大陸の欠片のように小さな日本列島を、この時期一番の強敵、恐怖の渦である台風11号がジリ脚で通過していった日曜日。来るなといっても来てしまうのなら、さっさと速い脚を使えばいいものをー!…大変な大雨になって、たくさんの被害が出てしまいました。
お昼過ぎには東北地方から北海道にかけて、震度5弱(札幌は3)の地震まで起きて、意外に長い揺れにびっくり。ここ最近、地球の上から下まで、いったいなんだっていうんでしょうかね。
画面からでも強い雨がわかる小倉記念。ディープインパクト産駒だらけのレースになりましたが、渦といえばメイショウナルト!台風をミカタにつけて堂々2連覇をやってくれないかと期待してお茶の間応援。最後の直線まで見せ場を作ったものの、終いはサトノノブレス、マーティンボロに抜かれて3着。「そうか~。雨でもディープ産駒は来ちゃうのか~(遠い目)」
なんとな~く雨降りの馬場になると、ディープ父ちゃんの仔は避けてしまう悪いクセ。ふふふ…ラーちゃんのせいですね(内緒)一度変な感じについたイメージって、なかなか抜けないものです。
新潟ではレパードステークス。必殺両刀遣いのアジアエキスプレスが復活!外国産馬特有の謎めいた強さが戻ってきました!彼の勝負は今後に控える古馬との対決。勝って兜の緒を締めよというところでしょうか。
外国産馬といえば、札幌日経オープンのバンデ!長距離でも逃げて攻める競馬が持ち味の1頭。何とも個性的な人気者の名は、ドイツ語で『絆』という意味ー!!シラナカッタ!
これからの舞台は、日本馬が出走するのはちょいとお久しぶりになった南半球のメルボルンカップではないかとささやかれているのも嬉しいですね。今は亡きステイヤー界の大御所トウカイトリック先生をはじめ、同レース優勝のデルタブルース、2着ポップロックのように、日本を代表とするステイヤーになってもらい、すっかりさみしくなった長距離馬の世界をつなぐ絆になってもらいましょう!\(^o^)/
そういえば、療養中のキズナは元気にしているでしょうか。
「なんかボク、猛烈にヒマなんだけどーー!」…西の方から変な声が聞こえてきました。
競馬好きで知られるNYヤンキースの田中将大投手も、肩の負傷で戦線離脱中ですが、軽く投げる練習を始めました。キズナもじっくりとリハビリしていることでしょう。アスリートにケガはつきもの。辛抱して復帰を目指せるということは、それまで体験できなかったもうひとつの強さを勝ち取るチャンスですからね!
唐突ですがこの写真は…
昨日の札幌5Rメイクデビューで勝ったカービングパス(先日亡くなってしまったコディーノの半妹)の父ハービンジャー。
どうです!このもっさり感…いえ、重厚感!好きだなー!洗練されてシュっとした馬体もいいですが、強さが希釈されずそのまま受け継がれてきたようなこの古代感がたまりません。
コディーノの父はキングカメハメハでしたが、この馬体をみる限り、ハービンジャーとキングカメハメハは、どことなく似たようなシルエットをしているような気がします。
ずどんっとした胴体に長いとはいえないコンパクトな脚。胸前の筋肉なんて、何か生まれてきそうなくらい盛り上がっているところも…薄目にして見ると似てますね(苦)。
「ヤツのド派手カラーと違って俺は無印。頼むから白黒にしてみてくれよ」
キングカメハメハ父ちゃん。御年13歳。前半(なんの?)飛ばし過ぎて一時的に体調を崩したこともありましたが、今年はすっかり元気になって、お仕事も無事終了。Sの字がつかない大将の座は、まだまだお父ちゃんであると私は思っていますよ~~♪