札幌競馬場から、こんにちは。
山の木々の色も変わりはじめ、北海道はすっかり秋めいてきました。
週末に行われた「じみちコンテスト」を見に、札幌競馬場へ行ってきました。
北海道和種馬(どさんこ)の歩様を競うコンテストで、今回は8頭のどさんこが出場しました。
トーナメント戦で行われたのですが、側対歩(そくたいほ)という歩き方の美しさを競います。
そもそも側対歩というのは、左右の前と脚が同時に動く歩き方です。
普段馬が行う歩きは斜対歩(しゃたいほ)なので、とても珍しい日本和種馬の中でもどさんこに多い歩様なのです。
どさんこは、日本の土地が開発される際に背に荷物を積んで山道をある運搬作業=馬搬(ばはん)で活躍していました。
青函トンネルが建設された時も、重機が通れない狭い急な山道を通り機材を運搬していたとのこと。
側対歩という歩き方は反撞が少なく、荷崩れもしにくいのが特徴です。
今回優勝したのは、4歳馬の結月号でした🐴✨
途中何度も嘶きながら、元気いっぱいに歩いていた姿が印象的でした。<
<表彰式の様子>
実は北広島市にある道央流鏑馬会の馬も参加しており、今回来場した何頭かは流鏑馬でも活躍しています。
10月26日(土)に行われる「うまカルフェスin新ひだか」で流鏑馬を披露していただける予定です。
是非、流鏑馬を頑張るどさんこ達に会いに来てくださいね!
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