新ひだか町から、こんにちは。
競馬ファン・馬好きの方には本当に羨ましい事かもしれませんが、馬産地で暮らす子ども達にとって「馬のいる牧場風景」は、学校の登下校中などに目に入る当たり前の景色です。
しかし、近くに馬はいますが、競走馬は経済動物ゆえに気軽にふれあう事は出来ません。
子ども達にとって「馬」は景色の一部にしか見えていないのかもしれません。
そんな中で馬を通して馬産地を知ってもらう機会があればよいなと思い始めたのが、「ひだかうまキッズ探検隊」(以下うまキッズ)です。
・馬産地の歴史
・馬とのコミュニケーション
・生産、育成牧場の見学
・競馬場のバックヤードツアー
・獣医師・装蹄師・調教師の仕事見学
上記の内容はほんの一部ですが、以前は番外編として、JRA栗東トレーニングセンターへ遠征や門別競馬場でのキャンプを行ないました。
「大人版うまキッズもやって下さい!」と声をかけられるくらいの贅沢な内容です。
今年は8月より何とかスタートすることが出来ました。
毎年チラシは、新ひだか町サポート大使であるおがわじゅりさんのイラストを起用しています。
今回集まったのが小学校3年~5年生までの19名。
家が牧場の子から、まだ馬を触るのがちょっと怖い子までさまざまです。
1回目は「馬とのふれあい」でした。
馬について伝えたいことは沢山ありますが、まずは五感を通して馬を感じてほしいと思いました。
みんなで馬を手入れし、馬に乗るのではなく馬を曳いてお散歩へ――。
曳き馬をすることが初めての子が多く、始めはビクビクしながら馬を曳いていました。
何度も繰り返す内に、キッズから自然と笑顔がこぼれていました。
毎回子ども達との探検の日はパワーを使いぐったりとしてしまいますが、後から自分の中に沸々とパワーが湧いてきます。
これからまだどうなるかわからない状況が続きますが、「行ける時に行けるところに!」をテーマに楽しく探検していきます。
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