新ひだか町から、こんにちは。
本日でGWは終了ですが、皆さんのんびり楽しく過ごしましたか?
二十間道路のエゾヤマザクラはすっかり散ってしまいました。
新緑の季節がやってきたなと感じる今日この頃です。
二十間道路を更に進んだところにあるのが、毎年ひだかうまキッズ探検隊でお世話になっている北海道大学静内研究牧場です。
この時期は北海道和種馬(どさんこ)の出産シーズンが始まるとのことで見学に行ってきました。
静内研究牧場は「ここは本当に日本なの?」と思ってしまうくらい、大自然溢れる非日常の景色が広がっています。
訪れた日が5月2日(木)だったので、まだ仔馬が生まれていないのでは・・・と思っていましたが、母馬に寄り添う仔馬がいました💛
「昨日の夕方に生まれたばかりです」と北海道大学河合正人准教授が教えてくれました。
夕方乳ヤニがついていたので気になって見に来たところ、18:25に出産したとのこと。サラブレッドとは違い、どさんこの群れは365日ほぼ放牧地で過ごしているので、出産する場所も放牧地なのです。
なので、朝放牧地を覗いてみると生まれていたというのがほとんどだそう。
河合准教授は久しぶり(十何年ぶりに)出産を見届けたそうです。
生まれたばかりの仔馬の測定を見学させていただきました。
30キロちょっとの栗毛に少し粕(カス)が入っているので栗粕毛かもしれません。
どの母馬の仔馬か分かるように、頭文字を人間用の毛染めで描きます。
そのあとは、丘の放牧地にいた出産を控えた牝馬の移動を見学。
50頭近くが放牧地から降りてくる様子は迫力満点でした。
見学後は、奥の放牧地にある小川付近を散策。
ヤチブキなど春の花が咲いていました。
今年の冬にひだかうまキッズ探検隊の子ども達と訪れるのが楽しみです。
※北海道大学静内研究牧場は関係者以外立入禁止となっております
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