先日行われた船橋競馬の2歳能力試験で、楽しみな存在が合格しました
半兄に、南関東のみならず地方競馬を代表する強豪馬ハッピースプリント(父アッミラーレ 森下淳平厩舎)がいる
2歳牡馬ユーコンクエスト(父ジャイアントレッカー 矢野義幸厩舎)です
試験当日時点で併せ馬をしたことがなかったそうで、試験でのタイムは目立ちませんが、
「いいですねぇ~
まだまだ仕上がっていない段階ですが、いい走りをしていましたよ。
ゲートも問題ないです」と本橋孝太騎手
担当は、ルースリンドでお馴染みだった上永吉達朗厩務員です。
3か月ほど前に入厩したそうですが、体質を考慮してこの時期までじっくりと向き合ってきたとのこと。
「キ甲も抜けていないし、まだまだ半分のデキ。
頭がいい馬で教えたことは1度で覚えるよ。
レースに向けて、これから馬体を絞らないとね。
ダイエットだな(笑)」
ニンジンをもらいながらの洗い場。
2歳らしくてほほえましいですね
馬名のユーコンクエストは、カナダのユーコン準州とアメリカのアラスカ州で毎年2月に開催されるイヌぞり大会のこと。
ホワイトホースからフェアバンクスまで(出発・到着地は一年ごとに交代)の1000マイルを、
どれだけ早く移動できるかを競う過酷なレースだそうです。
偶然ですが、この夏のマイブームは、
フェアバンクスを拠点にアラスカの人と自然の美しさ、壮大さ、
厳しさとあたたかさを伝え続けた星野道夫さん
趣味=読書ということもあって以前から星野さんの作品は大好きでした。
この夏は没後20年ということで、本屋に特設コーナーが開設されたり、雑誌で特集が組まれたり。
そういう空気の中で読むのもいいかな、と思い改めて著書を何冊か読んでいます。
その中に何度も登場するユーコン川。
もちろん星野さんもユーコンクエストのことはご存知だったことでしょう。
心に響いた箇所に付箋を貼りながら読み進めている著書には、
アラスカの過去と現在に人々の魂を感じ、そういったものに大切に寄り添いながら、
未来へと思いを馳せる表現も数多く出てきます。
そんな文章が胸に沁みる・・・
それは、星野さんが何度も心に描きながらも、見ることが叶わなかった未来だからかも知れません。
実は、私は北極南極大好き
この夏に行った稚内では「南極観測60周年記念事業」を見学して萌えました
感涙でしたっ
北極関連やシロクマの写真集もいっぱい南極の旅行本も持ってる
アイスランドの切手も持ってる
稚内青少年科学館での「極地展」では貴重な展示の数々に感動しました
で、稚内でスタンプを押して、よーく見たら・・・
東京都・・立・・・
なんでしょう、この逆輸入感は
でもいいんです
町のあちこちにロシア語が併記されていた稚内。
静かにたたずむ北の町にまた行きたいと思います
競馬場の風景も載せておきましょう
台風の翌日、朝の調教時間の写真
栗毛が美しいルリアンソリデ(船橋・稲益貴弘厩舎 馬主:野崎優様)
今日の締めは朝の調教時間の本田正重騎手のちょっと照れくさそうな素敵スマイルです
ぜひぜひ競馬場に応援に来てくださいね