新ひだか町から、こんにちは。
週末の世界と日本の競馬は、まさにドラマティックでした🐴✨
ドバイWCデーの日本馬の活躍。
高松宮記念で悲願のG1勝利を挙げた丸田ジョッキーのインタビュー。
ずーっと感動しっぱなしの週末!
更に、ドバイターフを同着優勝したパンサラッサの生まれ故郷である木村秀則さんの牧場に取材で伺えたことが、私にとって感激する出来事でした。
某フリーペーパーの編集長に「木村さんのところはロケーションが素晴らしいし、とっても気さくで馬づくりに熱心で真面目な人だよ。」と、以前から聞かされていたのでワクワクしながら向かいました。
ヤマニンベン牧場の看板を奥に進み、蛇行した細い道を登っていくと広い放牧地が広がります。
そして、振り返ると青い水平線が。
放牧地と海ーー。
絶好のロケーションです!
ドバイターフ当日、レース直前にお産があり仔馬が無事に立ち上がったのを見届け、バタバタした中でのレース観戦だったそう。
「初めての海外遠征なので、平常心でまずは無事に走ってくれることを祈っていました。しかし、最後の直線で逃げ切るパンサラッサに、最後は声を上げて応援していましたね。」と、レースを振り返る木村さん。
「今回が初めての海外遠征だったので大丈夫かな……と不安でしたが、矢作調教師は“勝つ”という強い思いを持って向かっていたのだとレースを観て改めて感じました。」
同着優勝が決まるまでの間、各自TVで応援していたスタッフから続々と電話がきたそうです。
翌日になってからは、関係者をはじめファンの皆様より沢山のお祝いとメッセージが届いていました。
「こんなに多くのファンの方々が、パンサラッサの事を応援して下さっていることにとても驚きました。」
パンサラッサの母ミスペンバリーは、レース前日にラストクロップとなるレイデオロの牡馬を出産。
「2011年に今の牧場をスタートする際、広尾レース様より預けて頂いた縁のある馬です。人と人との繋がりに支えられて、牧場をやっていけるのだと日々感じております。」と、取材中に何度も人との繋がりに感謝していました。
そして、取材時に放牧地で過ごしていたのが、パンサラッサの半姉ディメンシオンとその仔。
2/3にロードカナロアの牡馬を出産。
母の後ろに控えめに隠れる姿が愛らしいです。
世界のG1馬が「日高」から出たことに“夢”がある――。
皆様からいただいたメッセージの中で、特に多かったお祝いの言葉だったそう。
馬をはじめ馬に関わる人たちに、いつも夢や希望をプレゼントしてもらっているな……。と、改めて気づいた今回の取材でした。
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