2014年05月19日

最近の流行。

私は生まれつきとても気が短く、北海道弁でいうところの『短腹(たんぱら)』ちゃん。腹が短い分、脚が長めにできておりまして、そんな娘をあわれんだ母の遺言は「怒ったら負けよ」…。うーん。

なるべく言いつけ通りここまで生きてまいりました…が!

昨日のヴィクトリアマイル最後の直線では、手短にあった某ローカル紙を丸めて激怒。犬どもはハウス。「一瞬、夢を見た~~」と言いながらソファーにダイブして終了~。「興亡恒なし」とはよく言ったもので、真っ直ぐきたストレイトガール3着入線に、私の栄華は長く続かず滅亡でーす。

厳選した買い目は⑭-④-⑨の3連単。パドックではヴィルシーナが一番よくみえたにもかかわらず、まさかの11番人気と願ったり叶ったりだったのに~~。

PATに300円しかなく、テケトーに3本買った1本がこれで、あとの2本は、何となく他人と思えないあしながマンボちゃん軸。どうしてこうも、あと一歩で当たらないのでしょうか。前世で何か悪いことでもしたか、変な呪いとしか思えなくなってまいりました!

前が止まらない高速馬場ということで、ホエールキャプチャはあと一歩届かず。6歳という微妙なお年頃でも頑張るキャプチャを全力応援してみたのですが。もうちょっと馬場にお湿りがあったら、また違う展開になっていたかもしれませんね(いつもの負け惜しみ)。

馬券に負けた時のお約束、冷凍ホッケを出すのもほとほと嫌になって、台所に行くのも面倒に。2時間ほどフテ寝してやりました。めちゃくちゃになった新聞をみて、うちの家族は私の悲しい気持ちを察したようです。

しかしヴィルシーナは抜かさせない驚異の粘りでしたね。逃げ残りで連覇は最近の流行なのでしょうか。目の前にジェンティルドンナがいなければ、そこのけそこのけヴィルシーナが通る。しっかりと自分の強さをセールスする勝利です。

それに、なんたって内田騎手の追い方がハンパではありません。あばれ太鼓みたいな岩田騎手もかすんでみえるほど(あれ?最近暴れてないかな)

内田騎手は、今や日本で一番激しい追い方をする激情型の騎手ではないでしょうか。

「もうちょっとだ、頑張ってくれという気持ちでした」という勝利ジョッキーインタビューに、妻を応援する夫をみているような不思議な感覚に。

本当は嬉しくて嬉しくて、裸になって踊りだしたくなるところを、家族の祝い事を遠慮しながら他人様に話すように、あくまでもつつましく、言葉を選ぶ内田騎手が素敵でした。

あーあ、それにしても私の呪いはどうやったら解けるのか。頭の上に盛り塩でもしましょうかね。

まるっきりあさっての方向馬券なら、ここまで悔しくひーひー言うこともないと思いますが、道民はすすんでホッケを食べましょう運動でもしなさいってことだと無理やりこじつけて、ヴィクトリアマイルのゆる回顧にいたします。

気を取り直して、お口直し。

先日伺った余生牧場「ホーストラスト北海道」さんでのお話を。

この日一緒に行ったのは、同じトラストオーナー仲間2人。それぞれ自分たちの馬が元気でいてくれることが何よりの幸せと思い、時々こうして会いに来ています。

私たちがきたことを知って、近寄ってくる高齢の馬。足もとがおぼつかなく、「気をつけて。ゆっくりゆっくり」という声に応えて頑張って歩いてきます。「えらいね、えらいね」と芽吹いたばかりの青草をちぎって食べてもらいました。

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牧場の正面にはニセコ連峰最東端にあたる岩内岳があります。この日は北風が強く、馬たちの馬体に残る冬毛が盛大になびいていました。

最後の写真は最強種牡馬サンデーサイレンスの全妹サンデーズシス。

繁殖を終えて牧場にやってきました。岩内町という小さなまちにサンデーの妹がいるなんて驚きです。感慨深く彼女の顔を何度も撫でてきました。サンデーサイレンスは、みごとなくらいの気性難で有名でしたが、妹のシスはどうなのでしょうか。

まだ到着したてで馬房の中にいましたが、これから準備を整え、皆のいる放牧場へ放たれる日も近いでしょう。

長年お母さんをしてきたシスなので、しばらくはゆっくりと身体を休めてほしいですね。

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上坂さんこんばんわ♪
ビィルシーナ強かったですね。
内田騎手の久しぶりのインタビュー
嬉しかったです。シップに騎乗して欲しいと
切に願います。
チャンプくん元気でしたか?
サンデーサイレンスの妹がいたんですね。
大事にゆっくり余生すごしてね。

こんにちは(^^♪
サンデーズシスが
あの日本競馬を変えたSSの妹ですか?
お兄ちゃんとは別に.ひっそり暮らしていたんですか?
写真で見る限り・・・おいくつですか?
どうぞゆっくり休んで下さいませhappy01
一般ファンには見学出来ない場所に居るんでしょうね

てるみさん、こんにちは!ヴィルシーナ強かったですね!乗り替りにせず、内田騎手を信じて騎乗させてくれたオーナーにも敬服します。チャンプ、元気でしたよ!優しいチャンプなのに、乾草を食べに来た馬を追っ払う仕草もあったりして、もう十分に北海道の風に溶け込んで馴染んでくれています。シスはちょっとボロボロの馬体で到着したみたいですが、トラストのスタッフさんたちによって、またツヤツヤになってくれると思います!

graさん、こんにちは!私もシスを紹介されてびっくりしましたよ!年は25歳くらいだったと思います(ごめんなさい、聞いたのに失念してしまいました)ホーストラストは誰でも見学できますよ♪とてもアットホームな余生牧場さんで、今の所シスは馬房内ですが、慣れてきたら放牧場に放たれると思います!ぜひ、遊びに来てくださいね!

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