自宅周辺は雪景色だった先週1週間
今もまだあちこちに雪が残っています。
開催があった船橋は積雪無し
千葉ってあったかいのね・・・と思った1週間でもありました。
が、
やっぱり1月は寒いっ
開催中はずっと外にいるので、カイロやらヒートテックやら、ダウンコートやらを駆使して寒さをしのぎました。
あったかグッズを開発してくれた皆さん、アリガトウゴザイマス
さて、今回の船橋開催最終日には、
名牝ロジータの血を引く3歳牝馬オルキスリアン(張田京厩舎 3歳牝馬 父キングカメハメハ 母アクイレジア 馬主:吉川朗様)が
繁田健一騎手を背にデビュー戦を快勝しました
馬名は張田京調教師と、
ロジータの主戦騎手として活躍した野崎武司元騎手とで考えたそうで、
オルキスリアンの「オルキス」はランの花で、祖母ロジータ(ユリ)からイメージ。
「リアン」はフランス語で絆の意味とのこと
「血統的な絆と、オルキスリアンが繋いでくれた人と人との絆への思いを込めて付けたよ」
と張田京調教師。
レース後には、臨場していた野崎元騎手と肩をたたきあって喜びを分かち合うシーンも素敵でした
さて、ここからは「調教師補佐」お二人をご紹介
まずは船橋・齋藤 敏厩舎の大津剛調教師補佐。
2014年6月に補佐になる前までは厩務員さんとしてお仕事していました。
大津さんといえば、SNSでの情報発信やファンの皆さんと共に競馬場周辺をお掃除する
クリーン大作戦など、「交流」の場を大切にしていることでも知られています
(もちろん、お仕事上の制約はありますので、いずれも“できる範囲内で”という条件のもとで )
でも、もともとは、たくさんの人と交流することがあまり得意ではなかったそうです。
「補佐になって、人と対するのが苦手なのは良くないな、と思って踏み出してみました。
ファンの皆さんあっての競馬場。
皆さんの気持ちに応えられるよう頑張っていきたいですね」
(大津調教師補佐)
取材時には、厩舎作業についてのお話もたっぷり聞かせてくださいました。
開催時にはレース立ち会いの合間を縫っての作業。
「スーツ着用なので、作業がたいへんですよ」
とのことでしたが、テキパキした動きはさすがです
他にもいろいろとお話を伺ったので、
そちらはコラム「南関フリーウェイ」でもお届けしたいと思います。
続いては、船橋・佐々木功厩舎の岩崎(品田)真樹調教師補佐。
北関東競馬をご覧になっていた皆さんには懐かしいお顔かも知れませんね
元々は宇都宮競馬の騎手でしたが、廃止にともなって佐賀へ移籍。
その後、家業を継ぐために会社員の道へと進みましたが、再び馬の世界へと戻って来ました。
兄の品田直樹さんは競艇選手
岩崎調教師補佐も一旦は競艇選手の道を目指したそうですが、やむを得ず断念。
資格の本を読んでいたら、たまたま地方競馬の騎手候補生募集の記事を見つけて、
締切りの1週間前に応募したそうです。
「もともと勝負の世界に進みたいな、と思っていました。
今は補佐として厩舎の事務的な手続きなどを覚えながら、
3頭担当して厩務員業務も続けています。
ゆくゆくは開業して上を目指していきたいですね」
(岩崎調教師補佐)
明るい笑顔で和やかな雰囲気ながら、馬の世界への情熱を感じさせました。
ちなみに、上の写真を撮影する直前まで、
レースから戻って来たばかりのスーツ姿だったのですが、
私の撮影切り出しのタイミングが今一歩だったため、取り損ねてしまいましたっ
次のチャンスを伺いたいと思います
ちなみに、岩崎調教師補佐は学生時代は陸上部に所属。
現在も大会に出場して優勝するなど、アスリートとしても活躍しています。
そんな岩崎調教師補佐の厩務員時代の素敵なシーンはこちら。
優しい笑顔に馬への愛情がにじみ出ています
癒し系メンコでも親しまれている佐々木功厩舎ですが、
佐々木功調教師のご自宅の玄関には
「無事(レースから)帰る」の願いを込めてカエルの置物も飾られていました。
この写真のメンコは実用と見た目のかわいさ、そして御守りにもなっているのですね
岩崎調教師補佐についても、
詳細はコラム「南関フリーウェイ」で書かせていただきますね
明日は川崎記念(JpnI)、全馬の無事と南関東勢の健闘を祈りつつ・・・
また来週お目にかかりましょう
ロジータは、化け物の強さでしたね…
同時自分は小学生で、千葉県に住んでました
(たまに父親に連れられて中山競馬場に行ってました)
チバテレビで23時過ぎに「南関地方競馬ダイジェスト」
が放送されてまして
ロジータの強さをTVで見て、牝馬が雄馬に勝つ事に驚きました‼
あと、ホクトベガが国内最終戦の川崎記念から
約20年ですね…
Am5:30~極寒の中、寒さに震えながら並んだ事を思い出しました
長蛇の列とあまりの寒さの為、川崎競馬関係者様のご好意で開門3時間前に「佐々木竹見記念館」を開放
暖かい部屋を用意してくれた配慮と左優しさとホクトベガの伝説は、一生忘れません
知彦 2016-01-26 04:58:31
私は乗馬学校で下働きを4年ほど行ったことがありますので、馬のお世話をする仕事の大変さがわかります。
調教師さん、調教師補佐さん、厩務員さん等スタッフには頭が下がる思いです。
CJ 2016-01-26 16:01:21
知彦さん、こんばんは。
ロジータ、ホクトベガ・・・両馬とも本当に強いお馬さんでしたが、対照的でもありますね。
ロジータは血を繋ぎ、ホクトベガはドバイから帰ることなく・・・
でも、今なお語り継がれる名牝として輝く存在でもありますね
川崎の関係者さん、そんなお心遣いをしてくれていたのですね!
そういう出来事も、レースと共に大切な思い出になりますね
阿部典子 2016-01-29 18:54:07
CJさん
こんばんは。
乗馬学校に行っていらしたのですね。
馬のお世話はほんとうにいろいろあるようですね。
皆さんいつお休みしているのかなぁ・・・なんて思うこともしばしばです。
そんな中取材に協力していただけて感謝いっぱいです
阿部典子 2016-01-29 18:55:56