6月7日、南関東競馬に新たなダービージョッキーが誕生しました
それは、地方競馬のリーディングジョッキー森泰斗騎手
今年の目標であり、念願だったダービージョッキーの称号を
船橋・佐藤賢二厩舎のヒガシウィルウィンとのコンビでつかみ取りました。
森騎手といえば、今でこそ地方競馬を背負って立つ頼れるトップジョッキーですが、
北関東時代に競馬場の廃止を2度経験するなど、
波乱の騎手人生、苦労を重ねて来たことでも知られています。
常に周囲への感謝の気持ちを表し、取材で見せる真摯な人柄からも
応援している関係者も多い森騎手
だからこそ、今回のダービー制覇直後の関係者エリアでは、
「泰斗、おめでとう!」
「良かった!!」
「念願かなったね!おめでとう!」
そんな声があちこちから掛けられていました
森泰斗騎手
「ずっと目標としてきたレースで、今日は朝からずっと緊張していました。
この馬とずっと今まで積み重ねて来たものが今日は完璧な形で出せたと思います。
最後の直線、はじけましたね!強かったです。
ヒガシウィルウィンは道営の関係者の方々からバトンを受け取って、
船橋で大切に、一生懸命育てています。
まだまだ、一戦ごとにパワーアップしていますので
中央馬との闘いも十分やっていける手ごたえがあります。
応援してください!」
歓声の中のウイニングラン
眩しかった
表彰式の後、待っていたファンに丁寧に応えていました。
ここまでの騎手人生最良の日、と語った森騎手。
いつもクールでクレバーな印象の森騎手のこんな笑顔
ほんとにほんとに嬉しそうで、
見ている側もHAPPYになりました
これから先もきっとこんなシーンをたくさん見せてくれることでしょう
実は上の写真、囲み取材で佐藤賢二調教師のインタビューを聞きながら、 カメラを構えてとっさに撮ったもの。
角度や距離の関係で撮り切れない場合もあるのですが、
今回はキャッチすることができました。
記念のショットが撮れて嬉しい
そして、このシーンの奥には、
生産者、育成者、道営の皆さん、
船橋の佐藤賢二調教師、米谷調教師補佐、秀島厩務員など、
ヒガシウィルウィンを支えて来た皆さんのかけがえのない力が存在しているんだなぁと
思いました。
森泰斗騎手は、
6月28日の帝王賞(JpnI)にはJRAのコパノリッキーに騎乗することもオーナーサイドから発表されました。
今年の目標には「JpnIも勝ちたい」と語っていましたよ
ダービージョッキー森泰斗騎手の活躍、これからもますます楽しみです