札幌競馬場から、こんにちは。
週末は競馬場へある人物の応援に行ってきました🏇
ひだかうまキッズ探検隊は2017年からスタートしているので、初年度参加の子どもはもう大学生や社会人へと成長しています。
大学で馬術に励んでいる人
馬とは違う道に進んでいる人
趣味で乗馬を楽しんでいる人
十人十色の充実した生活を送っているのではないかなと思います。
今回は今までのひだかうまキッズ探検隊での出会いの中で、中央競馬デビューを果たした人物のお話です。
その人物とは、子どもではなくうまキッズの「サポーター」でした。
知り合った時は小学校教諭だった、牧野匠実(たくみ)さん。
2023年4月よりホッカイドウ競馬角川秀樹厩舎の厩務員として、新たな生活がスタートしました。
<小学校教諭時代に授業で木村秀則牧場を見学(一番右が牧野匠実さん)>
うまキッズのお手伝いをしてくれていた時は乗馬経験もなく、ほぼ初めての状態から馬の仕事を始めたことに正直とても驚きました。
早朝からの仕事、騎乗訓練や体重の管理・・・。
全てにおいて慣れるまでかなり大変だったのではないかと思います。
あまり連絡を取らなくなってしまいましたが、門別競馬場に行った時にパドックで馬を曳く牧野さんを見かけた時は成長ぶりというか表情が変わったなと感じました。
言葉にするのが難しいのですが・・・。
私が知っている競馬が大好きな彼ではなく、競馬を仕事として取り組む表情に変わったなと感じました。
先日8/7㈭に行なわれたサッポロクラシックカップ(H3)では重賞馬ゴッドバロックの担当厩務員として口取りしている姿をSNSで発見し、お祝いを伝えるため久しぶりに連絡を取りました。
【#サッポロクラシックカップ 結果🍺】
— がんばれ!ホッカイドウ競馬 (@dokeiba) August 7, 2025
3番手につけた単勝1番人気⑥#ゴッドバロック(牡2=角川秀樹厩舎、父シルバーステート、岩見牧場=新冠町生産)が直線で力強く抜け出し1着に。
前走・栄冠賞2着の雪辱を果たし、みごと重賞初制覇を飾りました!#ホッカイドウ競馬#門別競馬場 pic.twitter.com/yYDYeyhNR9
その時に「コスモス賞に出走するハクアイストーリーの担当として中央競馬デビューです!」と返信があり、今度こそ見逃す訳にはいかないと札幌競馬場へ向かいました。
結果は8着でしたが、私にとっては思い出に残るレースとなりました。
レース後の感想を知りたくて連絡を取ったのですが、その返信を見た時に自分の質問の浅はかさに恥ずかしくなりました。
1つ1つの質問に真剣に丁寧に答えてくれ、ハッとさせられっぱなしでした。
私の知っている頃の彼ではなく、ホースマンとして成長していたのです。
中央競馬デビューを振り返っての質問に対しては、
『パドックからの景色はとても素敵でしたし、また来たいなと思いました。でも悔しさでいっぱいです。ホッカイドウ競馬を代表して出走しているわけですから、次こそは万全の状態で馬を送り出して、恥じないレースができたらなと思いました。』
今後の課題やその先についての質問に対しては、
『まだまだ勉強不足と感じる毎日です。小さな変化にも気づける観察力、それにすぐ対応できる知識や技能を磨いていかなければならないと思っています。
特に大きな目標というのはありませんが、日々、一頭一頭が着実に成長していけるよう、心身共にケアしていけたらと思います。それがいい結果につながると信じて。』
全てを紹介すると長くなってしまうので・・・。
最後に担当馬に声をかけるとしたらの質問に対しては、
『まずは無事に帰ってきてよかった。初めての場所で不安もあっただろうし、暑い中お疲れさま。今回はなかなか中間の調整が上手くいかず不完全燃焼だったので、次こそは周りをあっと言わせられるように頑張ろうね 』
うまキッズで子ども達と接していた時と変わらない、ほんわかした思いやりと優しさあふれる言葉が牧野さんらしいなぁ…と懐かしくなりました。
うまキッズで初めて馬の仕事に就いたのは「キッズではなくまさかの大人だった!」という話でした。
今まで出会った、そしてこれから出会う人たちにとっての「動きだすきっかけ」になれたらこんな嬉しいことはないなと思います。
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