今日からトレセンは冬時間となり、馬場開場が７時になりました

だいたい馬場開場の２時間前に出勤なので、５時ごろ厩舎に行けば間に合います

そのかわり終わるのも遅くなるので、昼休みも短くなってしまいます

この時期、週末が辛くなります

東京なら４：３０、中山は４：００馬場開場となり、普段より３時間早起きしなくてはいけないので、軽い時差ボケ状態

普段起きる時間にはもう攻め馬の真っ最中です

そんな朝のスタンド

朝と言っても真っ暗なので、ナイター照明の中での攻め馬です

厩務員さんたちは、ここのスタンドで愛馬の調教を見ています。

上にモニターがたくさんあります

坂路馬場へ向かう馬道、坂路、上がり馬道まで見ることができます

ゲートのカメラもあるので、ゲート練習の様子も見られます

　ここはどこでしょう？

中山の、厩務員控室です

お茶と、コーヒーはご自由にどうぞ

こたつ（撮影時はありませんでしたが、寒い時期はちゃんとこたつ布団かかってますよ）もあり、ごろ寝もできます

毛布と枕もありますが、数に限りがあるので早いもの勝ち？

女性専用の部屋も用意されています（あまり行かないけど・・・）

これは馬の歯です

馬の歯は、前歯と、奥歯の間は歯が生えていません

歯の生えていないところでハミを噛んでいるので痛くないんですが、手綱を引いたときにハミが奥歯に当たってしまう馬や、乳歯が抜けそうでグラグラしている馬もいます

そういう馬は、ハミを嫌がったり、コントロールが効かないなどの悪影響も出てきます

なので、抜歯をすることでハミ受けの改善も期待できます

馬の歯は人間の歯とは形が違いますねぇ

この、窪みはなんでしょう

岩陥（いわおち）と言います。

筋肉が陥没しています。

生まれつきだったり、後天的なものだったりしますが、消えないので個体識別の特徴としても記録されます。

小さいものは競走能力には影響ないと言われます

この蹄は、一部が欠けていますが、なぜでしょう・・・？

蟻洞（ぎどう）という病気です

不衛生な管理や、細菌の感染で起こるとされています。。。

いわゆる、水虫ですネ。

これは初期段階で装蹄師さんが感染部を削ってくれたのですが、ほおっていくとどんどん内部に広がり、蹄壁（ていへき）が３分の２ほど（感染がひどく、削ってもらったのですが）なくなり、歩行も困難になってしまった馬も過去にはいました・・・

患部を焼いたり、消毒をしたり、根気よく治療を続けなければなりません

蹄はすぐには伸びませんから、気長に付き合います

さて、毎回紹介しているハミシリーズですが

引っかっかる馬の口角は、こんなんなってしまう馬も少なくありません

痛いなら止まればいいじゃんと思うのですが・・・・

そんな、ハミ嫌いなデリケートな子たちのための（？）ハミ

今まで紹介したハミと効果は変わらないですが、ハミ身がゴム製なので、金属製よりも当たりが柔らかくなります。口角を痛めてしまった馬などにも使われます

棒バミタイプ

このハミにしただけでストレスがなくなり、落ち着く馬もいました

同じようなもので、ハミ身に革が巻いてあるものもあります

ハッピーマウスビット

ゴムとは違う素材ですが、これもハミ受けが敏感な馬に使うと効果を発揮します。

このシリーズは、さまざまな種類のハミが売られているので、目的に合わせて選べます

牧場はのんび～り・・・・・でもないか。。。