さて今日は、私が日頃通っている高級スポーツクラブ・・・・・・・

ではなく馬のスイミングプールをちょっとだけ紹介です

北馬場のスタンド前に、馬のスイミングプールがあります

ちょっとわかりにくいですが・・・・

円形プール、直線プール、馴致用のプール、ウォータートレッドミルがあります

↓　　↓　　↓　　　これはウォータートレッドミル

ここで、だいたい１０～１５分くらい歩かせます

↓　　↓　　↓　　　直線プール

深さは３ｍくらい？あるらしい。。。。

 
必死で泳いでおります・・・

プールに入る前と、入ったあとは、ここの洗い場で体を流します

温泉入る前に体を洗うのは、マナーですからね（人間界の話）

この日は空いていましたが、追い切り後の木曜日などは、激混み

ゆっくり洗ってられません

棚には各厩舎のバケツが置いてあり、消毒液やタオルなどが置いてあります

お風呂屋さんみたいでしょ（笑）

空調も一年中適温になっていて（特に冬は温かい）馬が快適に利用できるようになっています

プール利用馬は、脚元に不安のある馬が多いように思われがちですが、トモの強化のためや、調教だけでは絞りきれない馬、追い切り後の運動、競馬明けの運動、２歳馬の馴致など、さまざまな理由で利用されます

ゲート練習が悪い馬などは、プール馴致することでゲートも大丈夫になる馬もいたり・・・

狭くて深い水に入るのは、馬も最初は恐怖だと思います。

人との信頼関係も大事になってきます

普通ではありえない環境にさらすことで、精神的に大人になることも期待できます

馴致では、ゲートくらいの幅の、水の入っていないプールを通り抜けることから始まり、慣れたところで、馬がプールに入っている状態のまま、下の方から水を入れていくんです

しかしここでは、馬の球節あたりまでしか水を入れません

だいたい２０センチくらいでしょうか・・・・

そこで慣れて、大丈夫そうなら、いきなり３ｍの直線プールに入れちゃうんですよ

幼児用のプールで水に慣れたら、いきなりシンクロナイズドスイミングのプールに入るようなもんですよ

けど意外とみんな泳げるんですね

泳ぎがうまい馬も、下手な馬もいますけれど

馬はどこを撫でたら気持ちいいですか？

といった質問をよく受けます

馬によって、触られたくない場所はさまざまですが、ほぼ共通の気持ちいいスポットは↓

ここ　↑　（鬣の終わりあたり、き甲あたり）と・・・

ここ　↓　（しっぽの付け根あたり）

自分で掻きにくいところはやはり気持ちいいんですね

 ただ中にはお尻触られたら蹴る子もいますので、ココ触る場合は本人（本馬）の許可を得てくださいね

なんだか毎度恒例となりました、ハミ紹介

今日はこの２つご紹介

リングビット
　一般的によく使われているので、見たことある方も多いハズ

主に、左右にモタれる馬、ハミ受けの良くない馬、真直性がなくフラフラしたり、まっすぐ走らない馬などに使われます

乗馬では使いませんね、使ってる人は見たことないです

真っすぐ走らせるのが大事な競走馬と、小さな回転運動を求められる乗馬では用途が違うことが理由にあると思います

トライアビット

　形は似ていますが、普通の水勒ハミに、リングビットのような完全に円形のリングではなく、上が水平になっているリングがついています。

ハミ身、ハミ環とは小さなリングで繋がっているので、リングが回ることなく、棒ハミと似たような、馬の口に均等に力が加わるようになるので、行きたがる馬をリラックスさせることを期待できるハミらしいですｗｗ

私は使ったことがないですが、使った人に聞いたところ、普通のリングビットより抑えが効くようです

下～か～ら～　　　万～次～郎～