11月15日。
思いがけなく、競馬場を去っていった馬。
そして、待望の復帰戦を迎えた馬。
今回はその2頭について
まずは、去って行った馬。
ロサギガンティア(JRA 藤沢和雄厩舎 6歳牡馬)。
11月12日、東京競馬場でオーロカップ(OP 芝1400)に出走しましたが、競走を中止。
『右後肢浅趾屈筋離脱』で競走能力喪失となり、
惜しまれつつ、競走馬生活に幕を下ろしました。
2012年 社台ファーム
1歳のロサギガンティア。
おでこのモリモリ感もまだ控えめ(笑)、
眼差しも、1歳馬のあどけなさがあってほほえましい。
オーロカップは現地でレースを観ていましたが、
まさかこういう形で現役を終えるとは思いもせずにいたから、
あぁ、そうだった。
馬はいつもちゃんと丁寧に観ていなくてはいけないんだった、なんて思ったり。
診断結果を待ちながら、
何度も繰り返す後悔を噛みしめていた11月15日。
現役引退のお知らせが届きました。
ふたつの重賞、スプリングステークス(GII)と阪神カップ(GII)優勝はアツかった
一緒にいられた時間はあっという間だったなぁ・・・。
フジキセキの後継として、ささやかでも、種牡馬になれれば
そしてその名と血を繋いでいければ・・・
怪我が早く治りますように。
写真は2年前のオーロカップ優勝時のロサギガンティア
この後、連勝で阪神カップ(GII)を制しました
ロサギガンティアの引退が決まって
しょぼーんとなった気持ちを奮い立たせてくれたのは、
同じく6歳牡馬、レガルスイ(船橋 矢野義幸厩舎)
ロサギガンティアの引退の知らせが届いたこの日、
大井 マイルグランプリ(SII)で1年2ヵ月ぶりに復帰しました
大井競馬場手前のコスモスはアーティフィシャルフラワーです。
昨年は京成盃グランドマイラーズ(SII)で重賞初制覇
休養前のテレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)では3着。
先日のJBCスプリント(JpnI)を制したニシケンモノノフに先着した実績も。
一生懸命なこの姿と再会できて嬉しかった
レガルスイの馬名はイタリア語で「絆を結ぶ」という意味があるそう
しょぼーんとなったところに、かっこよく登場するなんて、
出来る男・レガルスイ、ですね
「気は良いけど、久々のレースでまだ身体がついてきていない感じ。
巻き返せるだけの力がありますよ」と石崎駿騎手。
気合に満ちた表情の途中で、ちょっとかわいい顔をするところもレガルスイの魅力
このあたり、オフタイムは陽気だった母ピンクキューティの面影があります。
次走が楽しみ
さて、南関東競馬では来年度(平成30年4月~翌年3月)までの日程が発表されました。
なんと、なんと、船橋ケイバは通年ナイター
通年か、通年なのか。
再来年の1月2月はカイロなどの防寒グッズをたっぷり用意して挑みましょう
マスクは寒さだけではなく、お肌の乾燥も防げてとても良いです
ここまでのハートビートナイターで、
頭のてっぺんが冷えると寒いことが判明しました。
ニット帽も必要ですね
えーと、他には・・・
まだ準備期間はあります
おのおの方、抜かりなく
ちなみに、浦和・大井、大井・船橋などのリレー開催日も増えました
日程は南関東4競馬場サイトでご覧いただけます。