4月18日、阪神競馬場で昨年の地方競馬の年度代表馬・サミットストーンがアンタレスSに出走しました。
管理する矢野義幸調教師(兵庫県出身)は大の阪神ファンとして知られ、厩舎の外装やお道具、馬装はタイガースカラーという徹底ぶり
阪神タイガースに許可をいただいて使用している阪神メンコで地元初参戦という点でも注目のレースとなりました。
しかし、サミットストーンは3コーナーで手前を変える際にアクシデント!
複数落鉄し、その影響で外傷も負って、大きく遅れて最後着でゴール。
つらい遠征結果となってしまいました。
「こっち(JRA)のペースということで、いつもの前々というよりも中団からの競馬になったのですが、
それでも3コーナー手前ですーっとちょうど仕掛けに行ったところでああなってしまって・・・。
せっかくこっちに来たのに・・・」
と騎乗した酒井学騎手(JRA)も言葉を選びながら、無念の表情。
個人的には矢野義幸厩舎の公式サイトにずっと携わらせていただいていることもあり、
矢野調教師や担当厩務員の中野さん、馬主さんの心中を察すると、
レース直後の気持ちは言葉にしようがないほど・・・。
どうか船橋に帰れる状態でいて、と願いつつ、
馬体検査などが終わった頃に電話してみようと思っていると、矢野調教師から連絡が・・・。
こちらからはかけづらい感じだったので、つらい状態にも関わらず連絡をしてくださった先生に感謝です
その後、応援してくださっている方や状態を知った競馬ファンの皆さんからの心温まるツイートで、ずい分元気づけられました
ありがとうございました
サミットストーンは船橋に戻り、馬体の状態を見ながらしばらく怪我の回復に努めていく予定。
また元気な姿で戻ってくる日を待っていたいですね
こちらは同じくアンタレスステークスに出走していたイッシンドウタイ (伊藤圭三厩舎)
3月まで競馬女子部だった伊藤春菜さんのケツコレを思い出して撮ってみました
こういった繊細なステキ馬装は競馬場での観戦でこそ堪能できる魅力のひとつ
今はなかなか難しくなりましたが、
このお仕事を始める以前はパドックでゆっくりじっくり馬装を眺めているのが大好きでした
なお、迷路のような阪神競馬場の業務エリアで方向音痴っぷりを発揮し、
迷走していた私に親切に対応してくださった警備員の皆さん、カメラマンさん、ありがとうございました
さてさて、今週の南関東は大井開催
22日(水)は羽田盃(SI)、23日(木)は牝馬による東京プリンセス賞(SI) が行われます
ここで昨年の振り返りを・・・。
昨年の羽田盃(SI)は、前年の全日本2歳優駿(JpnI)の覇者で年度代表馬にも選ばれたハッピースプリント(大井・森下淳平厩舎)がクラシック1冠目を制しました
吉原寛人騎手を背に人気に応える5馬身差の圧勝
このレースの3着は、この後、重賞ウイナーとなった川崎・高月厩舎のドラゴンエアル
この時期の3歳戦は、後々南関東競馬をひっぱって行く馬たちを見つける楽しみもありますね
翌日行われた東京プリンセス賞(SI)はスマートバベル(船橋・川島正一厩舎)が優勝
鞍上の澤田龍哉騎手(船橋)は重賞初制覇でした
スマートバベルは今年の春から繁殖入り。
「典型的な早熟馬だったけど、大きなレースも勝ってくれたからね。
いいお母さんになって欲しいね」と川島正一調教師。
来年の今ごろはかわいい当歳と一緒に放牧地で草を食んでいるバベルの姿があるのでしょうね
明日、明後日行われる今年の羽田盃(SI)と東京プリンセス賞(SI)も楽しみです
サミットストーン詳しい怪我の状況わかりませんがとりあえず戻ってこれるなら良かったですね!レース観ててズルズル下がるシーンはひやっとしました。
いよいよ南関クラシック本番ですね!
自分は北海道住みなので毎年道営出身馬活躍してるから応援してます!!
イッシンドウタイのオケツいい感じで撮れましたね(^^)
ぐっちー 2015-04-21 09:29:28
ぐっちーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、戻ってこられてよかったです。
今日厩舎取材をしてきたのですが、落鉄による外傷を負ったサミットストーンは2カ月ほど休養して、秋頃に復帰を目指すそうです。今回は厳しい結果となってしまいましたが、元気になったらまた強い姿を見せて欲しいと思います
ぐっちーさんは北海道ご在住なんですね!
道営出身の仔たちの活躍は毎年南関東でも注目を集めていますね
イッシンドウタイのおしゃれなオケツ素敵でした
阿部典子 2015-04-21 17:18:52