2015年01月19日

フサイチホウオーを訪ねて。

と、その前にー!

昨日の京成杯!!ベルーフがやりましたねー!

私の大好きなハービンジャー産駒にして父ちゃんに初重賞プレゼント!ゴール前はものすごい大接戦で、英国紳士の御曹司らしく奥ゆかしいハナ差の勝利でした。

ベルーフ自体、血統的になんとなく怪しい香りのする性格がどうなのか不安視されましたが、そこは気性難の競走馬を手掛けたら世界一の池江調教師。ドリームジャーニーやオルフェーヴルを育てた経験と実績は確かなもの。皐月賞を狙える馬との出会いに力こぶをモリッっと盛り上げていることでしょう。

ベルーフのママはステイゴールドの全妹レクレドール。秋華賞馬スイープトウショウと同期でアドマイヤグルーヴなどの強豪と戦ってきた戦歴を持つママにとっても重賞制覇の産駒出現ははじめてのことです。

そろそろ次のお子さまを考えたいこの時期。「あれ?もしかして今年もハー様に会えるかしら」なんてレクママは心待ちにしているかもしれませんね♪

冬になると、天候の不順や道の悪さから、途端に行動範囲が狭くなってちょっぴりさみしくなってしまいますが、晴天に恵まれた16日の午後。競友と一緒に、モモセライディングファームさんまで遠征して、フサイチホウオーに会ってきました。

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2歳の新馬戦から、東京スポーツ杯、ラジオNIKKEI杯、共同通信杯と4連勝したのち、皐月賞では3着。その後日本ダービーでは1番人気という力強い後押しも届かず7着に沈みました。

競馬と出会い、初めて買った的中馬券がウオッカの日本ダービーでアサクサキングスの馬単だった私。ウオッカを1着にして、2着にアサクサ、ドリームジャーニー、ヴィクトリー、そしてフサイチホウオーという馬券を4本。わけもわからず塗りつぶしたマークシートは、機械に入れると2回もエラーが出て3度目の正直で馬券になりました。的中した後は喜ぶどころかこわくてこわくて、後ろのひとにお金が見えないよう瞬時に財布に入れてから、ものすごい勢いで競馬場をあとにしたことを思い出します。

今なら、あのくらい見事に当たれば、お札を見せびらかして小躍りするんでしょうけど(早くしたい!)

フサイチホウオー。ダービー1番人気のその馬体は、絶対プロティン飲んだだろう!と思わせるくらいの筋肉のかたまりで、馬に「迫力」というオーラをはじめて感じた馬でしたが、どういうわけかいいところなく馬群に沈み「ウオッカの歴史的快挙」と「ホウオーの謎」が背中合わせになって今も印象深く残っています。

ダービーを走り終えてから、よくない方に馬が変わってしまったホウオー。戦歴をたどればダートも1度試されたんですね。やがてG1級の馬がG1を勝てないまま引退に。アロースタッドで種牡馬になりましたが4年間で55頭ほどの種付けをしただけで短い種牡馬生活も終わり、ノーザンホースパークで乗馬になりました。

その後、札幌市内のモモセライディングファームさんに移動。ホウオーに会うのは、アローさんに居る頃とパークに居た頃を含めて3度目。種牡馬時代から、優しい表情で手を差し出してもかじろうともしない温和なホウオーは健在でした。

「普段はとてもいいこなのですが、ひとが跨るとスイッチが入ってしまうので、上級者しか乗せられないんですよ。これからまた調教していきます」と、モモセさんのスタッフが話してくれました。

美しい流星で飾られた彼の鼻先を何度も撫でながら、ここに来たからにはとにかくいい子にして、ひとに順応しなくてはいけないよ、じゃないと、またどこかに出されてしまうよ、などと、少々物騒なことを話しかけてしまいましたが、元競走馬が乗馬になるからには、きちんとひとを乗せて仕事をしないと自分の命を削ることを意味します。

ホウオーには、これからゆっくりと年を重ね、調教を入れ直してもらい、誰が乗っても楽しい乗馬になれるよう頑張ってほしいものです。

「そろそろ乗り頃ですよ」と知らせが入れば、また訪ねてみたいと思います。

フサイチホウオーがいるモモセライディングファームさんはコチラです→https://uma-furusato.com/i_search/detail_farm/_id_1060

どんな乗り味なのでしょうか、ホウオーさん。
中央競馬を引退したばかりのサラブレッドたちに乗馬を教わった身としてはとても気になります。
・・・ですよね、良い子で乗馬なら、皆に末永く愛されますね。
良い子になって、新しいファンが増えるといいですね。

由香さん、こんばんわ。

ウチは、フサイチホウオーの
共同通信杯で目の前で見た時にオーラ感じましたね。
3歳重賞で古馬がいる、、、
あれ反則だろっていう圧倒的な迫力のある馬体でした。
そのおかげでボロ儲けさせてもらった思い出が、、、(笑)

でもあれ以降すっかり影を潜め、、、
あの強さはなんだんだろうか、、、
ダービーもなぜ負けたのか???
ほんと謎だらけの馬でした(笑)

そうですか今、乗馬なんですね。
でも人が乗るとスイッチが入るってことは
まだ現役の頃の荒々しさが少し残っているんですね、、、
きっとお父さんの影響が(笑)

さくらさん、おはようございます。ホウオーさん、まだまだ安心してひとを乗せられない馬らしいですが、調教を入れ直すそうでるから、まだ時間はかかるみたいです。私も中央を引退した馬に馬乗りを教わりました(トルネードダンサーという馬です。もう亡くなりました)「ひとを乗せるって楽しいな」と馬も思ってくれたら、お互いに幸せなんですよね♪

しょうさん、おはようございます!ホウオーの現役時代、私は初めて馬に向けられた罵声というものを感じました。みんなそんなに何を怒っているのだろう、そんな風に言わなくてもいいじゃない!って。競馬を始めたばかりだったのでびっくりしましたが、それは、彼に大きな期待をしていたファンの情熱の裏返しだったんですよね。「なぜなんだ」という疑問を自分で拭うこともできず静かに引退していったホウオー。アンカツさんはどう思っていたのかしら。普段は本当に穏やかで、ひとを乗せると狂いだす…。この2面性が今後ホウオーの命を縮めることにならなければいいのですが。上級者は乗れるみたいなので、最悪の事態にはならないと思うんですけどね。素晴らしい馬っぷりは健在だったので安心しています。

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