日高町から、こんにちは。
9月に入り日高管内の小学校での「馬の授業」がたくさん行われるようになり、日々バタバタしております。
今回は日高町富川小学校の馬の授業を紹介したいと思います。
毎年3年生が「馬」について学習することになっています。
🐴生産牧場見学
🐴 馬のおえかき授業
🐴 門別競馬場見学
生産牧場見学にご協力いただいたのは、下河辺牧場さん。
この数年毎年お世話になっております。
はじめに下河辺隆行氏による牧場についての説明があり、動画を見ながら「競走馬が競馬場に行くまで」の流れを学習しました。
その後は、親仔馬を見学。
間近で見る馬の大きさに、子ども達は驚いていました。
次に、1歳馬を見学。
当歳馬と1歳馬の体格を比較出来る貴重な時間です。
現役馬や休養馬のいる厩舎では、実際に体高を測る場面を見学。
その後は、馬に草をあげながらふれあいを行いました。
最後は調教坂路に移動。
ウッドチップがどのようなものか直接触って、更に実際に走って体感しました。
馬のおえかき授業にご協力いただいたのは、馬のイラストレーターのおがわじゅりさん。
JRAでのおえかき教室やうまカルフェスのプログラムでも大変人気のコーナーを授業で行いました。
馬を正面からみたイラストを描いている際は、みんな余裕でしたが・・・
横から見た体全体を描くのには、悪戦苦闘していました。
じゅりさんから描く時のポイントを分かりやすく説明していただき、全員が個性あふれる馬を描いていました👏✨
描くことで馬の体の特徴を掴むことができるのは、学習の幅が広がる新たな授業だと感じて去年より実施しています。
事前に色々学習したことをふまえて向かったのが、門別競馬場。
馬産地と密接に繋がった競馬場だということを学びました。
あとは、全国で一番早く2歳馬がデビューするのも特徴です。
パドックを見ながら、どの馬が1着にくるかそれぞれが予想をしていました。
・名前が可愛い馬
・ツヤツヤな馬
・人気な馬(オッズの数値を見て) など
ゴール前に移動し、スタートが切られるのを今か今かと待ちわびる子ども達。
ゲートが開きスタートすると、「がんばれー!」と最後まで声援を送っていました。
この授業は競馬場がある日高町だからこそできる授業だなと、毎回感じます。
基幹産業である軽種馬産業を子ども達が楽しみながら学ぶ授業を、小学校と連携してこれからも継続していきたいなと思っています。
次回は、新冠町の馬の授業についてです!
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