2014年12月15日

アバターも強さの証。

日曜日は初老の紳士と外出して札幌観光。大通りで開催中のドイツ・ミュンヘンクリスマス市を練り歩き食べ歩きで競馬を封印!と思っていましたが~、すごいですね体内時計。3時をわずかに過ぎたあたりから、わなわなと身体が震えてまいりました。禁断症状勃発です。

JF…JF…JFケネディ。うぅ。。

それに気づいた紳士は

「どうした?おしっこか?」

…むむむ。そーですとか言いながら、したくもないトイレへ。

「おとーさん、サヨウナラー!(今度はなるべく平日にキテネー!)」

ひとしきり大通りデートを楽しんだ後は、義父を札幌駅に見送って、リアルタイムに競馬は見れなくても、結果結果!!大急ぎでネット検索です。

この日の札幌は、札幌っこの私でもつい、さみいぃ~~と言ってしまうほど、正確な外気温など知りたくもない感じのシバレ方。

手がかじかみ、うまい具合に指が目的画面にヒットできずピッチャーゴロばかり。どこ押してんだアタシ!とかいいながら、ようやく出た競馬サイトには、

『ロカ、出遅れ8着…』!!!!ブー!うそだーー!

ユカちゃん、いえ、ロカちゃん1番人気。この確信犯にいったい何があったというんだ。

今年のジュベナイルフィリーズは、ディープ産駒が1頭、そして、その他の馬たちのお父ちゃんがみんな違うという、なかなかない出走馬たちがそろって、中でもハービンジャー産駒のロカに私はTo take aim!照準を合わせていました。

理由はいつもの「お父ちゃんが好きだから」w

実父に恵まれない幼少期を過ごした私にとって、種牡馬といえどもお父ちゃんはお父ちゃん。立派で強くてイケメン父ちゃんへの憧れは人一倍なので、本馬がどうのこうのより、データーそっちのけでついお父ちゃんをみてしまうのです。

最近は、お母ちゃんも合わせてみるようになりましたが、うちの母同様に、気性が荒く美人で大きめのママにはいきなり敬服したりして。やーねー、育ちって。お里が知れるとは、こーゆーことをいうのでしょうか?違いますね。

ロカ。

みましたよ、リプレイ。なんというポヤン~としたスタートでしょう。ペルーサでしょうか?

まぁ、あーなると追い込みは難しいんでしょうね。ハービンジャー父ちゃんの持ち味であった『突き離してさらに突き離す』といった豪脚は使えません。これはひょっとしてアデラ、来るかも?と思ったら本当に来ちゃうディープ産駒の恐ろしさ。ショウナンアデラが最速のあがりで優勝!ディープ父ちゃんの仔は残り200mありゃーいいんですよ。やり方がきたないなー(負け惜しみ)。

ロカの出遅れは、たまたまでしょうが、名前も似ていることから、何だか自分のアバターとして彼女をみていた感もある。

「やればできるこ」と言われ続けてきた自分に「どっちらけ」を重ねてしまった。

なんでもそうだった。ぱっとみ、何でもできそうな私は、当たり前だが何でもできるわけもなく、期待を大幅にウラギリ続けてきた暗黒期があるので、簡単に期待されて困った気持ちもわかるし、ダメだった時の悲しさも、開き直る瞬間も全部わかるような気がした。

そもそも出遅れが自慢の(?)競走馬は、その後強くなる馬が多い印象があるのは私だけでしょうか。強すぎてわざと出遅れてたディープインパクト、行き当たりばったりが最強馬らしいオルフェーヴル、スタートした直後に着順が判明ゴールドシップ、そしてペルーサ(しつこい)。やばいと見せかけてやってくる馬の競馬は、見ていて本当に痛快です。

優勝したショウナンアデラもどこから飛んできたのかわかりませんが、人類ではありえないこの行為、追い込み、マクリといった大逆転劇がみれるのも競馬の醍醐味でしょう。

アデラちゃんの顔、かわいいというかなんというか。個性的なビジュアルをしていて、とっても不思議な魅力の持ち主。あばたもえくぼ。ここ最近のディープ産駒は派手な顔がよく出てきました。昔はトーセンラーのように、何回みても忘れちゃう地味顔だったんですよ~。

「3連単とったぜ!ひゃほー」という、まったくけったくそ悪い、面白くな~いメールが知人から入ったので、

「あんたが取るなんてありえない話だ。愚の骨頂、競馬を冒涜している。反省会決定!焼き鳥屋!」などと、

心からのお祝い返信を先ほどしたところ。

今年のG1も残り2つ。やっぱりなんだかさみしいなぁ。

Dscf1283

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