2014年10月06日

凱旋門賞エネルギー。

こういう日に限って、私にブログの更新日がまわってくること自体どうかと思いますが!

結果はどうあれ「こういう日」という今朝は、日本の競馬ファンが固唾をのんで見守る凱旋門賞から、たった一夜明けただけの、いえ、まだ数時間しか経っていないインターバルにもまったくならない月曜日。息を整えるのも大変な1日でございます。

今年は日本の代表馬が3頭、それぞれ独特の雰囲気を醸し出す、個性豊かな馬たちが世界に挑戦しました。

「シラフでは無理」という理由で、ワインで身を清め(ガブ飲みともいいます)、ろくに読んでない朝刊をきっちりと丸めて握り「その時」を待ちかまえ…と、言いたいところですが!

Gチャンネルは外国配給の映像なのか、日本馬は画面の隅っこだわ、民放さんはコマーシャルだわで「ちゃんとみせろ!」と大騒ぎ。久々にテレビのリモコンと格闘ですよ。たぶん、母は大声で叫ぶと予測した賢い犬どもは、早々とハウスに退散していました。

この勝負、どうにかハープスターに追い風が吹いてくれないだろうか、ジャスタウェイは「世界の」がさらに重くのしかかって斤量が60kgになってやしないか、ゴールドシップは本当にメンコをとって走るのか。いずれにしても、仰天系の厳しいレースになることだけは一昨年、昨年で予習済み。

ワインでフライングしたかいもあってか、意外と(?)冷静に、社台関係者とメッセンジャーで会話を楽しみながら観戦することができました。

優勝は、前回のブログでも一番おそろしい存在としてあげていたトレヴ。今年は調子がよくないといわれいた中で、58kgの斤量を背負ってもあの強さは本当に素晴らしいものでした。が!、去年優勝しているんだし、もう出てこなくてもいいじゃないかというのが本音です(小声)。

たった今、懸命に頑張った我が国の代表馬を差し置いてオルフェーヴルを思い出し、涙腺が決壊したのは彼女のウイニングラン映像が流れた時。

「3歳牝馬のオルフェーヴルがほしい」。思わずツイッターに、こう書き込んでいました。

このレースで勝つには、ちょっとクレイジーな怪物級か、日本では戦う相手が1頭もいないくらいの強い馬でなくてはダメなんですね…。

ようやく見慣れてきたロンシャン競馬場。実際の気温はわかりませんが、相変わらず寒そうに見えました。

モンヴィロンがハナに立ち、凱旋門賞では珍しいといわれる速い流れの中で、日本の馬たち、騎手たちは「どこかにある勝負所」を必死に探して追走しましたが、後方からいい脚で追い上げてきたハープスターは6着。内で控えて勝機を待ったジャスタウェイは8着。最後方から追い上げて見せ場を作りながら沈んだゴールドシップは14着。

世界には彼らよりももっと強くて速い馬がいるのだと苦い泥の味をかみしめる結果にはなりましたが、みんな無事にレースを走りきってくれましたね。ケガをしなかっただけでも本当に良かったです。

「素顔でゆく」といわれていたゴールドシップは、結局メンコをつけたまま走りました。

とっちゃえばよかったのに。(°Д°)…今さら言うのはいけませんね。

いや~、本当に凱旋門賞って、いったいなんなんでしょう(←まだ心の整理がついてない)

1969年から日本馬が参戦しているようですが、その頃私はウマがこの世にいることすら認識できない1歳児。

自分の年齢と重ねるからなのかもしれませんが、ヨーロッパの長すぎてよくわからない競馬史に比べて、まだ45年(しか)経っていない気もしてきますし、だいたい、私自身、凱旋門賞というレースを知ったのは、ディープインパクトの時という、ごくごく最近の話ですからね。

波打ち際の『時』の浅瀬を泳がされているようにも思えるのは私だけでしょうか。

今年の結果はよくありませんでしたが、何かの拍子でこの地球がなくならない限り、凱旋門賞1着の欄に、必ず日本の競走馬と騎手の名前が刻み込まれると信じていないひとはいないと思います。

他に類をみない強いエネルギーを与えてくれるだけでも、凱旋門賞は偉大なレースですね。憧れていたものに自分がなれるかもしれないと想像できる喜びは、凱旋という漢字にたっぷり盛り込まれている気がして、意味を追求しがちの日本人の心に響くのでしょうか。

とてつもない緊張感と戦ったジョッキーの皆さんも本当にお疲れさまでした。愛馬と一緒に無事にお帰り下さい。無事の帰国を待ってますよ~。

「オルフェーヴルの2018がいます!」

「そうですねー!」

レース直後、オルフェの一口を持っていた馬主さんと、はやくも次の凱旋門賞の話に血の気が戻ってきました。

これでいいんです。

Dcim1271

凱旋門賞結果は残念でしたが三頭とも
頑張りましたよね!
そしてケガなく完走してくれて安心し
ました(*^▽^*)
私も上坂さんと同じで凱旋門賞を知っ
たのはディープインパクトの時からな
んです。
世界には強い馬が沢山いますが近い未
来日本の馬が優勝する事を信じていま
す!
日本での次のレースが楽しみですね。

ふくさん、こんにちは♪
海外遠征では慣れない土地でアクシデントも予想されることから
私はいつも勝つことも大切だけど
ちゃんと無事に帰って来てくれることを祈り続けています。
命あっての競走馬ですからね♪
凱旋門賞を教えてくれたのはディープインパクト!
彼でも勝てなかったのですから
本当に厳しいレースなんだなと
当時から思っていました。
ディープとオルフェを足して二で割ったような
強い馬がでてきてくれますように♪

上坂さん、こんばんは。
私に凱旋門賞を教えてくれたのはオルフェです。
競走馬の魅力も馬に興味を持たせてくれたのもオルフェ。
競馬に全く興味がなかったのにオルフェの走りを初めて見たときの感動は衝撃でした。
オルフェの子供達がいつか凱旋門賞で優勝できる事を願ってます。

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以上

上坂由香

出身地
北海道札幌市
職種
エッセイスト

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