2013年12月16日

不気味な男。

第65回朝日杯フューチュリティステークスが終わった。みなさんの馬券の行方はいかがだったでしょうか?私?聞かないでください~。いつものアレでーす(惨)

日本にやって来る外国人騎手の方々は、皆さんとてもフレンドリーで親しみやすいけれど、ちょっと近寄りがたいアウェイオーラを放つライアン・ムーア騎手の存在は、いい意味で異質な感じがした。彼の小さな顔から笑顔のしずくがぽたっと落ちるのを、いつの間にかじぃっ~と待つ私。ナニモノも迎合しない、その余地もない、みたいな孤高を保つ雰囲気が彼の魅力でしょうか。

そのムーア騎手が騎乗した4番人気の外国産大型馬アジアエクスプレスが、大外を豪快に差し切り無敗で2歳王者に!今回の勝利でJRA通算3戦3勝、重賞は初勝利と、怪物の予感たっぷりにレースを締めくくってくれましたが、調教の段階で「なんかモタモタしている。消し!」としていた私は、同馬が抜け出した直後に椅子から転落。冬のフローリングの冷たさを確認しました(涙)

うーん、ムーアさん。勝利ジョッキーインタビューでも、最初にニコっ!としただけで、あとは想像通りの受け答え。何だか危ない。私の心が危ない。危うく惚れてしまいそうだった。笑顔を安売りしない男に弱いのは、小学校の頃から何にも変わっちゃいない。無愛想な転校生なんかやって来ると、初めはイラッときて、一発いじめてやろっかな?と思うのに、最終的にはなぜだか好きになっていたし。「よく笑う男には気をつけろ。たいてい軽薄だ。」…誰ですか、子どもにこんなことを吹き込んだひとは!(うちの父でした)。横山典弘騎手が青い目になったのではないと錯覚するほど、彼らには私独自の好きになる共通点があるのです。

優勝馬のアジア(この略し方がまったく気に入りませんが)をさしおいて、何でここまでムーア騎手が気になるかというと、それはすべて今週末に行われる有馬記念につながっているから!

年末に行われる有馬記念は、時期的な性質もあり、いつも特別な意味が盛り込まれる大切なレース。今年は『現役最強馬オルフェーヴルの引退レース』というサブタイトルが添付されております。

自他ともに認めるオルフェーヴルファンの私は、先日から少々体調が悪く、昭和チックな言葉で表現すると「とってもブルー」。ブルーというのは、たいてい本格的な病気ではなく、メンタルの問題で、酒を飲むとブルーがダークに化学反応する部類の流行り病。たった1頭の馬でこんなにもこころをかき乱されるなんて。

今ここでオルフェを語り出すと止まらなくなるし、病が悪化するのでよしておくが、とにかく!私はムーア騎手が気になってしかたがない。彼が騎乗するゴールドシップという馬は、何をしでかすか、今やオルフェよりもわからなくなってしまった未知の馬だからなおさらだろう。

ここでこんなことをいうと語弊があるかもしれないが、オルフェVSムーアの構図が脳裏から打ち消せなくなってきた。ムーア騎手とシップのタッグが嫌だ!正統派の内田騎手と悪い子シップのコンビだったら、ここまで私を悩ませることはなかったのに、なんでムーアさんになっちゃったかな~!

お時間のある時、昨日の朝日杯を今一度観てほしい。

最後の直線。抜け出す時のムーア騎手の鐙(あぶみ)の動きと、日本人騎手との違い。

とかく外国人騎手の追いは、アクションも大きく、馬を動かすことにかけては一流だといわれているが、日本人騎手の美しい騎乗フォームとムーア騎手のそれとでは、特別な格差は見受けられない。ところが!鐙!最近では「お尻の動き」が注目され、いろんな激論を飛ばされる事が多いけれど、ここは鐙だ。

「もしかして、鐙で脚を使っている?」と思うようなスイングを繰り返している。「脚を使う」とは、馬術用語で、馬に合図を送ることだけど、競馬でも走るリズムにイレギュラーしないように、鐙をスイングすると、ブランコを押すような推進力が生まれるのかな?馬術の鐙よりかなり高い位置に鐙があって、今まではまったく関係がない、鐙は機能していないと思っていたけれど…。

あれこれ考えてているうちに、笑わないムーア騎手がますます不気味さを帯びてきて、再び冷たいフローリングに倒れそうになった。世紀の瞬間までカウントダウン。毎日、少しずつ大掃除をしながら、オルフェのことばかりを考えていたい。私はあなたが大好きだった。

0001090360_1 頑張れ!オルフェーヴル!私たちの現役最強馬!!!\(^o^)/

 

 

 

 

 

 

上坂さんこんばんは♪
もぅ~今からドキドキです(^^;有馬記念!
オルフェのラストラン観て涙する人が沢山いるんだろぅなぁ…引退式は、グリーンチャンネルで観ます。上坂さんきっと号泣するでしょ?でも北海道に帰るから羨ましいです。そしてムーアとシップどぅなるの?!あードキドキする。
オルフェが優勝するのは分かってるんだけど最初で最後の黄金配合対決。
悪い仔シップに戻ってオルフェと戦って欲しいです。エイシンフラッシュもラストランです無事に引退してキングベストの血をひく強くて男前な仔を期待します。ラストラン頑張れオルフェ!せめて二着にシップ、三着フラッシュ!願望ですけど(>_<)

由香さんこんばんは。
いよいよ、オルフェもラストランですね。
初めて生オルフェを見たのが東京での皐月賞。
そういえば震災のあった年にオルフェが現れたんですよね。
ディープとは違った色んな衝撃がありましたね。逸走とか(笑)

最後は、どんな衝撃を見せてくれるのでしょうか。
当日は現地でしっかり見てきます。

てるみさん>こんばんは♪あー!いいですねー!オルフェ、シップ、エイシンの着順!!そんな風に入線してくれたら気持ちいいだろうなぁと思いますが、ここは有馬。一部スポーツ紙では「荒れる?」と書いてありドキドキしますよね!オルフェが勝ってくれたら号泣ものですが、その涙は、ブエナビスタの時と同じ味ではなく、「安心した」がたっぷりと練り込まれたものになると思います\(^o^)/

しょうさん>こんばんは♪そうなんですよ、震災直後の皐月賞。府中でやりましたよね。私も現地に駆け付けて、引退式まで凝視したかったのですが、某紙の締め切りと重なってしまい断念しました(T^T)しょうさん、私の分まで現地応援よろしくお願いします!!!私は北海道へ帰って来るオルフェをお出迎えしますね(*´-`*)

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以上

上坂由香

出身地
北海道札幌市
職種
エッセイスト

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