札幌から、こんにちは。
スタッドレスタイヤから夏タイヤに交換し、あたたかな春を待ちわびています。
北海道の桜前線がどうなるのか気になるところです🌸
週末は楽しみにしていた映画を札幌で観てきました。
『馬橇の花嫁』です。
タイトルからして、馬好きにとっては惹かれるものがあります。
この映画について初めて知ったのが、昨年末のTVニュースでした。
そして、シアターキノの2-5月の上映リストでも発見!
上映場所のシアターキノは、ミニシアターです。
学生の頃はミニシアター映画にハマり、よく足を運んでいました。
上映前日に北海道新聞で大きく取り上げられていることを知り、
チケットが買えるかちょっと不安でしたが1時間前にチケットを無事ゲット。
10分前にキノに戻ると、廊下には開場を待つ長蛇の列が。
新聞やSNS効果もあったと思いますが、今日集まった人たちは馬や昔の暮らしに対して何かを感じて足を運んだのだなと。
開場して着席すると、席が足りずパイプ椅子が出ていました。
映画は昭和30年代の十勝での暮らしが再現されています。
モノクロの映像で、セリフやストーリー展開は多くはありません。
人と馬との暮らしも垣間見ることが出来ます。
それでも、見終えた後に残るこの余韻は何なんでしょう・・・。
是非皆さんにも観てこの余韻を感じてほしいです。
この日は上映初日ということもあり、上映後に監督や出演者の登壇がありました。
母親役の磯貝圭子さん(写真:左)は「撮影前に現場でカメラを回さずにみんなで昔の農作業体験した時に、微々たる量しか収穫できないことにびっくりした。当時の農業の大変さを身をもって感じた。」とのことでした。
ちなみに磯貝さんの地元が新ひだか町三石だったことが、この日一番の驚きでした!
監督の逢坂芳郎さん曰く「地元にまつわる映画は、地元を理解している人が撮るのが一番説得力がある」とのこと。
映画には100人を超える地元エキストラが参加しており、地元のみんなで作り上げた作品なのだと温かな気持ちになりました。
上映後はDVDを購入し、特典映像の回想インタビューも観ました。
※DVDはネットからも購入できます
登壇者の皆さんにサインをいただきました!
DVDを観てあらためて感じたのが、監督の映画に対するきめ細やかで丁寧な取り組み方です。
当時を振り返る地元の人の話が、映画の光景そのものでした。
丁寧に聞きこみをして作り上げた作品なのだと、あらためて思いました。
今後全国各地で上映されることを願います。
そして、この映画がここで上映されたらよいなという閃きもありました。
自分のなんとなく感じたこの予感が、よい方向に向かいますように──。
進展がありましたら、皆さんに報告したいと思います。
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