先週グランドオープンした札幌競馬場。その日私は福島県の相馬野馬追の取材があったため痛恨の欠席！「札幌に、なんでアンタがいないのよ！」とかなりのお叱りを受け、デカイ頭を何度も下げつつ皆勤賞から脱落してしまいましたが、そうなってくると変な余裕も生まれるもの。昨日は午後からのんびりと重役出勤で競馬場へ。

我が愛しのホームSAPPOROは、昭和最後の香り漂う鉄火場から劇的に洗練され、段差のないフルフラットな平成のフォルムに変貌していました。不思議なことに、耳に赤ペンのひとがいない！建物が変わるとヒトも変わるのでしょうか。フードコートも充実していて、北海道名物豚丼や、私の大好きなビーフシチューがあるレストランも！カフェ風になっているお店が多く、これなら女性の競馬愛好家もゆっくり優雅にくつろげますね。

あれ？マズイけどなぜか食べちゃう日本一うまくないあのそば屋はあったかしら…（関係者の方スミマセン）。

メインレースのクイーンステークスが札幌記念状態の集客。新しい競馬場が狭く感じるほど。気温は32度で湿度も高く、いくらビールを飲んでも酔いません。

公園だった場所がパドックになりました。馬のブロンズ像は競馬場入口付近にお引越し。建物の上からでも馬たちを近くにみることができます。

いよいよクイーンステークス出走馬登場！まずは夏に涼しげな芦毛のアイスフォーリス。いい気配。

最後尾に応援馬のオツウ登場。はじめはイヤイヤの素振り。

パドックをみてようやく落ち着きました。素敵なお尻です。大和屋暁オーナーの姿も。笑顔で愛馬を眺めていました。

スタート直前。心なしかスタンドとコースが近くなったような気がします。

現地で再会した栗山の馬券番長と、恒例の夢馬券メイキングは、乗ってる男：福永騎手のキャトルフィーユ、外しちゃいけないディープ産駒のスマートレイヤー、実力は折り紙つきのアロマティコ、ブロンズ色に縁のあったディアデラノビアの娘ディアデラマドレ、そして！ハーツクライ産駒で応援し甲斐のあるオツウは単複馬券。以上の頭数で3連複をいい加減に5本組み立てて勝負。

メインレースまでビール2杯、豚丼、フランクフルト、枝豆、から揚げなどを食べてしまい、馬券代のほとんどを胃袋へ格納！せっかく競馬場にきたのに、500円しか馬券を買わないとんちんかん現象でしたが…！！！

結果は1本的中＼(^o^)／2,880円の4ケタ勝利。競馬場で食べたぶん、全部帰ってきた計算です。

一方、応援馬券のオツウは・・・。いつものように素晴らしいスタートでハナにたつと、そのまま気持ち良さそうに先頭をキープ。スタンドからは「いけいけ～！そのまま逃げろ～！」の声も後押しして、オツウはいい感に走っていましたがっ！最後のコーナーを回ったあたりから失速して11着(T^T)

オツウのいいところは、ミヤビな馬名とはうらはらに、とってもキュートでギャルっぽい感じでしょうか。さらに彼女の血統は、あらゆる角度からみても、その素晴らしさからいくらでもご飯が食べれるくらいみごとなもの。古式ゆかしい日本の母系とSS系の融合が通好みですよ～。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001124583/　←オツウの血統。おかずにどうぞ。

久しぶりの競馬場で仲間たちとワイワイやりながらも、なんとなく寂しかったのは、毎年札幌に来てくれる典さんがいないこと。新潟でアイビスサマーダッシュ2着と健闘した彼ですが、「なんで新潟なんかに（新潟の皆さんスミマセン）いるの！」…思いっ切りフラれた気分になりました。

札幌記念はゴールドシップが出走予定なので、その時はきっと来てくれますよね！

今年もしつこく待ってまーす！