが
参加対象者は事前に申し込みが必要だったらしい?
参加人数は関係者を含め50名くらいでした。
グループ関係者しか知らない情報でしたので「もったいない!」と感じました。
振興会、JRA、馬女ネット、青年部など其々が企画する研修会がもっと
広くお知らせする事は不可能でしょうか?(生き物を扱う生産者は必ずしも所属団体
が主催する研修会に出席出来ないア
クシデントがある)ので、直接関係外でも
生産者であればどこでも気軽に足を運べるとうれしい
なんちゃって勝手に思っていま~す。
はじめ君とさんしろう君!
カメラをむけると、走って来てしまうので放牧の様子が撮れませ~ん!
ひかる君まで来ちゃいました?
「お母さん!今日は何処へでかけるの?」と聞かれているよう?
日差しは暖かく感じますがー10度の中、出がけに立ち寄った一コマ。
出かけた先は「馬女ネット(日高女性軽種馬ネットワーク)総会」。
日本軽種馬協会静内種馬場調査役の田中弘祐様はじめ、日高
振興局農務課主幹加藤様、主査豊口様に来賓として御出席頂き
1年間の御支援に感謝しつつ報告させていただきました。
1月には道新スポーツ記者の山田様に講演を頂き、5月、JRA日高育成場に
おいて「アイルランドで学んだ馬産の基礎」と「当歳馬の関わり方の実馬研修」。
10月、「ビッグレッドファーム視察、通年放牧の必要性」。11月、座学「軽種馬に
係る新しい病気(ローソニア等)」をJRA生産育成研究室の村瀬様から、と、「草地
管理の基礎」を日高農業改良普及S主査川田様。そして今回「日高の軽種馬における
現状」を日高振興局企画調整主査豊口様。
軽種馬女性の経営参画、社会参画に取り組み軽種馬振興に寄与する事を目的に
経営パートナーとして必要な「知識、技術の向上」に会員の心を一つに努力して
参りました。
総会終了後の交流会。さあ!食べましょう!語りましょう!
時間の許す限り?日高町、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町の
軽種馬女性は今年も「明るく元気に”笑顔」で仕事に励みま~す!
前夜からの冷え込みが厳しい朝に見られる「樹氷」。
朝日に照らされ「キラキラ宝石の如く光る!」すがたは
北海道に生まれ育った者ですら、今日も”こころ惹かれる”。
早起きは「三文の?」。ひとつかな?(馬作業よありがとう!)