私が働いている競馬新聞「勝馬」では、
中央版と地方版(南関東4場)を発行していますが、
私は地方を担当しています
南関4場の競馬は主に月~金の日程で行われていますが(たまに変則開催もあるけれど)、
月曜日から開催される一週間分の出走想定(業界ではゲラと呼ばれています)は、
前の週の水曜日に出ます。
大井と川崎開催でコラムを担当している私は、そのゲラを基に、
休み明けで人気落ちしそうや馬が本当は仕上がり良好で初戦から好走するのでは・・・とか
人気になりそうな馬が引き続き好調をキープしているか・・・
ここ最近着順は振るっていないけれど状態が上向いていて穴を開けないか・・・など情報を得るために取材に行きます
ところで取材は調教師さん、騎手、厩務員さんの誰に聞いてもいいことになっているのですが、私が一番聞くことが多いのは厩務員さんです。
厩務員さんは毎日馬に関わっていて一番その馬にとって身近な存在なので、
一番わかっていると思っているからです
(もちろん、調教師さんも騎手の情報もとても重要なので取材させていただきますが)
取材していて、連勝中の馬でメンバー的にも今回も楽勝だろうというような馬でも「今回ちょっと調子落ちしていて・・・」とコメントをいただいた馬は本当に人気で着外になったり、逆に全く人気がない馬でも「今回すごく状態上向いているから絶対3着は外さないよ」とか太鼓判を押された馬は10番人気とかで2着になったりと、やはり毎日馬と関わっている厩務員さんの担当馬を見る目はすごいなぁと思います
まさにプロですよね
そして、新聞記者である私はプロとして予想を当てなければならないのですが、実はこれがすごく難しい・・・
予想が得意な先輩はバシバシ当てていてすごいなぁと感心しますが、もうすぐ記者になって1年になるので、わたしもたくさんも当てられるようにならなければ
ちなみに、その先輩に聞いた予想の精度を上げる近道は、良く当たるトラックマンの予想を見て、どういう馬に印を打っているかをしっかり分析することなのだそう
頑張ります