みなさんこんにちは、河合紗希子です。
先日のこと。
京王井の頭線・渋谷駅の改札をくぐると、目の前にどどんとジャパンカップの装飾が
東京はここのところしっとりとする日々が続いていましたが、ジャパンカップの広告を見ると、ああ立冬も過ぎたし冬がくるのだな~という気持ちになってきますね。
さらに乗った電車は、車両が全面ジャパンカップで飾られた広告貸切電車(アド・ギャラリー)!
「いま、この車両の中で、世界が見渡せます。」
絶妙にこころをくすぐるこのひとこと
なんとなくお疲れだった気分をグワっと底上げしてもらいました。
京王線を利用すると、なにげなくレースへのカウントダウンができてとても嬉しいです。
GⅠが近付くとラッピングトレインが走ったり、新宿駅・渋谷駅がカラフルに装飾されたり、ちょっとしたイベントコーナーが誕生したり。
そういえば、今年のダービーのときは渋谷駅でオリジナル馬券を作ってくれるサービスもありました。
「○○ダービー」か「シブヤ○○」で好きなことばをいれてくれます。
私は、祖父とともに史上初のアメリカ遠征も行った1956年のダービー馬・ハクチカラを入れてもらって“ハクチカラダービー”に。
レースのお守りにしたのでした(笑)。
さてさて、日曜日はエリザベス女王杯でしたね(*´艸`*)♪
基本的に予想の決め手はパドックやパドック映像で直感派ですが、先週は予定があってリアルタイムで競馬をチェックすることができなかったので、前もって自分なりにリサーチ。
そして、外出先からレースだけスマホでグリーンチャンネル視聴、というかたちでした。
予定というのは、実は歌舞伎鑑賞。
ご存知、歌舞伎は全幕通して観ると休憩も含めて結構な時間になります。
(今回は11時~15時半までの上演時間でした。)
それでも、外出先でさりげなくレースをチェックできるし気軽に投票もできる
いやぁ便利な時代です。
インターネット回線でグリーンチャンネルが視聴できるグリーンチャンネルWeb。
私はスマホ会員で契約しています。
小さな画面だし繊細な映像をチェック…とはいきませんが、それでも月額500円という気軽さでグリーンチャンネルをどこでも、かつさりげなく視聴できるのはかなり便利。
実際、先日のエリザベス女王杯は発走5分前まで歌舞伎を鑑賞していたので、劇場を出てからサッとレースが確認できてその便利さを改めて感じました。
今や競馬ファンの間では今や当たり前のようなツールだと思いますが、実はまだサービス開始してから2年経っていないのですね。
月額500円でスマホからのみ視聴できるスマホ会員
月額1,200円でPCやタブレットなどでも視聴できるマルチ会員
2種類が選べます。
マルチ会員への移行をさりげな~く検討中…。
ところで、歌舞伎ではよく馬がでてきますが、観るたびその完成度の高さにうなってしまいます。
今年の2月に『一谷嫩軍記 陣門・組打』(いちのたにふたばぐんき)という演目を観たときは、まるで本物の馬がそこにいるかのような錯覚を覚えました。
馬の躍動感やいななき、首のふりかた。
なめらかだったり荒々しかったり、大胆かと思えば繊細だったり…。
かぶりものからにょきりと出ている前足と後足は明らかに人のものなのに、舞台上の動きを観ていれば観ているほど本物の馬がそこにいるような気分になってくるのです。
これは決して一朝一夕では完成しないものすごい技術だ…!!と感動したのを思い出します。
おもしろいなあと思ったのは、歌舞伎の馬は左右の前足と後足がそれぞれ同時に動くこと。
自然の馬にはない動きだけれど、あえてそうしたほうが逆に自然に観えるという、歌舞伎の様式美なのですって。
そして大変な重労働ゆえ、馬の脚を担当される方々には特別に手当がつくらしいのですが、そのことを“飼葉料”というのだとか。
へーへーへー
さらにおもしろかったのは、馬のつくりものと子役さんをつかった遠近法。
甲冑をつけた小さな子役さんが、胴体部分に穴があいている馬のつくりものに体を入れ、舞台奥の波の絵が描いてあるかきわりの向う側で下手から上手に移動すると、馬に乗った武将が遠い波間を移動しているような遠近法に観えるのです。
私は舞台を観ていた時はそんなしかけになっているとは全く気がつかず、なぜこんなに人が遠くに観えるんだ…と一瞬頭が大混乱でした。
この馬はホニホロというらしいです。
いやあ、計算されつくされた芸術。
歌舞伎ってすごい。
ちなみに今回私が観に行ったのは、市川猿之助さんの『スーパー歌舞伎Ⅱワンピース』。
ものすごく面白かったです。
注目の馬の出番は!
…えっと……
…ワンピースって…海賊のおはなしですからね……ごにょごにょ。
てなわけで、エリ女で私の推しウマだったルージュバックの写真でお茶をにごすのまき!
※ただしオークスの返し馬。
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフをっっ!!!
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