先週に引き続き、中山競馬場のことをお伝えしたいと思います
今週は中山競馬場のコースについてです
ご覧のとおり芝コースには芝が生えていますが、
この下はどうなっているかご存知ですか
実は、芝コースの下はこんな感じになっているんです
(わたしがExcelで作った図です(笑))
昨年中山競馬場は改修工事を行ったことは記憶にも新しいと思いますが、
改修前は山砂50cmが敷いてあるだけだったのですが、
改修後は砕石層20cmを入れたそうです
これにより、水はけが格段にアップ
馬場状態の回復が早くなり、芝の傷みも少なくなったといいます。
このような綺麗な芝を保つために、芝刈りや肥料まきなども
すべて手作業でやっていると聞いて驚きました
コンパクトな競馬場と言われている中山競馬場ですが、
一周手作業でやるとなると気が遠くなりますよね
しかし、車両を入れると馬場が固くなってしまい
クッション性がなくなり馬の脚に負担がかかってしまうのだそうです
馬が怪我なく安全に走るために、
見えないところで努力が色々あるんだなと思いました
色々お話を聞きながらコースを歩いていると、芝が剥げている部分を発見
ちょうど芝1800mのスタート地点だったので、
ゲートで芝が剥がれてしまうのかなと思ったのですが、
馬場造園課の沼田係長にお伺いしたところ
「スタートする時の馬の力(クラウチングスタート)が強いので、
芝が剥がれるんです」ということでした
ちなみにコースの内側に箱に入った砂が置いてありましたが、
これは馬が走って剥がれた芝を戻す際に穴があいた部分に入れるために使うものだそうです
砂つながりで、こちらをご覧下さい
この瓶に入っているのはダートコースの砂で、
右が洗う前の砂、左が洗ったあとの砂と説明をしていただいたのですが・・・
ダートの砂を洗っていることを知らなかったので、びっくり仰天
ダートの砂は1年に一回、移動式プラントに砂を入れて洗っているのだそうです
洗わないと、汚い砂が騎手のゴーグルについて汚れてしまうということでした
確かに右と左では全然違いますよね
2回に渡って中山競馬場について記事を掲載いたしましたが、
取材していて私自身知らないことも多くとても勉強になりました
馬場造園課の沼田係長、秋本さん丁寧にご説明していただき、
本当にありがとうございました。
この場を借りて、心より感謝申し上げます
「スタートする時の馬の力(クラウチングスタート)が強いので、芝が剥がれるんです」
これには、ウチも驚きです。
私もゲートで剥がれてしまうと思ってました。
ただ、これは仕方ないですよね。
それだけ力が凄いってことでしょうから。
今週で、中山も開催終わりですね。
今度は秋に備えて芝を張り替える作業が入るでしょうから
秋開催は、真緑のターフが見れることを
楽しみにしてます。
しょう 2015-04-16 07:10:04
本当勉強になりました。
競馬場はもちろん、我が星党の聖地ハマスタも数年前までズタボロだった人工芝が今はしっかり透水性のものになり、雨が辞めさえすれば試合できますね。
競馬場の芝も数年先には脚に負担がかからない上に透水性の芝コースが出来てるかもしれないですね!
ちなみに、皐月賞のケントク馬券は珈琲党にオススメ!枠の4-4です。
父親まで珈琲党(笑)
ハマコー 2015-04-16 22:22:02
☆しょうさん☆
やっぱ、ゲートで剥がれてしまうって思いますよね!!
それほど、馬の力って強いんですね。。。
中山開催終わるの残念です・・・近いし(笑)
秋の中山開催をまた楽しみにして、東京競馬を満喫したいですね^^
とりあえず、その前に皐月賞当てたいです。
豊岡加奈子 2015-04-17 11:12:00
☆ハマコーさん☆
ハマスタも透水性の良い人工芝に変えたんですね!
知りませんでした!!!
珈琲党ブラックにエスプレッソですか(笑)
わたしも珈琲党なので、ちょっと乗ってみようかと思います♪
豊岡加奈子 2015-04-17 11:15:58