「今年は久しぶりに3冠馬が出現かっーー!!?」
それだけドゥラメンテは強かったですねー!
ざっくりレースをふりかえると、
逃げ宣告をしていたスピリッツミノルが不発に終わり、なぜが典さんのクラリティスカイがハナ(私はまずこの辺で一回叫んでいます)。1番人気のサトノクラウンは出遅れるし、キタサンブラックはイイ~感じに2番で追走。いったいどこにいるんだ2歳王者ダノンプラチナ、そつなくやってきたリアルスティールは一番いい位置どりをしていたように思います。
問題の(?)ドゥラメンテ、最後のコーナーはしっとりタイプの馬場に脚をとられたのか(リプを見ると、手前がかわってない?スピードに乗って、曲がりきれなかった感じ)大きく外に膨らみながらも猛烈に追い込んできての勝利。
もしあそこで、バランスを崩さず、ロスもなければ、2着のリアルスティールに何馬身差で勝ったのかなと思わせる豪脚をみせてくれましたね。
ミルコさんも「怖かった」と語るほど、ドゥラメンテは乗りにくい馬のようですが、これが改善されると、この先いったい、どうなってしまうのでしょうかー!「世界」が見えちゃったりするんでしょうかー!次はダービー勝って、凱旋門賞の前哨戦である(これが言いたいだけ)札幌記念を経てフランスですかー!と、生き急ぐタイプの私は、気の早いことを思ってしまいます。寿命が短いのでしょうか。
ドゥラとリアル。このチームサンデー2頭は同じような脚質みたいなので、今後いいライバルとなり2015年クラシックを盛り上げてくれるのかもしれませんね。
ここ最近の皐月賞は、日本ダービーに力を温存するためなのか、その年の有力馬があっけなく回避したり、たとえ無事に皐月賞馬になったとしても、その後勝ち星に恵まれなかったりすることもあって、何がなんでも冠にこだわるムードが薄らいだ感じもちょっぴり。馬を大切にする陣営の思いも伝わってきます。
それだけ皐月賞というレースは、力のいる大変なレースなんでしょうね。
ここで惨敗しても、その後のダービーを勝つ場合もありますから(ロジユニさん、お元気でしょうか?)、いろんな意味でまだまだ楽しみなことは間違いありません。
さぁ、そろそろ私独自の本題に入りましょうか。
ドゥラメンテという「かなり強い馬」を目撃した後ではありますが、私は演歌界の大御所北島三郎ことサブちゃんの馬キタサンブラックに勝ってほしくてたまらなかったのです。
サブちゃんが馬主になって何年なのかわかりませんが、昨日今日なったわけではないことは確かです。大人の事情もお金もたっぷり競馬界にそそぎこんでひさしからずや。そろそろサブちゃんにもG1馬を持ってもらいたいのが人情ってもの。
ブラックは、デビューから無敗で勝ち進み、Gの栄光に限りなく近づいて皐月賞に出走。スタートからいい位置につけて頑張っていました。
最後の直線で、祖父サンデーサイレンスのような美しい流星を持つブラックの顔が見えた時、私はサブちゃんと一緒に夢をみている気持ちを通り越し、まるでサブちゃんが走っているかのように大絶叫。
「ぎゃー!サブちゃーーーん!そのまま来てーーー!」
残念ながらブラックの脚は残っておらず、ドゥラメンテとリアルスティールにかわされて3着。でも立派でしたね。ちょっと牝馬っぽいかわいいビジュアルのブラックくんですが、ちゃんと競馬をわかって走っているようでした。次走はどうなるかわかりませんが、できればダービーに挑戦してほしいし、サブちゃんの「祭り」を一緒に歌いたいものです。
馬券にからめたもう1頭、ダノンプラチナは、ドゥラメンテからの不利を受けた形になり11着と撃沈。これもまた競馬でしょうが、着順だけではまだ何もいい切れないでしょう。わかりませんよ、この先。芦毛のダービー馬がみたいなぁ~。
さてさて今週水曜日は、門別競馬場でホッカイドウ競馬が開幕します。
昨年まで応援していたジャズロックは引退してしまったので、今年の贔屓馬を探してきますよ!