昨日は久しぶりにウインズへ行ってきました。
その日行われた京都記念では、休養明けからの復帰戦となるキズナとハープスターのガチンコ対決があり、東京では共同通信杯(トキノミノル記念)!
ウインズA館では、幻の馬といわれる10戦10勝のダービー馬トキノミノルの故郷、三石農業協同組合さんによるトキノミノルフェアも開催されて、いつになく、札幌の鉄火場は華やいだ雰囲気に包まれていました。こんなところに若い女性がいっぱい!いい香りもしてきそうです。
三石には『競馬女子』という、若い女性たちが競馬を応援するチームもあってか、フェアの一角だけは、冬の乾燥にも負けないオアシスのようにみずみずしく映ります。
久々に紙の馬券を手にする喜びを前に、若者たちの笑顔に癒されて、三石馬グッズを気持ちよく買い物することができました。
我々道民でも三石は「昆布のまち」というイメージが先行しがちですが、
実はなんと!ものすごい超有名な名馬の産地でもあるんですよ~。
トキノミノルはもちろん、オグリキャップ、カツラギエース、、ヒシミラクル、コスモバルク、カワカミプリンセス、ロードカナロア、トウカイトリックなどなど、たくさんの馬たちの功績を讃えた展示会も同時に行われて、中でもトウカイトリックが実際にしていたゼッケンの前で感極まりうるうる涙。
変なおばさんがいると怪しまれてはイカンので、丁重にその場を立ち去りました。
そのほかにも、おいしいお肉のみついし牛がいる?花き農家もたくさんあって花のまちだ?シラナカッタな~。いつも馬産地界隈を練り歩くとき、なんとなく静内付近で折り返してしまうけど、今年は何としてもその先の三石まで行ってみようと、とても楽しみな決心がつきました。早く春になってちょうだい。
さて、本題に入りましょうか。なぜか妙に気が重いのはどうしてでしょう。
重いのは、私だけじゃなく、キズナもハープも重かった!
「キズナ+22kg、ハープスター+14kg」!!!
小柄でおなじみのディープインパクト産駒とは思えない太目残りに、まずは一発昇天白目!
馬体重を知る前に、キズナとハープの単勝を1000円ずつ購入して、ラブリーデイをからめた3連複も用意していた私は、とたんにキズナのことが心配になりました。
骨折した脚に負担にならなきゃいいけれど、そのお腹のたぽん具合は栄養満点の証拠だとひいき目で快諾!女という生き物は、好きなひとの汚点や欠点さえも愛おしく思えないといけません。
ハープはトモがパンとはって、いい感じに女磨きをした結果とみました。後続のスズカデヴィアスがハープのお尻にみとれて馬っ気を出さないかハラハラしたりなんかして。
京都記念の結果はラブリーデイが優勝。馬っ気がいい感じに出たのかスズカデヴィアスが2着でキズナは力強く追い込んでの3着。惜しかった。
ハープは最後の直線で進路がふさがったりして、一瞬うろうろしてるうちに離陸できず5着で、ウインズ全体が地獄の何丁目なのかわかりませんが、恐ろしいお通夜状態に。勘弁してくださ~い。
気を取り直して、東京へ魂を飛ばした共同通信杯。
血統に惚れ込んだ私の応援馬アンビシャスに、リアルスティール、アヴニールマルシェ、ドゥラメンテをごっちゃ混ぜにシャッフルして3連複を4本。トキノミノルフェアでお買い物をした甲斐があってか、その中の1本がめでたく的中いたしました!
それにしてもリアルの血統には恐れ入りました。母父ストームキャットくらいではもう強さの一般常識ですが、
さらにもっと掘り下げると、母系に名牝ミエスク(キングマンボの母)の名が!ん?そうなってくると、応援馬アンビシャスも母父エルコンドルパサーなので、なんか微妙につながってる!あー、血統は楽しいな。
ここまでダーっと書いて、実は話の落としどころを見失ってどうしてよいのかわかりませんが、総括して、やっぱり紙の馬券はいいなってことですよ。チャリンと買った!掴んだ!という実感があります。負けたらびりびりに引き裂いて、おのれの体内に燃え盛る炎を消火することもできますしね(よいこはやぶいたらゴミ箱へ)。
日頃、便利で何よりと思っていたPATちゃんには大変申し訳ないのですが、
「便利なものは結局人間をダメにするから、わざわざ面倒くさい方を選ぶように」
うるさいジジイ、寝言は死んでからゆえ。そんな辛口を叩いているうちに本当に逝ってしまいましたが、戦争から帰ってきたうちの爺さんの言葉の意とするのはこれだったのかな。
たぶん違うだろうな。
昔の人の言うことは、後からガッーンと来ることがありますよね。
で、今日のタイトルの紙ですが、私の場合、PATが無くなっても勝負したりない時に買います。大体ヤラレてしまいますが(笑)
チャンキー 2015-02-16 11:58:34