今回は11月3日に行われた競馬の祭典・JBCを写真と関係者コメントで振り返りましょう。
当日は重賞が4つ続いていたので
パドック→レース・コメント取り→レース・コメント取り→レース・コメント取り・・・
を怒涛のように・・・
そんな中、いろいろ撮りました
スタンド・ファンエリアからは見えづらい、レースとはまた違った雰囲気のシーンを中心にお伝えしてきますね
JBCレディスクラシック(JpnI)
優勝馬: ホワイトフーガ
高木登調教師
「連覇できてホッとしました。
ノドの具合が気になっていましたが、1度叩いて馬も良くなりましたね。
返し馬も折り合いがついていました。
3コーナーで上手く外に出せたので大丈夫だなと思いました。
川崎は相性が良いですし、左回りも合っていますね。
入れ込み癖がありましたが、大人になってきました。
今後はノドの具合を見ながら決めたいと思います」
蛯名正義騎手
「人気に応えられて良かったです。
仕上がりも良く良い状態でした。
先行馬がいるのかと思っていましたが、
みんな様子を見ながらといった感じ。
その中で良い流れでいけたと思います。
行きたがっていたけど、前ほどではなかったですね。
抜群の手ごたえでした」
厩務員さんのホワイトフーガへの愛情が伝わってくるシーンがたくさん見られました。
JBCスプリント(JpnI)
優勝馬:ダノンレジェンド
村山明調教師
「年に1回しかないレース。
悔しい思いをしたので、勝てて嬉しいです。
いつも通り力を出せば一番強いと信じていました。
前走は展開が向かずに力が発揮できなかったので、心配はせず、
絶好調でいい状態でレースに臨めました。
控えなければいいなと思っていたので、逃げてくれてよかったです。
ミルコに海外での出走を言われていたのですが、これで来年は考えてもいいかな、と思います。
年内は走らず休ませる予定です」
レース後、馬場まで迎えに行った厩務員さんを鞍上から抱き寄せて
喜びを分かち合ったミルコデムーロ騎手。
ミルコデムーロ騎手
「とっても嬉しい!
馬は物見をして怖がってずっと緊張していたので
勝てて嬉しいです。
(ファンの皆さんから)『ミルコ!ミルコ!!』って言われてとっても嬉しかったです。
パドックではマイナス11キロというのを見てちょっと気にしていたけど、
馬はすごくよかった。
ゲートも落ち着いていて、1コーナーもスピードがありました。
とても賢い馬。
この前はコーンベリーが隣にいて(馬に)プレッシャーがあったのですが、
今日は自分のペースで落ち着いていました。
落ち着いている時は走ります。
右回りも走るけど、特に左回りが上手。
良い手ごたえでした。
(川崎の)直線は(西日で)眩しかったです。
負けてもまたチャンスをくれた馬主さん、調教師さんにありがとうという気持ちです」
JBCクラシック(JpnI)
優勝馬:アウォーディー
松永幹夫調教師
「嬉しいですね。最高です。
今日は日本のダート馬で一番強い馬が揃っていたのでどんな競馬になるかなと思っていました。
スタートはあまり良くなかったけど、いい位置につけてくれましたね。
抜け出したら走るのを止めるところがあるので少し心配していましたが
武騎手が上手く乗ってくれました。
次はチャンピオンカップの予定です」
表彰式に武豊騎手が現れた時の大歓声はすごかった
さすがの存在感を感じました
武豊騎手
「先行馬に離されないポジションで乗りました。
1周目はスローだったので早目に動きました。
先頭に立ちたがらないので注意しました。
乗りやすい馬ですし、いい形でレースを運べたと思います」
日本テレビ盃(JpnII)を制した時には「JBCでアウォーディー(笑)」とお茶目なコメントをした武豊騎手。
今回、周囲の期待感を察して
「チャンピオンカップでアウォーディー・・・、って言って欲しいんでしょ(笑)。
じゃ、アメリカに行って来ます」とマスコミにサービス
レース後すぐに11月6日のBC F&Mターフに向けて出発していきました
今年のJBCも終了して、これからは深まる秋に冬の予感。
残り2カ月を切った2016年の競馬を楽しんでいきましょう