9月16日、中山競馬場で行われたセントライト記念(GII)で優勝したのは
リオンリオン(栗東 松永幹夫厩舎)でした
レースから戻って来たシーン。
闘志いっぱいの表情でした。
横山典弘騎手
「今日はいい感じに唸っていました。久しぶりに道中抑えることができました。
まだヨタヨタしたところなど、
今後(菊花賞など)に向けて良くなってほしいところがあります。
(レース前に)雨が降りましたが、馬場もちょうど良かったかも知れませんね。
秋初戦としては言うことがありません」
リオンリオンの母はアゲヒバリ。
父クロフネ、母トゥザヴィクトリーという超良血
幼い頃にケガをして、3歳の2月に南関東・船橋の川島正行厩舎からデビューしました。
当時、「すごい血統の馬が来た!」と厩舎でも話題になった記憶があります。
アゲヒバリは、2007年2月にデビュー勝ちし、南関で9戦4勝。
約1年の競走馬生活を経て、繁殖入りしました。
馬房やレースでは勝気な表情を見せていたのを覚えています。
あの日から12年。
産駒の重賞勝ちを見られて、嬉しかったです。
残念ながら、アゲヒバリは今年7月に亡くなってしまったとのこと。
産駒たちに受け継がれたその血を
競馬場で応援していきたいと思います