5月ともなると、競馬ファンが皆せっかちにこの日を待ちわびて、待ちくたびれて頭が変になりそうな最後の日曜日。それがついに明日になってしまうと、まだ使えそうなペラペラ石鹸を惜しみなくゴミ箱に捨て、「いよいよだ!」と言いながら、真新しいものを設置!これが4月なら、絶対にそんなことはなしない。名残惜しく、みごとな泡を立たせて喜んでいるのに。たとえが妙ですが、そういう太っ腹で贅沢なテンションと言いたいだけです。
今年の日本ダービーは、第80回のメモリアルな節目にあたるので、例年より宣伝や広告が賑やかでとっても嬉しい。私も当日輸送で現地へ行く。こうして書いている最中に、生き急ぐタイプである私の魂は、武者震いがとまらない身体をあっさり抜け出し、スタートダッシュを決めるべく競馬場の前に並んでにこにこしているようです。
東京競馬場につながる京王線のホームの写真をフェイスブック上で見たが、目に優しい明るいグリーンの広告がびっしりと貼られており、抜け殻の私でも、目をつぶったまま余裕で現地に行けそうです。
今月に入ってから、雪辱を晴らす!とか悲願の!あるいは恩返し!などなど、感涙を誘うG1レースが続いている。NHKマイルCの柴田大知騎手の嬉し泣きや、ヴィクトリアマイルでのヴィルシーナ。後でゴール前の写真を拝見すると、内田騎手の身体が鬼のように燃えて、迫り来るホエールキャプチャの蛯名騎手をブロックしているようにも見えた。そしてオークスでは、メイショウマンボに惚れ込んだ武幸四郎騎手の熱い思いに松本オーナーが答え、背中を押してくれたレースだった。騎手と馬主が涙するシーンにめぐりあえて、どれほどのファンがもらい泣きしたことか。
それならば!どうかこのまま最後まで、2013年5月の競馬は『歴史に残る感涙レースの嵐と、胸熱の日本ダービーだった!』と、この身に刻み込みたくてしかたがない。燃え過ぎて灰にならないように、ここで一度クールダウンし『一番運のいい馬』と言われるまで、わずか1完歩となった若武者たちを見てみよう。
皐月賞馬ロゴタイプ。騎手は兄から譲り受けた鞍の温かさに自信を増すC・デムーロ。過去5年で皐月賞とダービーを制したのは三冠馬になるオルフェーヴルのみ。この年の皐月賞は震災の影響で東京競馬場という例外もある。中山競馬場で行われた皐月賞となると、06年のメイショウサムソンまで遡ることに。皐月賞とダービーを連勝するのがいかに難しいことなのかわかるし、ここでロゴが勝てば3冠の道も見えてくる。完成度ナンバーワンのロゴが、東京の長い直線を攻略できるかどうか。
出走馬の中でとりわけ両親の血統が光るエピファネイア。この大一番前にソエっぽいとの情報も。ソエとは、骨が完全に化骨していない若馬に急激に強い調教を行なったり、実戦で全能力を使い切った後など、第3中手骨の全面に炎症を起こす疾病。よくわからないので、パドックや返し馬をチェックしたいところ。
キズナ。1枠1番。過去にダービー馬を送り込んだ実績のある吉ゲートになった。鞍上は武豊騎手で文句なし。あえて皐月をパスし余力を温存したけれど、強い相手とレースをしてきていない不安も。母の血統的にギリギリの距離だとささやかれているが、前走を見ても、父と同じ直線番長であることは確かだ。毛色は違えども、顔なんて、父ちゃんそっくりじゃないか!デムーロ兄弟の桜花・皐月連覇に続き、先週のオークス、明日のダービーと、カタカナレースは武兄弟が勝利のリンクをしてくれれば、泣く。泣きたい。泣かせてくれ~。
あら、もうこんな時間になってしまった。明日の用意をしなければ。
ではでは皆さん、今日は早めに寝て、ダービーに備えましょう!
眠れるかな…。
先ほど、列整理終わりましたが
やっぱりダービー。
すでに独特な雰囲気を醸し出してます。
でも、この空気はダービー・天皇賞秋・有馬記念でしか味わえないので
好きです(笑)
ダービーは、出走する全ての馬がその時点で勝者。
でもその中で、勝つ馬が本当の勝者。
だから、毎年全馬に勝ってほしいと願います。
でも、今年だけはキズナに勝ってほしい。
ゴール前にカメラの中に飛び込んで来る馬が
白い帽子・ゼッケン1をつけた
キズナであることを信じ、その瞬間をカメラで抑えたいと思います。
そして、おもいっきり泣きます。
しょう 2013-05-25 18:42:46
しょうさん、コメントありがとうございます!
東京競馬場で「ユタカコール」をしてまいりました!
最高のダービーになりましたね!
キズナ。ありがとうー!
上坂由香 2013-05-27 22:07:45
武君勝てば盛り上がる 福永君そろそろ勝ちそう
ローエングリンがダービーかてるかな?
言っていることはあっているのにどうして馬券当たらないのかな?
中居でした。
masa 2013-06-01 13:03:32