勢い余って変なお題をつけてしまいましたが、それは後に置いて…
まず!函館の最終週を飾る函館記念(G3芝2000m)では、「あともう1完歩!!」という惜しい競馬でファンをシビレさせていたラブイズブーシェ(5歳、父マンハッタンカフェ、母ローリエ)がみごとに重賞初制覇~!\(^o^)/
潮風香る得意の函館で、気持ち良さそうに波に乗るブーシェと、サーファーのように日焼けした古川騎手からこぼれる白い歯キラリ!笑顔で何度もブーシェのタテガミを撫でる仕草が最高でした。
馬主のドクターコパ先生も函館入りされて、ブーシェもさぞかし嬉しかったことでしょう。
「あ!おとうさんだ!やったー!嬉しい~!頑張らなきゃ!」
馬の大きな瞳は、大好きなひとをしっかりととらえて、願いにこたえたいと強く思うはず。コパ先生に確認をとったわけではありませんが、レース前、愛馬に励ましの声をかけたことでしょう。私も馬には必ず声をかけて撫でるようにしています。黙って触られるのはひとも嫌ですものね。
牡馬の5歳は何かの分岐点なのか、ここから本格化する馬と、若い頃の何かが影響するのか、実力があっても凡走を繰り返してしまう馬がいるように思います。大好きだったカンパニーも、5歳の夏に新潟で勝ってから、またうまく波に乗りだして最終的な栄冠までたどり着きました。
ブーシェにも、これから息の長い活躍を期待しています!
さぁさぁ!そろそろあの話をしましょうか!
『典さん、ついに画面から消える』
福島11Rバーデンバーデンカップ(OP芝1200m)の超常現象をご覧になりましたか?
「マヤノリュウジンって、こんなにきれいな栗毛だったかな?」なんて思ってみていたのん気なパドックからレースが始まり、最後の直線も余裕でガリガリクンをかじってみていたら~…!
「わー”!はじまった!典さん、プププ…!」
マヤノリュウジン御年7歳。百連練磨の彼においても、これほど大外をラク~~に走って勝った競馬はなかったんじゃないでしょうか?
さすが典さん、顔に似合わず、やることが何か派手!大胆不敵!そして、愛があるせいでちっとも見飽きないそのドヤ顔!最高でしたね~~。
ベテランらしく、最高斤量を背負っての勝利はリュウジンもみごとでした。
カメラマンの方も、今後典さんのレースにおいては「やらかす」場合を想定してアングルにご注意を。
やや虚弱な体質で心配されたバーバラが2着。以前、彼女の記事を書いてから、すっかりファンになっていたので気になっていましたが、課題だった気性難も克服したようで、しっかりと折り合いがついていましたね。5歳になってしまいましたが、これからもう一花咲かせてくれそうですよ♪
もういっちょ。
函館メイクデビューでは、ハービンジャー産駒のスワーヴジョージ(母ギーニョ)が勝ちました。
以前、生産牧場の方と、ハービンジャーについて話したことがあり、私は実際に会ってその絶大なオーラを感じて昇天した話をしたら「それじゃ~、今年はハービンジャーにするか~」なんて、大事な配合の件に余計なことをいってしまったかなーとドキドキ。デビューで勝ってくれると、あ~ヨカッタ!なんて思っちゃいます。
ハービンジャーは、サンデーの息子たちでそのほとんどしめるスタリオンの中でも、「なんか違う馬まじってまーす!」と一発でわかるほど異質!外国から来た素敵な男の子の雰囲気がたまりませんでした。強さと賢さ、そして優しさを兼ね備えたハービンジャー父ちゃんがSS系のママたちとタッグを組んだら、あのディープインパクト父ちゃんもイヤ~~な感じだと思いますよ(小声)
さてさて、ブーシェで勝った710円を握りしめて、今日のおかずを買って来まーす(笑)
明日22日火曜日、北海道新ひだか町静内の北海道市場で行われる『セレクションセール2014(1歳馬)』の模様は、JBISのライヴ配信ページでご覧いただけます。こちらもどうぞよろしくお願いします。